2020中国携帯イノベーション第八回中国携帯デザインコンテストが本日の世界電信日より起動❣

中国携帯デザイン最高賞ーー白鳥賞が再び翔び立つ!

これまで7年、今年で8年目となる2020中国携帯イノベーション第八回中国携帯デザインコンテストが本日、第52回世界情報社会・電気通信日(World Telecommunication and Information Society Day)にて正式に起動した!

22名の審査委員による審査結果を乞うご期待!

通信産業網:https://mp.weixin.qq.com/s/dTdcjIaKPQ_0U-MM7nB7Mg

世界電気日World Telecommunication and Information Society Day

今日は世界電信日、正確には「世界情報社会・電気通信日」。

日本ITU協会によると、

国際電気通信連合(ITU)は、1968年10月に、ITUの基礎となった最初の万国電信条約が署名された日(1869年5月17日)である5月17日を「世界電気通信日」と定めました。

後に、

世界情報社会サミット・フェーズ2(2005年11月 チェニス)で5月17日を「世界情報社会の日」とすることが宣言され、その後の国連総会で採択されました。さらに、2006年11月に開催されたITU全権委員会議では、5月17日を「World Telecommunication and Information Society Day(世界情報社会・電気通信日)」とし、従来の「世界電気通信日」よりもいっそう幅広い趣旨を盛り込んで祝賀することが決議されました。
世界情報社会サミットの基本宣言等では、全世界的な情報社会の発展をうたうとともに、デジタル・ディバイドの解消を中心としたICT後発国の底上げが最重要テーマとして位置付けられています。

日本ITU協会:https://www.ituaj.jp/?page_id=159

最新5G特許保有数ランキング

通信産業網5月7日の記事によると、ドイツの知財関連スタートアップ企業のIPlytics社は「5G特許についての現状調査結果」を発表し、2020年1月1日付けでの世界各社による5G特許の保有発表件数は21571件に上ったと公表しているという。

IPLYTICS「Fact finding study on patents declared to the 5G Standard」

うち、華為(HUAWEI)は3147件でトップにあり、続いてサムスン2795件、中興(ZTE)2561件、LG2300件、ノキア2149件、エリクソンは1494件の順である。

日本勢として、sharp社が9位、NTTDocomoが10位、NECが16位にある。

情報筋によると、2019年HUAWEIが研究開発に費やした費用は1317億RMB、同年売上の15.3%を占めていた。HUAWEIはここ十年研究開発に投資した研究開発費は6000億RMB、2020年間予算では200億RMBを超える見込み。
現在HUAWEIが世界にて保有する有効特許は8万5000件、発明特許は全体の90%であり、ヨーロッパ特許局での申請件数が堂々たる1位。

文章・画像共以下より抜粋引用:
通信産業網:https://mp.weixin.qq.com/s/tfOIyeou5vXwGzZW7-Ewpw

5G携帯電話を安く買うには!!

G端末が2020年に殺到と昨日投稿したが、今日は、エンドユーザーとして5G端末をどのようにして購入しているのかについて、筆者が昨年12月北京西単付近と大悦城デパート内5階にあるキャリアショップでの聞き込み等から紹介したい。

年末に近いということもあり、デパート内は3000元消費に対して3000元をサービスするという破壊的な年末セールで大変な賑わい。
中国移動のキャリアショップは実にきらびやかでデカデカと拡大したキャンペーンチラシがあっちこっちに立ち並ぶ中、いかにも今風な洒落た店員が愛想よく声かけてくる。

彼の話によると、キャンペーンチラシで1番お勧めのHUAWEI Nova6は、この時期の華為5G端末の中で一番ローエンド向け。小売価額が3799元(約5万円)、つまりこれが定価。さらに2つもっと安い金額もあるので更に聞くと、「合約キャンペーン」とは、中国移動のVIPユーザーでこれまで毎月一定額以上消費していて、今後も同様以上の金額で継続契約してくれる利用者向けの金額、この利用者層の中で最大で2556元で購入可能。その最低消費金額はVIPユーザーしか伝えてもらえないだという(どうも私がVIPになりそうな雰囲気ではなかったことがバレたようで、教えてもらえず(*´ω`*))。

筆者:では、1243元は?1234元で買えるということ?
店員:それは、新規利用者で月198元プランを契約し、毎月200元以上消費し且つ2年間使い続けてくれるお客様向けの割引だ!

筆者:なるほど、ということは、新規で3799元からこれ、1243元を引いた金額で今日買えるのね?
店員:いいえ、お客さん〜それは違う。

筆者:はあ?(゜o゜)(*^^*)
店員:お客さんが2年使っていただいたことが確認できた時点でキャリアショップより1243元をお返しする!

