中国全国のコロナ感染者数

ここ最近感染者数がうなぎのぼりでまた一年、ゴールドウィーク連休を迎える時期になった。

中国全国の感染者数を更新してみたところ、2020年3月1日以降最高で352人、基本的には400以下の三桁、二桁に抑え込んでいることが確認できる。2021年4月29日までのワクチン接種数は2億4390万5千になり、うち55%がここ1ヶ月以内の接種であった(2021年4月29日CCTV新聞チャンネルニュースPM21:35時)。接種料金は無料な上、地域によって各種手当や食料品の支給もあるそうだ。

Sinaニュース発表データより筆者作成

「2021北京市ショッピングシーズン」到来!五月連休に100億元強相当商品券配布

http://www.beijing.gov.cn/fuwu/bmfw/jmsh/jmshggts/202104/t20210427_2374874.html

4月27日、北京市人民政府公式サイトにて北京商務局発の「五月連休45億商品券配布・『2021北京ショッピングシーズン』到来」が更新された。

4月28日夜、北京市商務部と北京市政府共同で北京首鋼サイエンスパークにあるメイン会場にて「2021北京ショッピングシーズン」を起動し、ゴールドウィーク期間中に北京の消費者向けに、「現金券、割引券、消費満額割引券など」を配布するとある。「総額45億元(約720億円)となり、「1+5+8+N」の活動を企画し、1000近くのキャンペーンを予定しているという。

上記に加えて、大手ECプラットフォームや店鋪、金融機構共同の消費手当を合わせると、100億元を超える規模になる。京東Jingdong(35億元)、蘇寧Suning(40億元)、国美Guomei(10億元)、盒馬Hema Fresh(8億元)、小米Xiaomi(2.6億元)が発表され、北汽BAICも数モデルの新車種についてキャンペーンを行うとしている。

中国はコロナ禍対策を通じて社会基盤としてのインフラ整備に全力投球してきている中、個人への消費刺激策はほとんどなされて来なかったが、今回の「ショッピングシーズン」はオンラインとオフラインの両方から消費を刺激する大イベントになっているように見受ける。

中国政府は2020年9月から5G等情報手段の利活用を通じたオンラインとオフラインを融合させた「新型消費」の促進策を相次いで発表している。今後他地方でもこのような動きが見られるかが興味深い。

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2020年中国デジタル経済が627兆円規模

CAICTが『中国デジタル経済発展白書』を発表した。
同白書によると、「中国デジタル経済が堅調に伸びており、2005年の2.6兆元(41.6兆円)から39.2兆元(627.2兆円)に上っている。新しい科学技術と産業デジタルトランスフォーメーションによる変革とコロナの影響を受け、デジタル経済が目下最も活力のある分野として、国民経済の核心的な成長点となっている。」

「2000年、中国デジタル経済が9.7%増、デジタル経済が中国国民経済が持続的に成長する原動力となり、コロナ対策と経済社会の発展の両方において重要な役割を果たしている」とも記されている。

http://www.caict.ac.cn/kxyj/qwfb/bps/202104/P020210424737615413306.pdf

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http://www.caict.ac.cn/kxyj/qwfb/bps/202104/P020210424737615413306.pdf

第4回デジタルチャイナサミット「データを新たな動力源に、デジタルチャイナの新たな旅を」が開催

4月25日、第4回デジタルチャイナサミットが福建省福州市にて開催した。今回は「データを新たな動力源に、デジタルチャイナの新たな旅」を主テーマとし、デジタルチャイナの未来を展望するとしている。
展覧会には、PCR検査移動実験室やロボット、電子政府のデータ共有プラットフォーム、5G技術をベースとしたVRスピニングバイクなどの出展があり、中国政府網で紹介され、同日のCCTVの「新聞聯播」でも会場の様子が紹介されていた。

http://www.gov.cn/xinwen/2021-04/25/content_5602007.htm#allContent

文章・画像:
http://www.gov.cn/xinwen/2021-04/25/content_5602007.htm#allContent
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1698007176245182973&wfr=spider&for=pc

中国聯通社2021年3月末5G料金利用者数が9185万!

中国聯通も2021年第一四半期報告を発表した。

同報告の「三、経営状況」では5G料金利用者数が2021年1月、2月と3月で合計2102.2万増の9185.2万となった。固定通信ブロードバンド利用者数も203.2万増の8812.7万に上った。

文章・画像:中国聯通社2021年第一四半期報告より。

中国移動社2021年3月末5G料金利用者数が1億8876万

中国移動社が2021年第一四半期運営状況を更新した。

同社の発表によると、3月末の中国移動利用者数は242.5万増、総利用者数が9.39億。
このうち、5G料金プラン利用者が1559.3万増、累計1.88761億となった。4G利用者数も700万増となり、7.88333億となった。ケーブルブロードバンドも271.9万増加し、2.18419億に達した。

文章・画像:中国移動社公式発表

2021年2月末中国5G基地局が79.2万局構築済み

4月19日に開催された国務院新聞弁主催の「ネットワークの高速化と料金削減に関する定期説明会」にて工業情報化副部長劉烈宏氏、工業情報化情報通信発展司副司長劉郁林らが出席し、状況説明と記者からの質問に答えた。

http://www.cnii.com.cn/yw/202104/t20210419_270763.html
http://www.cnii.com.cn/yw/202104/t20210419_270763.html

香港商報記者からの5G商業化一年以上になる今、どのような現状にあり、今後の方向性についての質問に劉郁林が答えた。同氏によると、2021年2月末時点で累計79.2万局の5G基地局を構築済み。スタンドアローン(Stand Alone)SA型5G独立通信ネットワークがすべての市レベル地域まで開通しており、5G端末接続数が2.6億に達している。

