IoT新型インフラ建設3カ年行動計画

工業情報化部並びに中央ネットワーク安全情報化委員弁公室、科学技術部、生態環境部、住宅建設部、農業農村部、国家衛生健康委員会、国家エネルギー局連名発『IoT新型インフラ建設3カ年行動計画(2021-2023年)』を公布した。

行動計画は、2023年までの国内主要都市のIoT新型インフラの建設の定着させるとし、製造強国とネットワーク強国を通じて固定と移動通信の融合、IoTのアクセス能力を向上させ、感知ネットワークと安全性の高いIoTインフラの推進を目標としている。具体的には4つの行動の中で計12項目の重点任務を言及している。

一、イノベーション能力の向上。
二、産業エコシステムの育成。
三、応用イノベーションの融合。
四、体系化の展開。

引用:
https://www.miit.gov.cn/zwgk/zcjd/art/2021/art_e10a2df169c8441d8e4cd25e37d2a92b.html
https://www.miit.gov.cn/zwgk/zcjd/art/2021/art_38730659e1da47e99e2b469297464c08.html

『中国的全面小康』白書

9月28日、中国国務院新聞弁公室が『中国的全面小康』白書について新聞記者会見を行った。

白書では、全面的な小康が全面に重点があり、発展の均衡性、協調性、持続可能性にある。科学技術分野においても5G移動通信などのハイテク産業が飛躍的に発展し、イノベーション型国家に仲間入りした。三次産業の産業構造が1952年の50.5∶20.8∶28.7から2020年の7.7∶37.8∶54.5へと成長したとしている。

フルーペーパがこちら
https://share.gmw.cn/politics/2021-09/28/content_35197828.htm

引用:
https://live.baidu.com/m/media/pclive/pchome/live.html?room_id=4825807045&source=search
http://www.scio.gov.cn/xwfbh/xwbfbh/wqfbh/44687/47046/index.htm
https://mp.weixin.qq.com/s/q1uTKJqjNU7wvrnNxT8xDA

中国「5G+スマート教育」応用パイロットプロジェクト申請開始

https://www.miit.gov.cn/zwgk/zcwj/wjfb/tz/art/2021/art_9962509f1e1f47c3a7675a7e473d5522.html

9月26日、中国工業情報化部と教育部連名発『5G+スマート教育応用パイロットプロジェクト申請に関する通知』が公布された。全国範囲内で5Gネットワークを利用した情報教育の実践と実用アプリケーションを募集し、5Gを代表とする次世代通信技術と教育の融合イノベーションの実現と応用を図っている。

北京郵電大学副校長の蘇森氏が中国では多くの教育機関で既に「5G+スマート教育」について積極的に取り組み始めているという。復旦大学が5Gシームレスキャンパスを構築して、成都天府第七中学校が5G教育クラウドを利用しているなどの実例が既にある。

北京郵電大学が2019年5G商業化して以来、5G+スマート教育の応用について通信事業者と連携し、4つについて取り組んできたという。
1、5Gキャンパスバーチャルネットワークの構築。
光ファイバーなどのネットワークと融合した形でスマートアプリケーションを推進してきた。
2、5Gスマート教室の設置。
5G+全キャンパスカバーを利用し、キャンパス間の遠隔双方向授業、5G+AR教育アプリケーションを展開している。
3、5G+平和キャンパスの構築。
5G+AI機能搭載のAI安全ロボット「北郵一号」を採用し、5Gスマート安全指揮センターと連動した形で、キャンパスのセキュリティー管理とオート化をグレードアップしている。
4、5Gスマートクラウドデータセンターの整備。
中国一流の重大科学研究プロジェクトへの全面的フォローを実現している。

引用:
https://www.miit.gov.cn/zwgk/zcwj/wjfb/tz/art/2021/art_9962509f1e1f47c3a7675a7e473d5522.html
https://mp.weixin.qq.com/s/mppuphrd8wP0eFozA8Jf9Q

福建省3都市のコロナ対策に中国移動社が貢献②社区管理の人手不足問題を解消

9月中旬からクラスター感染のあった福建省3都市でのコロナ対策に中国移動社が住宅区への出入り管理システムを提案している。

住宅区の入り口に当該システムを設置し、体温測定+マスク着用確認+顔認識の機能を搭載している。これによって、社区(コミュニティ)管理の人手不足問題を解消したとされている。

引用:
https://mp.weixin.qq.com/s/_a4_1QmqiLNumdfInEMBfA

福建省3都市のコロナ対策に中国移動社が貢献①市民全員PCR検査人流データの可視化

9月17日、福建省3都市で31件のコロナウィルス感染があり、うち莆田市21件、アモイ市8件、漳州市2件あったため、市民全員のPCR検査を行うことになった。

中国移動社はPCR検査指定場所への人流の集中状況をデータベース化し、市民に一般公開した上で予約性を導入するなどの工夫を通じて、指定場所の滞留時間を5から10分以内に抑えることができた。

引用:
https://mp.weixin.qq.com/s/_a4_1QmqiLNumdfInEMBfA

2021年8月、中国5G端末接続数4億1900万台、IoT Userが13.3億

https://www.miit.gov.cn/jgsj/yxj/xxfb/art/2021/art_8a26bcfa18ef48738fe1def83f536c01.html