なるほど、安く買うにはなかなか難しい…と思ってキャリアショップ後にすると、

目の前にあるHUAWEIの体験コーナーに人だかり。
Nova6の2倍以上の金額になっているMate30 Pro5Gが人気のようで、触ってみようと思ったが、目の前にいる若奥様が「漂亮、不錯、(ピョウリャン、ブッゥア、きれい、素晴らしい)!」と絶賛しながらご主人とのツーショットを次から次へと撮影していくら待っても戻す気配一向しなかったので、やむを得ず断念!

どのぐらいピョウリャン、ブッゥアだったのか、待っておけば良かったと今さら後悔している。
ローエンドよりもハイエンドの方が中国で売れるような気がしてならない。

上から2枚目は、新規加入+2年間契約プラン加入+端末購入+インターネット回線契約でいきなり3700元サービスという宣伝ポスター。

〜以 上〜

以下、雑感です。

デパートを出たら、華為の体験HOUSEまであった。
写真好きにはとても楽しい。
楽しかった(⌒▽⌒)
楽しいから人が集まる、なんですよね!
綺麗に撮れるのが嫌いな人はいませんよね!
説明など何もなかったが、
「ここまで綺麗な写真とれる、楽しめ!」というメッセージだったかもしれない。
この手の宣伝はとてもうまいんです。

また見に行きたいと思います〜
コロナが落ち着いたら… …

上記画像・動画は2019年12月21日、中国北京市西単大悦城デパート内と周辺にて筆者撮影。

5G端末が2020年に殺到!

手機設計大会公式アカウントによると、2020年1〜3月までの間中国国内にて市場に出た5G端末が43件に上り、2019年間5G端末数を超え、市場全端末数の48.3%を占める。1〜3月、国内5G端末市場の出荷量は1406万部、前年度年間出荷量超過、携帯市場全体出荷量の28.7%を占め、月平均成長率4.38%であり、携帯端末全体の月平均成長率よりも2.9%高くなっている。こから、5G端末への買い換えがハイスピードで進んでいることを垣間見ることができるという記事が5月6日に掲載されている。

 中国では携帯電話端末に関するコンテストがここ8年間続いてきたイベントがあり、「2020年第8回中国携帯電話デザインコンテスト白鳥賞」がまもなく選考開始に当たり、中国ソフトウェア審査センター副主任、全国信用基準委員会工業インターネットAPP標準工作グループ副班長の楊春立氏が通信産業網の記者の取材に応じた。楊氏は、「2020年5G携帯電話消費市場の供給と需要共に盛んであり、5Gサービスそのものの応用場面が増えると共に、顧客からのニーズも高まっている。5G端末の普及もいっそう進むことになる。」と語った。

 

文章・画像共以下より抜粋引用:
手機設計大会:
https://mp.weixin.qq.com/s/F8zAcpfcc42AokaF0pbBhg
画像:
https://mp.weixin.qq.com/s?__biz=MzAwMjY5MDQyNQ==&mid=2651823593&idx=1&sn=a54e144e27bb0a4da53dcbe3adf4b5d0&chksm=813da1ffb64a28e9d366c90b193b570827820f8730eb700874f827fad82fb473cda561de556c&scene=21#wechat_redirect

中国移動・中国聯通5Gコアネットワーク入札結果

通信産業網によると、4月7日に中国移動、4月29日に中国聯通の5GのBtoC、BtoBコアネットワークそれぞれの入札結果が発表された。5G基地局設備入札にて2連敗したノキアがようやく落札できたことが国内外で注目されている。しかし、その落札金額の割引率もまた大きな波紋を呼んでいる。

 中国移動のBtoC(図表では「2C」)Network設備では3社、華為(HUAWEI)、中興(ZTE)とエリクソンがのそれぞれ27.86億、27.51億と27.85億RMB(税抜)分を落札。BtoB(図表では「2B」)では2社のみ、華為が4.04億、中興が3.99億RMB分でそれぞれ当札した。

 中国聯通の発表では各社の落札金額を発表せず、「総価割引」と言って、各社が当初見積もり出した金額に対して、最終的にどのぐらいの割引で落札になったかを公開した。
 上記通信産業網がそれをまとめているが(赤い枠線は筆者追加)、この割引%の数字を見る時に引き算で見なければならない。割引の表現に関して、中国と日本では真逆であり、中国では元値の何%で取引が成り立ったかを表現するのに対して、日本は元値の何%を引いたのかを言う。例えば、BtoCコアネットワークにて華為が89.17%となっているが、これは当初呈した100RMBの見積もり金額で89.17RMBで取引成立したという意味になる。日本的な考え方からすると実は10.83%OFFであり、この見方でいくと、ノキアはBtoCで入札当初呈した金額の77.99%、BtoBではその77.26%の割引にて落札したということになる。

