通信類製品への苦情が3位にランキング

3月15日は消費者の日。
中国消費者協会が2021年2月に発表した『2020年全国消費者協会受理苦情状況』によると、業種別の苦情では、1位食品、2位車及びその部品、3位には通信類製品とある。

一方、中国《通信産業報》が携帯電話の苦情についてネット経由で苦情センター、メーカーメンテナンスプラットフォームや読者への調査をまとめった結果、5つあるという。
1.液晶画面の故障
2.バッテリ
3.マザーボード
4.ケース
5.その他の部品

文章・画像の引用先:
http://xiaofei.nen.com.cn/system/2021/02/03/021091671.shtml
https://mp.weixin.qq.com/s/U3VWv2EzuYoHj3a8T3g5fw

2021年2月5G携帯電話出荷が全体の69.3%、約7割達成

5G携帯電話端末の出荷

2021年2月、中国国内携帯電話全体の出荷量は2175.9万台。
うち5G携帯電話が1507.1万台、全体を占める割合がさらに上昇し、69.3%に達した。

国産ブランドの出荷量が1956.6万、全体の9割となった。

国内スマホーの出荷量が2134.2万、前年比236.6%増となった。

文章・画像の引用先:
http://www.caict.ac.cn/kxyj/qwfb/qwsj/202103/P020210311328086020907.pdf
http://www.caict.ac.cn/kxyj/qwfb/qwsj/202103/P020210311328926953317.pdf

中国聯通初の5GUser発表!2020年末7083万、2020年末中国5GUserが3.2億強!

3月11日本日、中国聯通が初めて5G利用者数を発表した。
2020年末の5G利用者数が7083万に達し、全契約者数の23%を占めている。
同時期における中国電信の5G利用者数が8650万、5G利用者の割合が全体の26%。中国移動の5G利用者数が1.65億、5G利用者の割合が18%となっている。
2020年末の中国5G利用者数が合計3.2億強であった!

通信産業網のまとめによると、2020年末中国聯通移動通信サービス業務の収入が1567億元、利用者ARPUが42.1元、モバイルインターネットデータ総使用量が同期より16.5%増、一人当たりの平均データ使用量が9.7GB。

2020年の設備投資額が676億元、5Gへの投資が340億元、2021年の投資予算が700億元、うち5Gへの投資額が350億元となっている。

文章・画像の引用先:
https://mp.weixin.qq.com/s/ehUF3tom7Y9m4XRVVIFLrA
https://mp.weixin.qq.com/s/fhzd_pnFGi54xIIArAf8_Q

700MHz帯域端末エコシステム結成と共同建設計画

3月10日、中国広電と中国移動の「700MHz帯域端末エコシステム共同建設計画」が発表された。

オンライン発表会では、中国移動が2021年の携帯電話端末戦略について、携帯電話、端末、産業用端末より700MHz帯域の5Gサービスの推進を発表した。2021年3月1日より、4000元以上の新しい端末が必ず700MHz帯域対応とし、2021年10月以降は全ての新しい端末が700MHz帯域対応するようにと広く呼びかけた。

文章・画像の引用:
https://mp.weixin.qq.com/s/65ANdl6dtxwMnMp5UNlXcw
https://mp.weixin.qq.com/s/iYdFsnLAhpcp9084h0dbpw


2021年1月中国5GUser数

2021年1月の三大通信事業者が最新データを公表された。
これによると、中国移動社の携帯電話契約者数がー105.75万、中国移動と中国電信の5G利用者が合わせて2億6614人となっている。
中国聯通が依然として5G利用者数の発表がなかった。

文章・画像の引用先:
https://mp.weixin.qq.com/s/RzizCa3RFaFhgz5Pmt5Hkw
https://mp.weixin.qq.com/s/OLv6O7QQuv-6_YezJOoSDQ
https://mp.weixin.qq.com/s/VDn1dXg5ZSQainQj8x4QqA

MWC2021 Shanghaiが開幕!

