中国移動と中国広電共同建設予定の700MHz主設備落札結果

7月18日、6月下旬に発表された中国移動と中国広電が700MHz主設備の落札結果が開示された。

3つに分かれた入札の累計落札基地局数では、HUAWEIが最多の28.8万基、全体の60%。次はZTEで14.9万基、31%を占めている。ノキア上海ベルは1.9万基で4%、大唐移動は1.4万基で3%、エリクソンは9606基で2%であった。

今回の入札見積もりが約380億元、基地局あたり約8万元の計算となったが、これまでの5G主設備調達で最も低価額を更新しているという。

中国移動社の落札情報開示を元に筆者作成
https://b2b.10086.cn/b2b/main/viewNoticeContent.html?noticeBean.id=773468

引用:
https://b2b.10086.cn/b2b/main/viewNoticeContent.html?noticeBean.id=773468
https://mp.weixin.qq.com/s/y-8EeQVPzbgPy2MMFp9glg

中国移動通信ARPU値が46.5元(約744円)、月平均データ通信量は10.44GB

4月16日、CAICTが2020年12月までの『中国ブロードバンド料金レポート』を発表した。

当該レポートによると、中国移動通信ARPU*値が46.5元(約740円)、前年同期より0.6%減となる。2019年以降ARPU値が50元(約800円)を切って以来ほぼ横ばいしている状況が続いている(図4)。同様の傾向が固定通信のブロードバンドにも見られている(図1)が、消費額ではブロードバンドよりも移動通信の方が高くなっている。移動通信利用者月間データ通信量は10.44GB(前年比34.0%増)、1GB当たりの利用料金が3.75元(前年比24.8%減)(図3)。

一方、日本のスマートフォン利用者のデータ通信量について、(株)MM総研の携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態調査(2020年12月時点)によると「月間データ通信量は平均7.56GB(ギガバイト)、「7GB」までの累計では約79.1%を占めた。」中国の方がよりデータを消費しているようだ。

http://www.caict.ac.cn/kxyj/qwfb/qwsj/202104/P020210416602630529889.pdf
http://www.caict.ac.cn/kxyj/qwfb/qwsj/202104/P020210416602630529889.pdf
http://www.caict.ac.cn/kxyj/qwfb/qwsj/202104/P020210416602630529889.pdf
https://www.m2ri.jp/release/detail.html?id=472

ARPUとは、Average Revenue Per Userの略で、通信サービスやWebサービスなどにおける1ユーザーあたりの平均売上を表す指標。通信サービスなどで用いられる業績指標の一つで、加入者一人あたりの月間の粗利益額の平均のこと。
https://e-words.jp/w/ARPU.html

文章・画像:
http://www.caict.ac.cn/kxyj/qwfb/qwsj/202104/P020210416602630529889.pdf
https://www.m2ri.jp/release/detail.html?id=472

5G in China&Japanオープン一周年によせて!

私の恩師、小檜山賢二先生から中国通信の最新事情を発信するようにとご指示頂いて、このサイトをオープンしてまる1年になる!
大変尊敬している先生にも僭越ながらご相談に乗っていただき、このスペースを構築し、試行錯誤でスタート!
それからほぼ毎日目をこすりながらの更新(╹◡╹)♡
書くだけ書いて読み直す、見直す余裕さえない日々が多い。
たまには読み直すと下手な日本語、ぎこちない表現で恥ずかしくてたまらなくなることも数え切れないほどある… …
そんなこんなこともありながら、
お陰さまでこの1年間は、色々勉強できたことに感謝の気持ちでいっぱいの今このひと時!
最高の感謝を私の恩師に!
それより、きっと続けることが先生からのお教えなんだろうと!

未熟ながらも頑張り続けたいと思います!
引き続きご応援の程、どうぞよろしくお願いいたします(((o(*゚▽゚*)o)))♡(ぺこり〜)

華金玲@横浜
2021−3−31

77.7%の中国人が5G携帯電話購入意思有り

http://www.caict.ac.cn/english/research/whitepapers/202012/P020201222490737156199.pdf

2020年12月、CAICT(中国工業情報化部直轄情報通信研究院、China Academy of Information and Communications Technology)から中国情報消費ホワイトペーパー2020が発行されていた。

同ペーパーによると、スマート製品への購入意欲が旺盛であり、全国より10256人の有効アンケートを集計した結果、うち77.7%の人が5G携帯電話の購入意思がある。他には、スマートウェアラブル製品が55.8%、スマートホーム製品が55.7%、AR /VR関連が27.8%、ICV(Intelligent Connected Vehicle)が20.9%、スマートドローンが15.0%であった。