9月18日、工業情報化部(MIIT)から発表された「2021年8月末の通信業運営状況」によると、2021年8月末の中国携帯電話利用者は16.26億、うち5Gに接続されている端末が4億1900万台、2020年末より2億2000万台増となった。

通信事業者大手3社のIoT端末利用者が13.3億となり、スマート製造とスマート交通、スマート公共事業の端末利用者がそれぞれ全体の17.6%、16.8%と22.4%を占め、スマート公共事業の伸びが著しく、前年同期より24.6%増であった。IPTVの利用者数が3.4億となり、2020年末より2469万増であった。

引用:
https://www.miit.gov.cn/jgsj/yxj/xxfb/art/2021/art_8a26bcfa18ef48738fe1def83f536c01.html

中国IMT-2030(6G)推進チームが2021年6Gセミナーを開催

https://mp.weixin.qq.com/s/NFkGxtFMPc3mGgJxFEfVjQ

9月16日、2021年6Gセミナーが北京市西苑飯店で開催した。IMT-2030(6G)推進チーム主催、CAICTと中国通信学会が共催で行われ、6Gビジョンとイノベーションが焦点となった。

開幕式では工業情報化部総工程技師の韓夏氏が6Gの2030年の商業化に向けて3点が重要と発言した。一つ、5Gの商用で6Gの発展ベースを固める。二つ、イノベーション。6Gの潜在的なコア技術の研究を推進する。三つは、オープン型のWinwin関係。世界の6G発展環境づくりを目指す。世界6G推進組織、関連企業、教育期間と研究施設との交流関係を強化し、世界共通の6G標準を統一する。

CAICT副院長王志勤氏がIMT-2030(6G)推進チームの推進内容と6Gへの基本的な考え方を発表した後、EUと韓国などの専門家が各国の6G関連推進状況を紹介した。

引用:
https://www.miit.gov.cn/xwdt/gxdt/ldhd/art/2021/art_a27653df29e64e57aeb0d68f438fac47.html
https://mp.weixin.qq.com/s/6ato0gONOY5koA2xYrbiag

四川省第14次五カ年新型インフラ建設計画を発表

9月8日、四川省人民政府が「四川省第14次五カ年新型インフラ建設計画」を公布した。

計画では2020年末、四川省の4G基地局が29.5万、5G基地局が3.6万基。ギガビット光ファイバー利用者が88.9万で全国3位、IPTV利用者が2777.6万で全国1位と発表している。2025年には5G基地局を25万に、5G接続Userの普及率を60%という具体的な目標となっている。

他の主要な指標には、情報インフラ、融合インフラ、イノベーションインフラと3つの枠に分けられている。
情報インフラには、5G基地局、5G接続Userの普及率、データセンター規模などが含まれている。
融合インフラには設備インターネット接続数量、車道協同モデル線路、EVカー充電ステーションなどが含まれている。
イノベーションインフラには、国家重大科学技術インフラ、国家科学教育インフラ、産業(技術、製造業)イノベーションセンターなどが含まれている。

新型インフラ建設計画について、2021年3月8日、国家発展改革委員会副主任の寧吉喆氏が国務院新聞記者会見にて今年「第14次五カ年新型インフラ建設計画」を公布すると言及していた。

http://www.sc.gov.cn/10462/zfwjts/2021/9/10/ff0c000e339b4bd8b83dc2f24e9c88ed.shtml

引用:
http://www.sc.gov.cn/10462/zfwjts/2021/9/10/ff0c000e339b4bd8b83dc2f24e9c88ed.shtml
http://www.sc.gov.cn/10462/zfwjts/2021/9/10/ff0c000e339b4bd8b83dc2f24e9c88ed/files/103000275dd147fdad979120da9ec426.pdf
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1693654588046214018&wfr=spider&for=pc
https://m.thepaper.cn/baijiahao_11604770
http://gxt.jiangsu.gov.cn/art/2021/8/27/art_6278_9990477.html

5G飛行船!また一つ新しい応急通信「神器」が登場

9月10日、中国移動雲南公司が北京航空航天大学雲南イノベーション研究院、Huawei社共同で「5G彩曇1号」無人飛行船を中国雲南省楚雄イ族自治州にある元謀県で実証実験を行った。中国初の5G基地局搭載無人ヘリウム飛行船となった。

数日の実証実験ではそれぞれ700MHz、2.6GHz、 4.9CHz帯域の5G基地局を搭載して300メートルの上空で信号測定を行った結果、最大で10.7キロ先まで通信が可能、カバレッジが100平方キロに達した。音声とデータ通信が共に正常値であった。

今回で無人ヘリウム飛行船は10Gbps以上の高速通信と2G、4G、5Gなどの信号を提供でき、面積の大きいエリアでの通信を実現可能と検証できた。道路閉塞などによる到達不能な場合の災害救援や通信作業の問題​​解決が期待されている。

引用:
https://mp.weixin.qq.com/s/igxLPiWCmr3zf5jrCWIwaA