2月23日よりモバイル見本市であるGSMA MWC Shanghai 2021が上海市にて開幕した!GSM Associationが主催するMobile World Congress上海は、今年は2月23日、24日と25日の三日連続開催となった。

23日朝から工業情報化部長の挨拶や通信事業者からのプレゼンが続いたが、一番面白いのが通信産業報のオンラインライブ。「春晩」に出ていた牛ロボットも堂々と出場!
出展ブースを回りながら、リアルタイムで現場の解説が流れてくる画面から上海の空気が流れてくる(今年はPCR検査証明書提示の上での入場)。
23日1日で8万強の人がオンライン鑑賞したという。

24日朝から、5G周波数、CーV2X、5Gネットワークサミット、IoTサミット、5Gミリ波などどれ一つ見逃せない重要な講演続きになっている。
何よりもオンラインで鑑賞できるのが最高に魅力的だとしか言えない。
ただし、有料〜!(°▽°)
バーチャルパスが6千円程度。

興味ある方のためにリンクをアップすることに!
公式サイト:https://www.mwcshanghai.com/
出展ブースエリアの雰囲気だけでもという方にハッピーーすぎるリンクはこちら↓無料です!
https://play.yunxi.tv/pages/1ffade10bc834de7a2d5dae6772931ed?openId=oY3TsvsW50_vnsGALywfeUmNLrHQ&fbclid=IwAR11Omd6ONOV6Yv73XN8cN6ChuPDFN3yVVFzD9CdQHBoCA4C09czobOWkFY#/
↑通信産業報のオンラインライブです。
かなりリアルです♡
イベント開始まで前日の録画のリプレイになっている。

登録するのは特に面倒ではないという方はこの選択肢もある。

文章・画像の引用先:
https://mp.weixin.qq.com/s/WmrHaieFR4FFd2ERKUvaMw
https://play.yunxi.tv/pages/1ffade10bc834de7a2d5dae6772931ed?openId=oY3TsvsW50_vnsGALywfeUmNLrHQ&fbclid=IwAR11Omd6ONOV6Yv73XN8cN6ChuPDFN3yVVFzD9CdQHBoCA4C09czobOWkFY#/

中国5G利用者の割合、1.63億と16億の間にはまだ14億もの携帯電話端末市場がある!

https://mp.weixin.qq.com/s/VochMrRJBQ1Fs7zfRbw5xg

中国12月末の中国移動と中国電信の月別5G利用者数とその割合が出た。中国聯通が依然として5G利用者数の発表がなく、中国移動の利用者規模が大きいが5G利用者の全体の割合が17.52%、対して中国電信が23.33%。

留意点として、CAICTの報告で2020年末の国内5G携帯端末の出荷が1.63億、同時期の5G利用者数が2.46億、中国聯通の予想分を入れて約3億と見積もって、1.37億の差がある。逆に考えると、1.63億と中国16億の携帯電話利用者の間にはまだ14億がある。

中国携帯電話端末市場がまだまだ大きい!むしろ、本番がこれから!

文章・画像の引用:
https://mp.weixin.qq.com/s/VochMrRJBQ1Fs7zfRbw5xg

77.7%の中国人が5G携帯電話購入意思有り

http://www.caict.ac.cn/english/research/whitepapers/202012/P020201222490737156199.pdf

2020年12月、CAICT(中国工業情報化部直轄情報通信研究院、China Academy of Information and Communications Technology)から中国情報消費ホワイトペーパー2020が発行されていた。

同ペーパーによると、スマート製品への購入意欲が旺盛であり、全国より10256人の有効アンケートを集計した結果、うち77.7%の人が5G携帯電話の購入意思がある。他には、スマートウェアラブル製品が55.8%、スマートホーム製品が55.7%、AR /VR関連が27.8%、ICV(Intelligent Connected Vehicle)が20.9%、スマートドローンが15.0%であった。

5G携帯電話については、3000〜4000元(4.8〜6.4万円)が30.8%、2000〜3000元(3.2〜4.8万円)が28.2%、4000〜5000元(6.4〜8.0万円)が20.3%、4.8万から6.4万が一番高くなっている点が予想外だ。