5G携帯電話については、3000〜4000元(4.8〜6.4万円)が30.8%、2000〜3000元(3.2〜4.8万円)が28.2%、4000〜5000元(6.4〜8.0万円)が20.3%、4.8万から6.4万が一番高くなっている点が予想外だ。

昨今人気を集めている1000元代(3.2万円以下)が一番人気のように思えるが、データとして出てきていないということは、人気があるものの、実際の端末を手に取るとクオリティ的な部分の気づきなどがあり、結局ある程度の金額のものが良いということだろうか?そもそもその選択肢の設定があったのかが疑問に思えるが、詳細の記載がなく確認すらできない。もう少し丁寧なデータが望ましい。

文章・画像の引用:
http://www.caict.ac.cn/english/research/whitepapers/202012/P020201222490737156199.pdf

旧暦お正月のプレンゼントは5G携帯!?

週末に料理に励んだところ、こんなメッセージが入ってきた。
「要过年啦,今年送礼首选这个哦!」と下記の動画も一緒に送られてきた。

中国の知り合いで中国移動の地方会社に勤める彼からのグループメッセージだった。旧暦お正月も近いので(今年は2月11日が大晦日)プレンゼント考えているなら、この5G携帯が間違いなしだという内容。お値段がなんと1398元人民元、約22,368円。

昨年の夏頃から5G端末が急激に安くなり、一気に数え切れないほどの端末が出回るようになっていた。それまでは夏休みの現地調査用で色々マークしていたが、どうせ帰れないので諦めていた。

しかし、これは本当に可愛い。旧暦お正月が近づくと、中国人は何故か縁起の良いもの、めでたい・明るい色のものを持ちたくなる。だから町中が真っ赤になるんだが、何回見てもやはりこの赤が良い!

早速調べてみたが、確かに中国移動の公式サイトにもアップされていて、他にもたくさんある。しかし、1400元弱というこの値段は4Gの端末とはさほど変わらないので、買いやすい!しかも、中国では携帯電話がSIMカードベース、自分のSIMカードさえ入れ替えればその日のファッションに合わせて端末を使い分けるので、春節間近のこの時期の発売はかなり狙っている感がする。この色ならかなりの買いなのでは!?

今日本にいる私ですから、買っても使えない!と自分に言い聞かせながらのこの頃なのである!

画像の引用先:
https://shop.10086.cn/list/101_240_411_1_0_0_6_0_0_0_0.html

中国聯通自社ブランドU-MAGIC携帯端末発売

https://mp.weixin.qq.com/s/-DrRtn0PgUfKk8wD0_SAUg

10億超える非5G端末利用者の潜在的端末市場を狙って中国聯通自社携帯ブランド、U-MAGICを発表した。1月25日より2端末の予約販売開始、1月26日10:00より発売開始した。優暢享(Youchangxiang)20と優暢享20Plus。

Uは若い世帯の利用者User、Unique、Unionを意味すると発表している。販売価額が2万7千円からとなり、中国聯通のオンラインショップとキャリアショップ、各代理店頭にて一斉開始となる。

文章・画像の引用先:
https://mp.weixin.qq.com/s/0p2DSRZtV850Vaiqb0fBQQ
https://mp.weixin.qq.com/s/-DrRtn0PgUfKk8wD0_SAUg

2021年「全国5Gサービス品質向上テレビ電話会議」開催

1月12日、工業情報化部にて「全国5Gサービス品質の向上テレビ電話会議」が開催された。

https://www.miit.gov.cn/xwdt/gxdt/ldhd/art/2021/art_0283f9288cc14a47bf4e3760012ee4fd.html

会議の流れ

会議では近期における5Gサービスの現状をまとめ、次期の業務内容について議論した。会議には中国消費者協会も参加し、工業情報化部情報通信管理局・中国消費者協会より5Gサービスのクレーム状況を報告された。上海市、山東省通信管理局が関連事項について意見交換した後、中国電信・中国移動・中国聯通・中国広電等が5Gサービスの展開状況と次の業務内容について報告した。

5Gネットワーク建設の成果は明らかだが、サービスには改善点が残されている

工業情報化部副部長劉烈宏氏が以下のように発言した。
「5Gの高品質な発展を加速することは、情報通信業界が新しい発展ステップ・新しい発展理念に立脚し、新しい発展段階に基づいた戦略的な要求である。5Gサービスが商業化して18ヶ月間において、通信事業者は「建設を以って応用を促し、応用を以って建設を促す」方向で、5Gネットワークの建設を加速させ、産業エコロジーを改善し、革新的なイノベーションを促進してきた。その成果が明らかである。」

しかし、現状の5Gサービスにはまだいくつかの欠点があり、包括的なサービスレベルとユーザーの期待値とはまだギャップがあることも強調した。これらの問題は、一部の企業で経済的利益を追求する中で利用者への認識に十分な注意を払っていない、末端企業管理体制に弱い部分があり、総合的なサービスが追いついていないことを反映しているため、事業者は5Gサービスレベルを継続的に改善する必要があるとも言及した。