 5月1日、百度新聞に「ようやく落札できた、ノキアCEOが中国聯通5Gコアネットワークの一部注文を獲得した」と題する記事があり、CEOのRajeev Suri氏がロイターのインタビューではこう語ったという。「ノキアは華為と中興と一緒に中国聯通5Gコアネットワークの一部の注文を獲得した。私達は中国聯通5Gコアネットワークで唯一の外国ベンダーである。中国聯通の5Gコアネットワーク市場では約10%、IMSの仮想化(vIMS)では約17%のシェアを獲得できた。」

文章・画像共以下より抜粋引用:
騰訊網(テンセント)ニュース:
https://new.qq.com/omn/20200502/20200502A00I7D00.html?pc
通信産業網:
http://www.ccidcom.com/company/20200408/8mXJsu4MTYMRrNHFW17dy01oxz6m4.html
http://www.ccidcom.com/yunying/20200430/hmBjB8dAevgRV2mb217fu8bzs5zuk.html
百度新聞(バイドゥニュース):
“终于中标了,诺基亚CEO突然宣布,获得中国联通5G核心网部分订单”
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1665400105371511065&wfr=spider&for=pc

ノキアが何故、中国5G基地局主設備市場を失ったのか?

 ノキアは3月の中国移動5G2期基地局主設備入札にて落札にならず、4月24日夜の中国電信&中国聯通連名発表の「2020年5G SA新規工事無線主設備落札名簿」にもなかった。4月29日発表の中国聯通5Gコアネットワークにはようやく落札できたものの、ノキアにとって、中国5G基地局主設備市場を失ってしまった点が大きい。

 これをめぐって中国で大きな議論になっているので権威ある2つのメディアによる議論を紹介する。

 「5G通信」はその技術原因について、周波数対応問題と製品性能の遅れにあるとしている。

1、周波数問題
①2.6GHzへのサポートが弱い:中国移動には2.6GHzに160M帯域があり、5Gを展開しながら元現有TDD 4Gとの動的なスペクトル共有でスペクトル利用率を向上させる必要がある。ノキアの5G機器は2.6GHzについてセミダイナミックスペクトル共有のみサポートできるが、他メーカーはミリ秒レベルのフルダイナミック共有可能となっている。
②3.5GHzへのサポートが遅い: 中国電信と中国聯通は3.5GHzでそれぞれ100Mの帯域幅を所有している。両社が構築を共有する場合、AAU(アクティブアンテナ基地局)で200Mの帯域幅へのサポートが必要になる。現時点でNokiaに未だ200M帯域幅のAAUがない点が技術的致命傷となった(2020年末以降対応可能の可能性があるとされている)。

2、製品性能問題
 中国での発展状況からノキアの5G研究開発に遅れが見られている。ノキアは中国通信事業者実験室内テストにて進みが遅く、室外の実証実験においては設備性能ランキングはラスト1であり、2回目の実証実験にて淘汰され参加資格も獲得できずじまいだった。
 ノキア株式大会にてCEOが「我々は5Gにおいて数週から数カ月ほど遅れていいる。現在、取引を勝ち取るためには世界で初となる5Gネットワークのリリースを準備している」と明言している。 

 一方、捜狐(Sohu)ニュースでは、全ての原因はノキアの「傲慢」にあるとし、『報価比中興、華為還低,国際巨頭却痛失中国5G大単(見積もり価格が中興、華為のよりも低いにもかかわらず、中国5G市場での痛恨の失敗)』記事にある文章を引用した上で批判している。
 同記事には、ノキアトップ層が「中国が必要としている5G製品は海外と異なる仕様のものであり、2020年度第三四半期にて工事完了を要求している。ノキアは時間的にはそれに間に合わない」との発言も記されている。

