中国5G料金プランUserの割合(1〜10月迄)

中国移動社と中国電信社の2020年1月から10月までの5G利用者割合について発表された。もう一社の中国聯通が依然として公表していない。

https://mp.weixin.qq.com/s/oMLYDTNXixlBjuQqxRi8vA

集計は1月から10月31日までのデータを用いている。単位は億人となる。
左から、月、携帯電話利用者、5G料金プラン利用者、5G利用者の割合の順である。

中国移動はトータル約9.5億のうち、5G利用者は1.3億、中国電信は3.5o億のうち、5G利用者は約7200万ではあるが、5G利用者の割合では中国電信が20.56%と遥かに高い。

5Gサービスがスタートしてわずか一年、SA通信ネットワークの商業化を前にして大きな市場を確保していると言える。

文章・画像の引用先:
https://mp.weixin.qq.com/s/oMLYDTNXixlBjuQqxRi8vA

中国のローカル5G②

IMTー2020 5G推進組2020年度『5Gイノベーション白書』より引用
左から工業インターネット、医療、スマート交通、その他、スマートシティ、バラエティ娯楽、スマート教育、公共安全と危機管理、スマート旅行、スマート電網・エネルギー、スマート金融、スマート農業、スマートエコ環境、物流ロジスティック、スマートホーム

ローカル5Gに対して一向に淡々としてきた態度の背後には意外な思惑があるようだ。

ローカル5Gへの積極的な部分とそうでない部分がある

サービス提供主体にこだわるメリットは3つ

工業情報化部幹部層にてローカル5Gに対する慎重な意見がここ数年議論されている。
その代表的なものとして、
「ローカル5Gバンドの申請には慎重な判断が必要。
何故なら、5G時代では、通信事業者は5Gネットワ​​ークスライシングを利用して各産業の多種多様なニーズに応え、専用ネットワークの支持も可能であり、その品質も保証される。通信事業者主導型のローカル5Gサービスを展開することによって、1)周波数資源の節約と、2)通信事業者のプロフェッショナル的処理能力をフルーに発揮すると共に各産業への集約度合いの向上も図れる。3)ネットワークのセキュリティー問題も避けやすい。」

だから、地方政府を含め民間ベンダー向けの免許制実施はなされてこなかった

しかし、だからといってローカル5Gやらない訳ではない

ポイントはここにある!

現に2019年から今年11月末時点の傾向を見ると、深センや各地の地下鉄内でのローカル5Gネットワークなどではネットワークスライシング技術とWiFi6を融合したローカル5Gネットワークを構築してきているケースが見られる。
一方で、ローカル5Gを工業インターネットと結合して発展させてきている印象が強い。

中国「ブルーミングカップ(綻放杯)」5Gユースケースコンテスト

このコンテストは2018年から毎年開催し、今年度は3回目となる。
今年は全国30の省、自治区、 直辖市から2388となるシンクタンク、産業界と政府機関から合計4289件の応募件数があった。

過去2年と比べて著しく伸びているのは工業インターネット、スマート医療、スマート交通。
2020年応募件数の31%が既に商業化しており、53%が既に開発済みから商業化に向けた試運転の段階にあることがわかる。
ここ3年間の新しいテクノロジー利用率では、AI、Bigdata、エッジコンピューティング、クラウド、バーチャル専用ネットワーク(ローカル5G)が上位トップ5となる。
2018年から2020年までのコンテスト応募者割合では、いずれも通信事業者がもっと高く、本年度では70%を超えている。

IMTー2020 5G推進組2020年度『『5Gイノベーション白書』より引用
IMTー2020 5G推進組2020年度『5Gイノベーション白書』より引用
上からAI、Bigdata、エッジコンピューター、クラウド、バーチャル専用ネットワーク()
IMTー2020 5G推進組2020年度『5Gイノベーション白書』より引用
左から通信事業者、サードパーティソリューション業者、利活用企業、個人・団体、シンクタンク・産業界協会、設備メーカー、端末メーカー

よって、

現時点の暫定的な結論:
ここ2年弱の傾向からみて、
中国のローカル5Gにおいては、専用バンドの決定はまだなされていないものの(11月初旬の調査結果に対する反応はこれからの可能性もあるが)

サービスそのものは各地にて猛ダッシュで進んでおり、既に全国展開している段階まできている。
そして、そのサービス提供主体となるのは、
「通信事業者」。

筆者から見て、免許制実施に当たって国の実情にあった形も重要と思う。何故ならば、社会一般にローカル5Gの申請・運営をオープンしても実際うまく運営できるケースの確率が果たしてどのぐらいあるのかも、考えなければならない課題。
中国のこの推進方法は果たして有効なのか?その検証は時期尚早である。
しかし、個人的には中国の実情に合っているように思える。