副部長による5つの要求

副部長劉烈宏氏が、次の段階の業務について5つの要件を提示した。
1. 政治的立場を改善する。
5Gサービスの重要性を認識し、サービスの質向上について継続的な改善を行う。

2. サービス能力を向上させる。
5Gネットワーク建設、ネットワークカバレッジ、ネットワーク供給能力を高め、ユーザーの端末切替への便宜を計らう。利用者ニーズに基づく5G料金プランの改善を行い、契約期間や解約賠償などについても合理なプラン設定を行う。

3. 重点問題を解決する。関連要求を厳格に実施し、責任分担、目標達成など利用者の権益を優先し、サービス監督システムを構築する。

4. 監督検査を強化する。事業者内部の検査検討を高め、クレーム対応処理体制を改善する。関連主管部門より通告された5Gサービスクレーム要件について責任を追求する。部情報通信管理局と各地通信管理局にて5Gサービスを2021年サービス改善の重点任務をし、全国規模にて改善を行う。

5. 宣伝を強化する。各種ニューメディアや新しいテクノロジーを十分に活用して5G業務とサービスの宣伝を行う。

2020年は5Gネットワークの構築に追われた年になったが、2021年早々での5Gサービス品質向上会議にて本年度の5Gサービスの質的向上が期待できそうだ。

文章・画像の引用先:
https://www.miit.gov.cn/xwdt/gxdt/ldhd/art/2021/art_0283f9288cc14a47bf4e3760012ee4fd.html

中国第3四半期通信事業者クレーム件数

工業情報化部が2020年第3四半期通信事業者へのクレーム件数を公開した。

このデータでは、各社の「サービス(用戸服務)」、「ネット環境(網絡質量)」と「料金に関するトラブル(収費争議)」それぞれに集計している。この中で中国移動社がそれぞれ7574、2960、4972件の順であり、合計が1万5506件に上っている。

事業者別の中国携帯電話利用者数を見ると、2020年9月末時点では、中国移動は9.46億、中国電信が3.5億、中国聯通は3.09億であることから、中国移動1社が全体の58%を占めている。クレーム件数が全体の48%という計算になっている。

文章・画像の引用先:
http://www.cnii.com.cn/ssgx/202012/t20201217_239894.html
https://mp.weixin.qq.com/s/AgSShqL1_YFpybSlX9IOTQ

2021年以降の中国5Gの方向性と通信事業者の方針③

https://www.miit.gov.cn/xwdt/gxdt/ldhd/art/2020/art_2eae74ee9368457a9d00e66af74ed0ac.html

11月4日の5G端末座談会に続き、11月18日工業情報化部にて副部長劉烈宏氏が5G発展座談会を招集した。

5G発展座談会での6つの要求

座談会では、副部長劉烈宏氏と総工程師韓夏師が出席し、中国電信、中国移動、中国聯通、中国鉄塔と中国広電社の各董事長から5Gの建設と応用状況、問題点と意見の報告を受けた。

劉副部長は、まず「第13次5カ年計画」期間中と5G商業後一年間にける通信事業者の通信費用の低減、通信速度の向上、ユニバーサルサービスの普及、コトナ対策への強力な支援、情報消費への促進や5G急速な発展などへの積極的な取り組みと貢献について、称賛した。

つぎに、劉副部長がこう指摘した。
ハイクオリティーな5Gの推進を加速することは、情報通信業界が新たな開発パターンを構築するための重要な戦略的方向である。新たな基盤の構築、新たな発展エネルギーの育成及び新たな空間の開拓、新しい福祉、新しい発展の実現を可能にする、またとない機会でもあることを指摘した。
よって、
私たちは、初心を忘れず、使命を念頭に置き、懸命に努力し、5Gの高品質な発展のための新しい局面を切り開かなければならない。

つづいて、通信事業者について6つ要求した。
一つ目、計画を強化する。
「第14次5カ年計画」の発展思想を的確に把握し、トップ層の設計、全体的な発展構図を計画する。安定な投資環境、内需消費の拡大、グレードアップの支援、経済発展の新しい推進力の拡大等の各方面における5Gの大きな潜在力を引き出す。

2つ目、安定性を維持しながら進歩を追求する。
高品質な5Gネットワ​​ークを構築し、ネットワークの構築を着実に推進しながら、業界バーチャルプライベートネットワーク(ローカル5G)の実装を加速し、共同構築と資源共有を深める。

3つ目、アプリケーションを強化する。
業界にとってベンチマークとなるアプリケーションの実装を全力に促進し、「ブルーミングカップ(綻放杯)」5Gユースケースコンテストを継続して実施する。工業、交通、医療等の分野で複製可能なベンチマークアプリケーションを作り出し、ガバナンスシステムとガバナンス能力の現代化をサポートする。

