
中国通信産業網が2021年末通信事業者3社の携帯電話市場、ブロードバンド市場、5G料金プラン利用者市場シェアを整理した。
5G料金プラン利用者市場の53%を占めているのが中国移動、中国電信が26%、中国聯通が21%となっている。5G料金プラン利用者の各社浸透率では、中国電信が最多の50.5%、中国聯通が48.9%、中国移動が40.4%になっている。
5Gの最新動向-Latest trends
中国通信産業網が2021年末通信事業者3社の携帯電話市場、ブロードバンド市場、5G料金プラン利用者市場シェアを整理した。
5G料金プラン利用者市場の53%を占めているのが中国移動、中国電信が26%、中国聯通が21%となっている。5G料金プラン利用者の各社浸透率では、中国電信が最多の50.5%、中国聯通が48.9%、中国移動が40.4%になっている。
中国工業情報化部(MIIT)が『2021年通信業統計公報』を発表した。
これによると、2021年、中国全国移動通信基地局総数が996 万、年間で65万増となった。4G基地局が590万基、5G基地局が142.5万基で年間で65万基を新規整備した。
三大通信事業者と中国鉄塔による電信固定資産投資額は4058億元(約6兆8986億円)、うち、移動通信固定資産投資額は1943億元(約3兆3031億円)で全体の47.9%を占める。5Gへの投資額は1849億元(約3兆1433億円)、移動通信投資額の95.1%となり、電信投資額全体の45.6%で2020年より8.9%増となった。
引用:
https://www.miit.gov.cn/gxsj/tjfx/txy/art/2022/art_e8b64ba8f29d4ce18a1003c4f4d88234.html
1月25日、中国電信は5G リッチコミュニケーションサービス(RCS)の商業化を開始した。
5Gが商業化して以来、5G RCSは事業者が期待するシナリオであり、中国電信、中国移動、中国聯通連名の「5G RCSホワイトペーパー」をリリースしていた。
中国電信はこれまで5G RCSについて2年間準備してきたという。個人向けと企業向けの料金体制となり、個人ユーザーは発着分離課金制であり、着信無料発信課金となっている。企業ユーザーはコンテンツのタイプによって課金するが、受信と返信は無料としている。
リッチコミュニケーションサービス(Rich Communication Services、RCS)とは、音声通話やショートメッセージサービスなどを代替することを目的とした高機能なサービス、国際規格である。電話番号さえあれば、利用用途に応じて様々なサービスを提供できるという点において、他のコミュニケーションツールよりも優位性があると言われている。特にBtoC領域の企業にとっては、非常に使い勝手が良いだという。
引用:
http://www.ccidcom.com/yunying/20220125/KQMsfx3rVFdsj9d4q18xvbljmkv2g.html
https://mp.weixin.qq.com/s/m23mvWrQXhsbxzFLAosHxg
https://aicross.co.jp/zettai-reach/the-smart-sales/2021/03/02/5g_rcs/
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1664096587302622658&wfr=spider&for=pc
1月24日、中国中央テレビCCTV-8K超高画質チャンネルが開通した。
チャンネル開通式では、国家ラテ総局編集会議メンバーである姜文波氏は世界一流の新しい主流メディアを目指す過程で「 5G + 4K / 8K + AI 」戦略を策定した。「8Kで北京冬オリンピックを鑑賞」という目標を達成するために、総局は8K超高画質テレビ制作・放送システムの構築を積極的に推進した。
同時に「百城千屏」(百都市千スクリーン)プロジェクトは、北京、上海、広東、浙江、湖北、江蘇、安徽、四川、山東、福建、江西を含む10以上の省で整備し始めた。 冬季オリンピック専用高速列車が停車する清河、延慶、太子城、崇礼の4つの駅に8K超高画質スクリーンを設置した。北京冬オリンピック期間中、CCTV-8K超高画質チャンネルは北京と広東ケーブルテレビでも鑑賞可能になり、全国数百規模の高画質スクリーンにて放送予定。
引用:
https://news.cctv.com/2022/01/24/ARTIfRs3gQWIVS35ectjLagt220124.shtml
中国三大通信事業者が2021年12月の中国5G料金プラン利用者数を発表した。7億2952万で3社累計で11月から2684万増だったという。
2020年12月は3社累計で3億2233万であったため、1年間で4億719万増加したことになる。
引用:
https://mp.weixin.qq.com/s/sS2Dujmp5fZgZMuXDjqoiQ
三大通信事業者月報
1月20日、中国国務院新聞弁公室が2021年工業と情報化発展状況新聞記者会見を行った。
工業情報化部のスポークスマン、情報通信管理局趙志国局長は一連の最新データを発表した。
1)2021年は5G基地局を65.4万基新規整備し、中国5G基地局が累計142.5万になった。
2)5G端末による接続数は5.18億。
3)ギガビット利用者数は3億世帯突破、全国で「ギガビットシティ」となる高速通信都市が29都市になった。