昨今人気を集めている1000元代(3.2万円以下)が一番人気のように思えるが、データとして出てきていないということは、人気があるものの、実際の端末を手に取るとクオリティ的な部分の気づきなどがあり、結局ある程度の金額のものが良いということだろうか?そもそもその選択肢の設定があったのかが疑問に思えるが、詳細の記載がなく確認すらできない。もう少し丁寧なデータが望ましい。

文章・画像の引用:
http://www.caict.ac.cn/english/research/whitepapers/202012/P020201222490737156199.pdf

中国各地域情報関連部門、事業者、シンクタンク、インターネット企業、端末設備ベンダー宛の「高齢者スマート製品利用問題解決型のサービス提供」

2021年2月10日、工業情報化部が全国各地域の情報化主管部門、並びに通信事業者の中国電信、中国移動、中国聯通、研究シンクタンク中国情報通信研究院、中国インターネット協会、関連業界協会、各インターネット企業、端末設備ベンダー企業宛に『高齢者によるスマート製品利用問題の解決及びサービス提供に関する通知』を公布した。

通知は、高齢者がスマート製品を日常的に使用する中で直面する問題に対し、上記情報通信管理部門や通信事業者をはじめ、研究シンクタンク、インターネット業界、関連業界、インターネット企業や端末設備ベンダーなどの中国社会各勢力に働きかけた。高齢者のニーズを十分に考慮した情報社会の構築を意識し、具体的な取組をするように通知し、「情報化時代における高齢者の権益を維持し、情報化が進展する中でも高齢者がより多くの利益感、幸福感、安心感が感じれる社会作りとも言及している。

中国は2020年以降、特にCOVIDー19経験後社会全体が急速にデジタル化に向かうようになり、健康QRコードなどスマホーを所持していない、あるいは自由に使えない高齢者の不便さが目立つようになり、社会的にも大きな関心を集まっている。工業情報化部の発する通知か政策的指示などは各地域の情報管理部門や通信事業者宛がほとんどであるが、今回はまれに見る社会各勢力宛になっている点が大変注目に値する。
この問題解決には、国の社会的インフラ提供側のみでなく、民間、業界からの努力も必要不可欠であることが認識されたと理解して良さそうである。状況が改善されるように社会全体に働きかけることが大事であり、改善をこう期待次第である。

文章・画像の引用先:
https://www.miit.gov.cn/zwgk/zcwj/wjfb/txy/art/2021/art_b4bc8419332744688cb510cee45f64e1.html

2021年1月中国国内5G携帯電話出荷量が2727.8万、全体の68%に!

5G携帯電話端末の出荷

2021年1月、中国国内携帯電話全体の出荷量は4012万台。
うち5G携帯電話は2727.8万台として、これまでの月間出荷台数では過去最高となった。1月5G端末新発売23モデル、全体の57.5%となる。同時期における全携帯端末出荷台数の68.0%が5G携帯電話が占めている。
今年の旧暦お正月「春節」が2月11日、その後のバレンタインデーまで言われる年末から始まるプレゼントシーズンを狙ったリリースが多くなる中、今年は5G端末が空前の規模となっている。

国産ブランド携帯電話の構成

2021年1月、国産ブランド携帯電話の出荷台数は3372.6万台、前年比84.1%増、同時期総出荷量の84.1%を占める。

国内スマホー携帯電話

2021年1月、国内スマホー携帯電話の出荷は3957.2万台、前年比94.3%増、同時期携帯電話出荷台数全体の98.6%を占める。新発売29モデル、全体の72.5%を占める。

国内スマホー携帯電話の割合が2020年12月の95%からいきなり99%になっている点が興味深い。

データはCAICT(中国工業情報化部直轄情報通信研究院、China Academy of Information and Communications Technology)発表済みの2021年1月国内携帯電話市場分析報告より引用。

文章・画像の引用先:
– 2021年1月国内手机市场运行分析报告(中文版)
http://www.caict.ac.cn/kxyj/qwfb/qwsj/202102/P020210209381866530766.pdf
http://www.caict.ac.cn/kxyj/qwfb/qwsj/202102/P020210209383261316425.pdf