文章・画像の引用先:
http://www.idc311.com/5G/123843.html
https://k.sina.cn/article_1892507065_70cd5db90190104rv.html?from=tech&kdurlshow=1&cre=wappage&mod=r&loc=3&r=0&rfunc=1&tj=wap_news_relate&wm=4007

中国のローカル5G①

https://5g.pconline.com.cn/1382/13828649.html

中国にはローカル5Gがない。

というのは、下記の記事までのことであった。
この11月3日付けの政府初「工業インターネットモデルプロジェクトの申請開始の全国通知」でいきなりの全国展開に驚く人も多い。

情報通信ビジネスの最前線『テレコミュニケーション12月特集ローカル5Gのホント』https://telecomi.biz も25日付けで出たので、中国の動向について補足を兼ねて要点を整理しておきたい。

ローカル5Gの用語さえ統一していない現状

中国ではLocal5Gそのものの用語も統一してこなかった。
これまでよく使われてきたのが、5G専用ネットワーク、垂直産業、企業内部ネットワーク(4G時代以前から既に構築しているものを指す場合が多い)、工業インターネットとイントラネット、バーチャル専用ネットワーク等がある。

ローカル5G用周波数の検討

2020年11月25日現在、中国では共用バンドと自営バンドの両方を検討しており、ローカル5G専用の周波数について明確化してきていない。

地方政府からローカル5G専用周波数の公布要請はある

これまで広東省から二度にわたる公布要請があったものの、ローカル5G専用周波数の公布予定がまだない状況にある。

工業情報化部無線電管理局が工業インターネットの利活用と周波数使用要望に関する調査を行った

しかし、工業インターネットモデルプロジェクトの申請開始に伴い、5G工業用インターネットの典型的なアプリケーションシナリオと周波数使用要望を深く理解し、工業インターネット利活用や応用に関する高度な開発をさらに促進するために、2020年11月2日から4日まで、工業情報化部無線電管理局の要員が上海と広東に行き、5G工業用インターネットの利活用に伴う周波数使用の要望についてヒヤリング調査を行った。

文章・画像の引用先:
https://5g.pconline.com.cn/1382/13828649.html
http://www.idc311.com/5G/123843.html
https://k.sina.cn/article_1892507065_70cd5db90190104rv.html?from=tech&kdurlshow=1&cre=wappage&mod=r&loc=3&r=0&rfunc=1&tj=wap_news_relate&wm=4007

CAICTがAlibabaクラウドとスマート交通、自律運転等にて協力契約締結!

11月20日、CAICT(中国工業情報化部直轄情報通信研究院、China Academy of Information and Communications Technology)がAlibabaクラウドが正式な協力協定を締結した。
今後、スマート交通、車路協同、自律運転、スマート旅行等の分野において緊密な協力関係を発表し、カーインターネット関連新技術と交通業界の深い融合を促進するとした。
締結現場では、CAICT副院長である王志勤(左)と、アリババクラウドスマート交通ロジスティクスの総経理である羅岳衡氏が代表として契約に署名した。

2020年4月20日の報道によると、Alibabaクラウドは未来3年間を通じてデータセンターの建設に2000億元を投資するとし、これまでは世界21の区域にて100以上のクラウドデータセンターを設置しており、3年間で2000億元の投資は現有のデータセンターとサーバー規模より3倍増やすということを意味し、世界最大のクラウドインフラになる見込みだ。

文章・画像の引用先:
https://mp.weixin.qq.com/s/XCWC4TaGK8_wv-dOVk2n7g
http://www.3snews.net/enterprise/363000065897.html
http://www.caict.ac.cn/email/hydt/202004/t20200421_279939.html

中国一の医師鐘南山氏が「今回のCOVIDー19対策には情報通信技術が非常に強力に支援している」

https://www.thehour.cn/news/412706.html

11月23日午前、浙江省烏鎮にて「世界インターネット大会・インターネット発展フォーラム」が「オンライン+オフライン」にて開催された。

世界20を超える国と地域から500人を超える代表者が参加し、習近平が祝電を送った。
COVIDー19のパンデミック以来、遠隔医療、オンライン教育、共有プラットフォーム、共同オフィスなどが登場し、広く活用されるようになった。インターネットは、さまざまな国の経済回復を促進し、社会活動を確保し、国際的な疫病対策において重要な役割を果たしてきたと言及した。