2020年12月15日付けの工業情報化副部長劉烈宏氏の発表では、71.8万局であったため、1月と2月でさらに7.4万構築した計算になる。

文章・画像:
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1697491272337738959
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中国移動が一汽、東風、上汽、広汽、長城等と協力し、中国全国大規模な「5G+北斗高精度測位」路上測定プラン発表

http://www.cnii.com.cn/rmydb/202104/t20210419_270730.html

4月19日、中国移動が上海モーターショーにて「5G+北斗高精度測位」星耀路上測定プランを発表し、各大手自動車メーカーと共に全国にて大規模な路上測定を展開するとした。「5G+北斗高精度測位」技術が大規模な路上実証実験段階に入ることを意味する。

「5G+北斗高精度測位」星耀路上測定プランは、中国移動が先頭とし、一汽、東風、上汽、広汽、長城などの自動車メーカーとBosch (ボッシュ) 、HUAWEIなどのサプライヤーとも協力し、向こう3年以内で全国100万キローの道路・100の都市をカバーする大規模な路上測定を共同で展開するそうだ。昨年10月22日に「5G+北斗高精度測位システム」を発表して以来、全国規模範囲内での最大な路上測定となるようだ。全天候型、24時空間の精密な情報サービスを提供し、インテリジェントネットワーク、自動運転、車路協同などまで幅広い応用を展開する見込みだ。

文章・画像:
http://www.cnii.com.cn/rmydb/202104/t20210419_270730.html

中国移動通信ARPU値が46.5元(約744円)、月平均データ通信量は10.44GB

4月16日、CAICTが2020年12月までの『中国ブロードバンド料金レポート』を発表した。

当該レポートによると、中国移動通信ARPU*値が46.5元(約740円)、前年同期より0.6%減となる。2019年以降ARPU値が50元(約800円)を切って以来ほぼ横ばいしている状況が続いている(図4)。同様の傾向が固定通信のブロードバンドにも見られている(図1)が、消費額ではブロードバンドよりも移動通信の方が高くなっている。移動通信利用者月間データ通信量は10.44GB(前年比34.0%増)、1GB当たりの利用料金が3.75元(前年比24.8%減)(図3)。

一方、日本のスマートフォン利用者のデータ通信量について、(株)MM総研の携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態調査(2020年12月時点)によると「月間データ通信量は平均7.56GB(ギガバイト)、「7GB」までの累計では約79.1%を占めた。」中国の方がよりデータを消費しているようだ。

http://www.caict.ac.cn/kxyj/qwfb/qwsj/202104/P020210416602630529889.pdf
http://www.caict.ac.cn/kxyj/qwfb/qwsj/202104/P020210416602630529889.pdf
http://www.caict.ac.cn/kxyj/qwfb/qwsj/202104/P020210416602630529889.pdf
https://www.m2ri.jp/release/detail.html?id=472

ARPUとは、Average Revenue Per Userの略で、通信サービスやWebサービスなどにおける1ユーザーあたりの平均売上を表す指標。通信サービスなどで用いられる業績指標の一つで、加入者一人あたりの月間の粗利益額の平均のこと。
https://e-words.jp/w/ARPU.html

文章・画像:
http://www.caict.ac.cn/kxyj/qwfb/qwsj/202104/P020210416602630529889.pdf
https://www.m2ri.jp/release/detail.html?id=472

『“十四五”スマート製造発展計画』意見募集と5G

工業情報化部が2021年4月14日に発表した『“十四五”スマート製造発展計画』(意見募集)では5カ所にて5Gを言及している。

当該計画で言及した5Gの5つの内容

当該計画の下記5つの項目ある。
一、現状と傾向
二、全体発想
三、重点任務
四、保障措置
五、実施組織

5Gが言及されている箇所がいずれも「三、重点任務」にあった。

1、(一)イノベーション強化と融合発展「1、コア技術の強化」欄で「工業にて人工知能や5G、ビッグデータ、MEC等の応用技術を開発する」。

2、(一)の「3、イノベーションの創出」の「スマート製造技術の強化」コラム1で関連製造工程の実用技術と共に、「5GやAI、ビッグデータなどのニューテクノロジーが典型的業界の品質検査測定、工程コントロール、設備運営、管理決定などへ応用」として言及している。

3、(二)応用の深化「1、スマート製造モデル工場の構築」の「スマート製造モデル工場パイロットアクション」で「デジタルツイン、AI、5G、ブロックチェーン、VR/AR、MECなどのニューテクノロジーが典型的な利用シーンでの応用を促進し、デジタルツイン+、AI+、XR+等のスマート利用シーンを模索する」とある。

4、(三)自主供給と産業システムの強化の「1、スマート製造装置の発展」コラム4「スマート製造装置イノベーションアクション」で「デジタルツイン、ビッグデータ、AI、VR/AR、5G、北斗(Beidou)等のニューテクノロジーを用いたスマート製造工程への統合」とある。

5、(四)基礎作りにてスマート製造の保障の「2、情報通信インフラの構築」で「工業インターネット、IoT、5G、ギガビット光ファイバーネットワークなど新型通信インフラの規模化配置を加速し、企業の現場センターとデータ伝送能力を上げ、企業内外のネットワーク力を向上させる」とある。

以上の5点にて見てきたように、5の「新型通信インフラの規模化配置」以外の4箇所では5Gを「新しい技術の応用」や「スマート製造工程への統合」という文脈にて言及されていることが確認できた。『“十四五”スマート製造発展計画』における5Gの政策的位置付けは「応用を促す」にあると言えよう。

文章・画像:
https://www.miit.gov.cn/gzcy/yjzj/art/2021/art_df7ef807d8a34de185e776ab34a7343e.html
https://mp.weixin.qq.com/s/2dWgvZAnF_Anvzzv3VYx8w