2021年11月、中国5G料金プラン利用者が7.02億、うち5G端末接続数が4.97億

中国三大通信事業者の発表によると、2021年11月末中国5G料金プラン利用者が7億268万、携帯電話利用者数全体の42.69%に達した。工業情報化部が発行する『2021年1-11月通信業経済運営状況』では、「11月末、三大通信事業者の携帯電話利用者総数は16.42億、前年末より4792万増。うち、三大通信事業者5G端末接続数は4.97億、前年末より2.98億増であった」と示している。

引用:
https://mp.weixin.qq.com/s/8mTDcEDUjZh77Sq5EQBdqQ
https://www.miit.gov.cn/gxsj/tjfx/txy/art/2021/art_1f172858cca242639bae973618149470.html

中国5G基地局130万、5G端末接続数は4.97億

12月20日、中国全国工業情報化業務会議がオンラインで開催した。2021年の年度まとめと共に、2022年の重点内容も発表された。

会議では中国5G基地局は既に130万基整備済み、5G端末利用者は4.97億、来年には3つの重要な内容があるという。
1)5Gとギガビットネットワークを継続的に整備し、2022年末には4億世帯をカバー可能なギガビットネットワークを完備する。
2)IPv6の応用と、5Gの産業への応用を促進する。
3)APP整理整頓、知能ネット自動車などの安全保障システムを推進し、無線電利用効率の向上を図る。

引用:
https://www.miit.gov.cn/xwdt/gxdt/ldhd/art/2021/art_3ba43f5ae1b4487d9f58f739ac944c14.html

深圳市農村地全域まで5Gカバー

12月7日、深圳市工業情報化局が『深圳ギガビットシティ発展白書』を発行した。

深圳市は2014年に中国最初の「ブロードバンドモデルシティ」として知られるようになって以来、新型インフラの構築においては常に全国のフロンティア的存在である。都市部家庭のギガビット利用が682.8万世帯となった。

2020年8月17日、深圳市が5Gの独立型(SA)通信ネットワークを整備した。2021年11月まで、深圳市の室外基地局は7.3万基あり、うち5G基地局が32%を占め、室内においても5G基地局が全体の59%となっている。農村地域においても、2021年10月15日より700MHzと2.6 GHzネットワークの混合整備により、農村地全域まで5Gのカバレッジを実現したという。深圳市内各区の平方メートル当たりの5G基地局の密度では福田区がトップとなっている。福田区では主幹道路の96.4%まで5Gがカバーし、下りの平均速度は350Mbps、4Gの15倍以上であるという。

引用:
http://www.sz.gov.cn/szzt2010/wgkzl/jcgk/jchgk/content/post_9433425.html

国家発改委などより「データセンター・5Gなど新型インフラグリーン高品質発展実施方案」が公表

https://www.ndrc.gov.cn/xwdt/tzgg/202112/t20211208_1307105.html?code=&state=123

12月8日、国家発展委員会、網信弁、工業情報化部、エネルギー局4部門発『カーボンピークアウト碳达峰・カーボンニュートラル碳中和目標達成のためのデータセンターと5Gなど新型インフラグリーン高品質発展に関する実施方案』を公表した。

同方案では、2025年までにデータセンターと5Gがグリーン集約型運営を提案した。データセンターの運行電力利用効率と再生可能エネルギー利用率の大幅な向上を図り、全国における新設大型・超大型データセンターの平均利用率を1.3以下、国家ハブノードはさらに1.25以下に低減させ、グリーン低炭素レベルは4A級以上に達するとしている。

引用:
https://www.ndrc.gov.cn/xwdt/tzgg/202112/t20211208_1307105.html?code=&state=123
https://www.ndrc.gov.cn/xwdt/tzgg/202112/P020211208390176098563.pdf

5G公衆網周波数共同利用管理に関する通知が公布

https://wap.miit.gov.cn/zwgk/zcwj/wjfb/tz/art/2021/art_771cac9bf8ac4f4d97ee87cc5bd2362e.html

12月7日、工業情報化部無線電管理局は『5G公衆網周波数共同利用管理に関する通知』を発行した。中国通信事業者間では、中国電信と中国聯通間、中国移動と中国広電間でそれぞれ5Gについてネットワークの共同整備と共同利用を協議している。5G周波数の共同利用が通信事業者が5Gネットワークの整備と共有を行う上での重要内容となるため、周波数をより効率的に利用するために本通知が共同整備と共同利用について規定したとある。

通知では、以下を詳細に規定している。
1.事業者間の5G基地局周波数の共同利用、
2.利用者端末側周波数の共同利用、
3.5G基地局周波数の共同利用開始に伴う申請書類及びその審査基準、
4.5G基地局周波数の共同利用に関する無線電使用証明書の手続き、
5.5G基地局周波数の共同利用に関する周波数使用率、干渉調整、周波数利用料の支払い、監督監査、
6.5G基地局周波数の共同利用を取りやめ時の手続き、
7.通信事業者が周波数共同利用時に守るべき関連規定、
8.その他技術の公衆網用周波数共同利用に関する管理規定