中国疫病学の専門家、中国一の医師である鐘南山氏もオンラインにて挨拶した。
鐘氏によると、
「今日において、ビッグデータ、クラウドコンピューティング、人工知能などの技術が輸送、医療、教育、科学研究などの分野との深い統合を加速させており、社会全体の情報化の変革と向上を促進している真っ最中である。
特に今回のCOVIDー19対策、とりわけ疫病のクラスター発見と管理には情報通信技術が非常に強力に支援している。状況の調査と判断、情報共有から疫学分析においても巨大なを発揮してきた。本日のメインフォーラムのテーマは「デジタルエコノミーと科学的に対策」であるので、この会議では「人々を第一に、命を第一」ということを守らなければならない。」

と言明している。

文章・画像・動画の引用先:
https://www.sohu.com/subject/321799?trans=000014_bdss_dkhlwdh2020
https://www.thehour.cn/news/412706.html
https://caijing.chinadaily.com.cn/a/202011/24/WS5fbc573ea3101e7ce97313bc.html
http://www.ccidcom.com/yaowen/20201124/c6M1sommDeTxJ1GPF17xidxfb5vx0.html

中国5G +工業インターネット利活用の成果展示

http://www.gov.cn/xinwen/2020-11/19/content_5562752.htm#allContent
http://www.gov.cn/xinwen/2020-11/19/content_5562752.htm#allContent

昨日から開幕した2020年中国5G +工業インターネット成果展示について政府公式サイトや各種メディアにて大きく取り上げられている。開幕式は本日11月20日となっているため、メインとなるカンファレンス関連が注目されている。


通信事業者ブースではスマート工場、スマート鉱山、自動運転飛行器、Dongfeng汽車ブースでは自動運転バズ、HUAWEIブースではスマート製造、スマート港湾などが報道されている。

http://www.gov.cn/xinwen/2020-11/19/content_5562752.htm#allContent
http://epaper.gmw.cn/gmrb/html/2020-11/20/nw.D110000gmrb_20201120_3-08.htm
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1683746444378218798&wfr=spider&for=pc
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1683746444378218798&wfr=spider&for=pc
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1683801953815752974&wfr=spider&for=pc
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1683801953815752974&wfr=spider&for=pc
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1683801953815752974&wfr=spider&for=pc

文章・画像の引用先:
http://www.gov.cn/xinwen/2020-11/19/content_5562752.htm#allContent
http://epaper.gmw.cn/gmrb/html/2020-11/20/nw.D110000gmrb_20201120_3-08.htm
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1683801953815752974&wfr=spider&for=pc
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1683746444378218798&wfr=spider&for=pc

中国初のローカル5G成果展示会:2020年中国5G+工業インターネット大会が11月21日まで武漢にて開幕

http://www.5giic.cn

武漢市にて政府主催のカンファレンス+成果展示

本日11月19日から21日まで、工業情報化部と湖北省人民政府共同主催の2020年中国5G +工業インターネット大会が湖北省武漢市にて開催される。大会では「すべてのものをつなぐスマートな未来」をテーマに、ハイエンドのカンファレンスの他、5G +工業インターネットの成果展示も同時に行われる。

今回政府主催の特徴

今回は中央政府と地方政府主催のイベンドだけあって2ヶ月前から宣伝し始めて、これまで二度に渡る新聞記者会見を開いてきた。

イベントURLにてhttp://www.5giic.cn申込可能になっているが、パスポートや身分証明書の入力を必要としている点が特徴となる。こちらにてhttp://www.5giic.cn/cms/about/5.html一部のカンファレンスを公開しているが、メインとなるカンファレンスは11月20日の予定となっている。
オンライン展示場http://vrpszz.com/tour/2d9a96860955952f?startscene=0&startactions=lookat(-5.96,-0.72,80,0,0);も常時閲覧可能になっている。

通信事業者からベンダー、5Gサプライチェーン総出の中国初のローカル5G成果展示会

四大通信事業者の中国電信、中国移動、中国聯通、中国広電から中国鉄塔、Qi Anxin、360、TusHoldings、Haier、Inspur Group、Huawei、China Xinke、YOFC、Dongfeng等さまざまな業界や分野における優秀イノベーションカンパニーが勢揃いで展示会を披露している。

メーカー別主な展示内容:

中国電信、中国移動、中国聯通、中国広電、中国鉄塔はローカル5Gの建設枠組み、ソリューションや関連業界での応用などを重点的に展示している。

Huawei、China Xinke、Dongfeng Motor、YOFCなどはスマート製造、、無人生産、遠隔診断、オンラインパトロール、設備データコントローラーと警報関連の応用事例を重点的に展示している。