 捜狐(Sohu)ニュースがノキアの中国市場について完全に「判断ミス」をしているとし、その理由について中国5G関連製品と海外製品の違いを見た上で、これらについてノキアがこのような基本的な判断ミスをするのか?と指摘した。その理由3つあるという。
1、中国5G周波数
中国工業情報部2017年276号文件(2017年11月10日)で5G周波数を確定し、これまで29ヶ月がある。2ヶ月前の入札開始時にやっとこの周波数を知ったのか?
2、中国5G設備はSA(Stand Alone)型の独立ネットワークであることが鉄則。工業情報化部から事業者幹部、室内テストから室外実証実験、政策的通知からトップ層の発言講話まで数しれないほどこの鉄則が出ている。
3、2019年6月6日の5Gライセンス交付時から、中国5Gは非正常的な建設姿勢と速度で推し進めようとしている政府側の意図が意識できたはず。
 これらのような基本的な判断はキノアにはなかったということだろうか?
 「ノキアの生産ラインが長すぎて利益性の評価からみても中国5G関連設備の優先順位が高くない」とも言及した。



AAU:アクティブアンテナ基地局

文章・画像共以下より抜粋引用:
5G通信(公式アカウント):
https://mp.weixin.qq.com/s/VnAZoY8g_mQJavJa2jQ1bA
捜狐新聞(Sohuニュース):
https://m.k.sohu.com/d/446360657?channelId=1&page=1
新浪財経(Sinaファイナンス):
报价比中兴、华为还低,这家国际巨头却痛失中国5G大单
https://finance.sina.com.cn/wm/2020-04-26/doc-iircuyvh9988089.shtml

中国5G基地局設備市場の構図:「大愛中華」

中国通信産業網(4月25日)によると、三大通信事業者の2020年5G基地局主設備の入札で華為(Huawei)、中興(ZTE)、愛立信(エリクソン)、中国信科(大唐移動)4社に決定。実質上、中国国内5G設備市場をリードをすることを意味する。

 4月24日夜、中国電信と中国聯通連名で2020年5G SA新規工事無線主設備落札名簿を公布した。結果は先般発表した中国移動のと基本的に一致している。これで三大通信事業者2020年5G基地局落札が終了した。華為、中興、エリクソンと大唐移動が700億RMBの市場をシェアすることになった。

 三大通信事業者の本年度資金計画では、三社合わせて5G用に1803億があり、基地局50万基を設置する予定。中国移動は25万基、1基当たり約40万RMB。中国電信と中国聯通2社で25万基、1基当たり約32万RMB。4大設備メーカー入札価額に基づいて計算すると、今回三大通信事業者による基地局当たりの支出は基地当たり計画予算の38%を占める。

文章・画像は以下より抜粋引用している。
中国産業通信網:
https://mp.weixin.qq.com/s/ZfmVt4QnC7VolxhAz0T0wg

5Gの「新型インフラ」整備における位置づけ・定義・解釈

 中国経済の新たな成長点として、新基建(Xinjijian,しんきけん)日増しに注目されている。中国聯通ネットワーク技術研究員首席科学家唐雄燕はこのほどこう発表した。5Gは新基建の重要なファクターとして、我が国を製造強国とネットワーク強国にするブースターであり、5Gに代表される新基建の発展は国際社会における中国競争力の強化にもつながる。

新基建とは?

 新基建は旧基建と異なる。国家発改委は4月20日に新基建の概念と内容について初めて発表した。新基建(新型基礎施設建設)は新たな発展理念によってリードされ、技術イノベーションを駆動しながら情報ネットワークをベースに、より高クオリティでの発展ニーズに応えるものである。デジタル式・AI・融合型イノベーション等のサービスを提供可能なインフラであり、主として1)情報ベースインフラ、2)融合型インフラ、3)イノベーションインフラを含む。

 うち、情報ベースインフラは新情報技術の進化によるインフラとなる。例えば、5G、IoT、工業インターネット、衛星インターネットに代表される通信ネットワーク的インフラ。AI、クラウド、ブロックチェーン等に代表される新技術インフラとして、Bigdata・AI計算センターに代表される計算力的インフラ等がある。

 旧基建は伝統的インフラとして、3つの方面ある。1は電力、熱力、ガス及び水の生産と供給業。2は、交通運輸、倉庫と郵政業。3は水力、環境と公共施設管理業など。2019年における3つの比重はそれぞれ16%、36%と48%であった。

5Gが新基建をリードする

 5Gは新基建の代表である。5G以外、新基建には他の新情報通信技術も含まれる。AI、IoT、Bigdata等、これら全ては5Gと密接な関係にあると唐氏が言う。

 5GとAIは相互に促進しつつ発展している。5GネットワークはAIを用いたネットワークであり、5Gの運営にはAIが欠かせない。同時、5Gの発展もAIに発展の良き環境を与えるだろうともいう。

関連記事:新基建の定義:https://5g.sfc.keio.ac.jp/?p=135
文章・画像は中国情報産業網より抜粋引用:
http://www.cnii.com.cn/sy/rd/202004/t20200430_173470.html