4つ目、エコロジーを改善する。
5Gテクノロジー業界の発展空間を拡大させ、独自のイノベーション能力を向上させ、産業力と5G技術標準の開発研究を増強する。

5つ目、リスクを避ける。
完全なセキュリティシステムを構築し、5Gネットワ​​ークセキュリティ産業の発展を促進する。5Gネットワ​​ークセキュリティについて国際的な協力を強化し、様々な分野との統合を図り、5Gセキュリティの保証レベルを向上させる。

6つ目、変革を加速する。
優れた開発環境を構築し、市場プレーヤーとしての通信事業者の役割を十分に発揮する。イノベーション投資を増やし、業界について持続可能な発展と宣伝を強化する。社会にタイムリーにフィードバックし、業界全体における質の良い、ハイスピードの発展を促進する。

座談会前、劉副部長一行が中国移動社にて5G+スマートシティ、5G+産業、5G+一般個人消費者向けの応用イノベーション状況について調査した

https://www.miit.gov.cn/xwdt/gxdt/ldhd/art/2020/art_2eae74ee9368457a9d00e66af74ed0ac.html

文章・画像の引用先:
https://www.miit.gov.cn/xwdt/gxdt/ldhd/art/2020/art_2eae74ee9368457a9d00e66af74ed0ac.html

2021年以降の中国5Gの方向性と通信事業者の方針②

5G建設への3つの方針と3つの指示

世界5G大会には、国家発展改革委員会副秘書長である蘇偉氏も出席し、発言した。
同氏によると、5Gの発展について関連行政部門にて活発な議論が行われている。以下が重点となる。

3つの重点:
1.政策保障の強化
2.ネットワークの建設
3.融合型のイノベーション

3つの行動指示:
指示1.5Gネットワークの完全化
指示2.5G応用の躍進
指示3.5GWinWinな関係

指示1:中西部と東部地区のネットワークシステムの健全化を図り、5Gネットワークの質とレベルを向上させる。

指示2:5Gという一つの産業が百の産業をリードするメリットを十分に発揮させるように、公共空間でのオープン化を推進し、5G応用のイノベーションを促進する。有効なサービスにて内需を拡大する戦略をとる。

指示3:5Gの発展はグルーバル化から切り離せないため、科学覇権を反対し、実際の行動をもって世界各国、各関連組織と協力し、オープンな発展を持続する。

各通信事業者による2021年の計画と方向性発表

中国電信:

2020年にて5G利用者がもっとも多く獲得できている。2021年も共同構築と共有を順守し、5Gネットワークの建設を拡大していく。カバレッジエリアの拡大に積極的に取り組む。

2021年、China Radio and Televisionは、州都、市と郡、および大都市をカバーする共同建設と共有を通じて、700Mbps共有中間周波数ネットワークの5Gネットワ​​ークを積極的に推進します。チャイナモバイルはまた、2021年に全国の都市、郡、およびいくつかの主要な町で良好な5Gカバレッジを達成し、3 + 3 + Xデータセンターのレイアウトを改善し、クラウドネットワーク、クラウドデータ、クラウドインテリジェンス、およびクラウドエッジの統合を深めると述べた。

中国聯通:

むこう3年以内で5Gネットワークの大規模な展開を完成すると宣言した。
中国聯通5+N+1イノベーションシステムによる5G情報インフラによってスマート交通に貢献する。都市交通AI、交通ビッグデータ、車路協同プラットホームなどの技術に取り組む。

中国移動:

2021年には全国の都市、県地域及び一部の重点郷鎮地域まで良好な5Gカバレッジを実現する。3 + 3 + Xデータセンターの配置をし、クラウドネットワーク、クラウドデータ、クラウAI、クラウドエッジの統合を深めると示した。同時に4Gサービスのクオリティーも維持する。

中国広電:

「新しいネットワーク、新しい視聴、新しいサービス」を中心に業務展開を行う。
2021年は共同建設と共有を通じて、省庁所在都市、市と県及び郷鎮地域までカバーする700MHz周波数の5Gネットワークを積極的に構築する。5G NRラジオ、VR/AR浸透型体験などの新しい視聴サービスを提供する。辺境地域の沈下市場のデジタル化の普及を推進する。

文章・画像の引用先:
http://www.ce.cn/xwzx/gnsz/gdxw/202011/27/t20201127_36055612.shtml
http://finance.china.com.cn/roll/20201130/5442471.shtml
http://www.chinanews.com/gn/2020/11-26/9348287.shtml
https://www.sohu.com/a/435287230_505884
https://new.qq.com/omn/20201126/20201126A0AQL000.html