4)「5G+工業インターネット」は鉱山、鋼鉄、電力など10の重点産業にて遠隔設備コントロール、ロボットによる可視化品質検査など20ほどの典型的な応用を実現した。
引用:
http://www.ccidcom.com/yaowen/20220120/dyRgZvRVbE5BNaTAD18xf1ejwpwl4.html
https://mp.weixin.qq.com/s/TVqumyxySEDwS8LwivfqjA
1月18日、中国国務院より「十四五現代総合交通運輸システム発展計画に関する通知」が公布された。
発展目標には、2025年までにより効率の高い運輸サービス、より先進な技術の応用、より安全性の高い発展が言及されている。5G、IoT、ビッグデータ、AIなどの技術を交通運輸分野に広く応用するとあり、全国鉄道網、道路網、水運施設網、航空網、郵政網の整備など交通運輸全般をめぐって、内陸水運川航路や村への配達通達率など具体的な指標を上げている。
第七章には「知能技術の深度な応用を加速する」内容が盛り込まれている。
1)5Gなどの通信インフラのカバー率を促進し、交通運輸分野における情報伝達・カバー率のアップとリアルタイム性、信頼性の向上を図る、2)知能交通分野で5Gの応用と産業エコシステムの推進、3)IoVの応用などを明示している。
1)で鉄道移動通信専用網のグレードアップも言明している。中国の鉄道移動通信専用網はGSM網を採用している。鉄道は国の重要なインフラであり、2020年4月に国家新型インフラ整備の方針により、中国国家鉄道グループが5G技術の応用研究を開始し、鉄道専用周波数帯域を申請して高速鉄道5G専用網の実証実験を推進してきた。
引用:
http://www.gov.cn/zhengce/content/2022-01/18/content_5669049.htm
http://www.nra.gov.cn/jgzf/sbjg/zcfgg/201512/t20151218_19767.shtml
http://www.nra.gov.cn/wsbs/xzxk/xzxkjd/2016/201609/t20160927_28260.htm
https://www.txrjy.com/thread-1095991-1-1.html
メモ:
1.核准使用900MHz铁路GSM-R网络频率885.000~889.000/930.000~934.000MHz,至2026年12月31日止。期满需继续使用的,应当办理频率续用手续。其中889.000/934.000MHz两个载频为铁路GSM-R系统和中国移动GSM系统的保护带,不得使用。
铁路过去在研究4G,这两年也在跟进5G,目前国铁集团的主要关注重点是4G,标准最完善,产业支撑能力最强,标准化水平最高,基于4G的LTE—R系统部署,满足铁路区间沿线核心关键业务的需要。5G技术成熟稳定后,利用铁路已有的900M频段资源,研究应用铁路专用5G技术,在铁路枢纽、站场等热点地区部署,与LTE—R融合实现专网应用。
2021年12月、中国国内市場への携帯電話機総出荷量は3340.1万台、うち5G携帯電話が2714.5万台、携帯電話全体の81.3%、昨年同期より49.2%増であった。
2021年12月、新発売携帯電話は56モデル、うち5G携帯電話は24モデル、全体の42.9%。2021年間新発売携帯電話は483モデル、うち5G携帯電話が227モデル、全体の47.0%であった。
2021年1-12月、国内市場携帯電話全体の出荷量は累3億5100台、昨年同期より13.9%増、うち5G携帯電話は累計2億6600台、昨年同期より63.5%増、携帯電話全体の75.9%であった。
引用:
http://www.caict.ac.cn/kxyj/qwfb/qwsj/202201/P020220118485148188545.pdf
1月14日、北京市人民政府は2022北京冬オリンピック・パラオリンピック期間中に20万台の無線電設備が集中的に使用される予定を発表し、会場付近の無線電利用規制を一般向けに通告した。
2022年2月4日12時から3月14日0時まで、競技会場周辺3キロ以内で無線電管理部門の許可無しのトランシーバー、WLAN室外基地局、無線マイク及び大型輻射無線電波設備などの使用を禁止した。会場となる北京市と河北省張家口市を通過する場合も所定の周波数帯域を厳格に守るように広く呼びかけている。
引用:
http://www.beijing.gov.cn/zhengce/zfwj/zfwj2016/szfwj/202201/t20220114_2590968.html
https://mp.weixin.qq.com/s/XxOZRO7xkOU2nUq_Flgf2Q
2021年11月末、中国では139.5万基の5G基地局が整備されていた。中国全国の地方都市、97%の県地域と40%の郷鎮地域で5Gが開通した。
2022年末の目標として工業情報化部は200万強の5G基地局と6億の5G端末接続数を提示した。つまり、2022年も5G基地局を60万基を起点としている。5Gサービスが商業化した2019年には13万、2020年には60万基、2021年には65万基以上を整備してきたが、2022年も依然としてそのスピードを維持する方向のようだ。
引用:
http://www.ccidcom.com/yaowen/20220111/BiUt61ZPsiIg8VqEc18wn7016m22g.html