引用:
https://wap.miit.gov.cn/zwgk/zcwj/wjfb/tz/art/2021/art_771cac9bf8ac4f4d97ee87cc5bd2362e.html

『5G応用イノベーション白書』その1

http://www.cww.net.cn/article?from=timeline&id=495131&isappinstalled=0

12月6日午後、中国情報通信研究院(CAICT)、5GAIAとIMT -2020(5G)推進グループ共同で『5G応用イノベーション白書ー2021年第4回ブルーミングカップ5G応用コンテストー』を発表した。

5G融合型応用の発展状況、大会報告、応用分野と今後の発展方向性などが盛り込まれている。中国大手3社通信事業者がいずれも5G独立型ネットワーク(SA)を整備済み、2021年10月末全国で129万基の5G基地局を構築済み、世界5G基地局数の70%以上であり、世界最大規模であり、省、市の下の県地域まで5Gのカバレッジが進んでいるという。

引用:
http://www.cww.net.cn/article?from=timeline&id=495131&isappinstalled=0
http://www.caict.ac.cn/kxyj/qwfb/ztbg/202112/P020211207595106296416.pdf

北京市5G基地局4.7万基整備済み

http://www.cnii.com.cn/kjchx/202111/t20211126_325932.html

11月25日、北京市15回人大常務委員会第三十五次会議で『新型インフラ建設と応用状況の報告』が行われた。

北京市経済と情報化局長楊秀玲が報告した。同氏は2020年6月から北京市は新型インフラの整備において大きく進展したと発表し、今年9月末時点、北京市では5G基地局4.7万基整備済み、一万人あたりの5G基地局数は全国一位。5G端末利用者が移動通信利用者全体の32.4%になっているという。

引用:
http://www.cnii.com.cn/kjchx/202111/t20211126_325932.html

中国各地で700MHz帯域5G基地局が次から次へと開通、1基あたり約25万元(約425万円)

https://mp.weixin.qq.com/s/jqdRP5w08OzP5fzc1mztsg

中国河南、河北、湖南省などで700MHz帯域の5G基地局は次から次へと開通したニュースが目に付く。湖南省長沙市では2021年末までに700MHzの5G基地局を976基構築する予定、河南省南陽市中国移動が2.5億元(約42.5億円、1元は17円で計算)を投資して、700MHzの5G基地局を900基ほど構築している最中という。

河南省南陽市のケースでは、700MHzの5G基地局1基あたり約25万元(約425万円)の計算になる。中国5G主設備落札結果総まとめ:基地局単価が半減(2021年8月1日時点)との差は大きいものの、対応する帯域により、基地局あたりのカバレッジが5倍ほど広いと言われるが、検証する必要がある。

引用:
https://mp.weixin.qq.com/s/jqdRP5w08OzP5fzc1mztsg

中国移動社プライベート5G技術システム2.0を発表

http://www.cww.net.cn/article?from=timeline&id=494591&isappinstalled=0

11月21日、中国武漢市で行われた『5G+工業インターネット大会』の5G新型インフラセミナーで中国移動社がプライベート5G技術システム2.0を発表した。

同社が2020年7月企業顧客や産業向けにプライベート5G技術システム1.0をリリースしていた。当初は「ベース」、「ネットワーク」、「サービス」の3つから12項の内容であったが、2.0では産業的なニーズに合わせた「フィールド強化」を加えた24項にグレードアップしている。

引用:
http://www.cww.net.cn/article?from=timeline&id=494591&isappinstalled=0

中国広電社の700MHzと5Gブロードキャストの準備が順調

https://mp.weixin.qq.com/s/80Q7G6BLX6ua1ghraSTVfw

11月20日、2021中国5G+工業インターネット大会のカンファレンスに中国広電網絡集団有限公司董事長宋起柱氏が登壇し、中国広電は700MHzと5Gブロードキャストを推進すると発言した。

同氏によると、2021年10月末まで5G端末のうち、72%が700MHz対応している。対応している端末が128モデルあり、ハイエンドーからローエンドまでカバーしている。特に一部のテレビにも5Gモジュールを内蔵している。目下、中国広電と中国移動の共同構築が順調に展開し、年末までには20万の基地局を完成する予定。来年上半期までには48万の基地局整備を予定している。中国広電の700MHzベースの5Gネットワークの構築が中国5G戦略の有力な後押しになると言及した。

引用:
https://mp.weixin.qq.com/s/80Q7G6BLX6ua1ghraSTVfw