Haier、Inspur等は、クラウド、ビッグデータ及びその他の工業インターネットプラットフォームの構築成果を展示している。

Tus、 360やQiAnxinなどは、工業インターネットセキュリティブレイン、ファイアウォール、ネットワークセキュリティソリューションなど最新の製品とテクノロジーを紹介している。

文章・画像の引用先:
http://www.5giic.cn

中国の5G応用では20%がTo Cで、80%がTo B!

http://topics.caixin.com/2020/caixin_summit2020/

11月14日、第11回財新サミットで政協経済委員会副主任、工業情報化部元部長の苗圩氏は5Gの応用について以下のように語った。

「5Gアプリケーションシナリオの約20%がTo Cで、80%がTo Bであると考えている。
人と人の間のコミュニケーション、情報の交換以外、5G最も大きなアプリケーションはIoTと工業インターネットにある。工業インターネットとIoTにおいては、IoV(Internet of Vehicles)が最大なソリューションになる可能性がある。」

「無人運転を代表するカーインターネットの発展は世界中で本格化している。我が国では車路協同の発展モデルを決定しており、近い将来、高速道路のデジタル化とスマート化、カーインターネットが発展すれば、車路の協同も進み、車と車、道路と道路、車と人の間の情報共有によるデータ送受信が人と人の通信よりも幾何学的な桁数で増加する」 という。

さらに同氏は「5G建設の未来は非常に良好であり、この段階で自信を強める必要がある。5Gは中国にとって数少ない、既に世界をリードしている分野であり、この機会を逃してはならない。」と明言した。

文章・画像の引用先:
http://topics.caixin.com/2020-11-14/101627938.html
http://topics.caixin.com/2020-11-14/101628017.html
http://topics.caixin.com/2020/caixin_summit2020/
http://www.cww.net.cn/article?id=478953
https://new.qq.com/omn/20201114/20201114A03PQ300.html

中国では5G基地局が70万、5G端末接続数が1.8億超え

https://www.ndrc.gov.cn/fzggw/wld/tdj/zyhd/202011/t20201112_1250303.html

11月11日、工業情報化部副部長劉烈宏氏が中国発展フォーラム2020に出席し、5Gの最新データを発表した。
劉氏によると、今回のコロナが新しい技術の応用を大いに加速した。中国は既に70万近くの基地局を建設し、5G端末接続数も既に 1億8000万を超えている。同時に、優れたインフラストラクチャが5Gベースのアプリケーションを促進した。例えば、コロナ流行中、5G +超高画質遠隔インタラクティブ教育、AR / VR浸透型教育、遠隔教室等多くの新しいモデル、新しいスマート教育産業が登場した。

文章・画像の引用先:
https://www.ndrc.gov.cn/fzggw/wld/tdj/zyhd/202011/t20201112_1250303.html
http://www.cww.net.cn/article?id=478869

5G携帯電話10月出荷量は全体の64.1%!今年10ヶ月で183モデル!

中国工業情報化部直轄情報通信研究院(CAICT:China Academy of Information and Communications Technology)から2020年10月までの国内携帯電話出荷データが公表した。

5G携帯電話端末の出荷量

10月国内携帯電話の総出荷台数は2615.3万台。
うち5G携帯電話は1676.0万台、同時期における全出荷数の64.1%を占める。10月5G端末新発売16モデル、全体の57.1%を占める。
2020年1〜10月までの5G携帯電話累計出荷量は1.24億台、ニューモデル累計183機種に上った。

国産ブランド携帯電話の構成

2020年10月、国産ブランド携帯電話の出荷台数は2032.2万台、前年比33.5%減、同時期総出荷量の77.7%を占める。
2020年1〜10月までの国産ブランド携帯電話出荷台数累計2.26億台、前年比23.2%減、同期総出荷量の89.9%となった。新発売計348モデル、前年比19.3%減、同時期携帯電話機ニューモデルの89.9%を占めることになった。

国産スマホー携帯出荷量

2020年10月、スマホー携帯出荷台数は2501.4万台、前年比27.7%減、同時期携帯電話出荷台数全体の95.6%を占める。
2020年1〜10月、スマホー携帯累計出荷は2.43億台、前年比21.5%減、同時期携帯出荷台数全体の96.4%となった。

文章・画像の引用先:
2020年10月国内手机市场运行分析报告(中文版)
http://www.caict.ac.cn/kxyj/qwfb/qwsj/202011/P020201113340736677854.pdf