2022年9月、5G携帯電話の出荷台数は国内市場全体の72.2%

2022年9月、中国国内市場への携帯電話総出荷は2092.2万台、前年同期より2.4%減となった。うち5G携帯電話が1510.4万台、前年同期より0.1%減、携帯電話全体の72.2%であった。同月の新発売携帯電話は34モデル、うち5G携帯電話は15モデルであった。

2022年1月から9月まで、国内市場への携帯電話総出荷は1.96億台、うち5G携帯電話は1.53億台、同期の携帯電話全体の78.2%である。2022年1から9月まで携帯電話が計305モデル、うち5Gの携帯電話は156モデル、全体の51.1%であった。

引用:
http://www.caict.ac.cn/kxyj/qwfb/qwsj/202211/P020221128654611383846.pdf

中国5G時代の銀行管理「AIoT+金融」

http://www.caict.ac.cn/kxyj/qwfb/ztbg/202211/P020221122581973542304.pdf

11月18日、中国情報通信研究院(CAICT)は「5G時代AIoT+金融研究報告書2022年版」を発表した。

同報告書では、中国の銀行業はATM・インターネットバンキング時代からモバイル銀行時代を経て、今はスマート銀行時代に突入する寸前であることを言及している。そのため、中国の工商銀行、農業銀行、建設銀行、中国銀行、平安銀行などのような国内大・中型金融機関が独自のAIoTプラットフォームを続々と構築し、金融機関の内部と外部との同時多数接続を実現した。その背景には支店における人・業務・ものの集中した管理と運営、及びそれらの可視化が求められている現状がある。

AIoTの導入によって支店内の業務管理、資産管理、リスク管理、消防管理、及びその全体の可視化においても応用効果が既に現れ始めていると報告されている。

引用:
http://www.caict.ac.cn/kxyj/qwfb/ztbg/202211/P020221122581973542304.pdf

中国初の企業向けローカル5G免許取得

https://mp.weixin.qq.com/s/T_esXjoaypu5vGrteTKJrw

11月16日から17日に行われた「中国5G発展大会2022」で鄔賀銓氏は上海商用飛行機有限責任公司(上海商飛)が工業情報化部(MIIT)より中国初のローカル5G免許を取得したと発表した。今回、上海商飛が取得したのは5925―6125MHzと24.75―25.15GHzの工業無線専用周波数帯域である。上海商飛はこの専用帯域で専用モードを採用し、社内専用のローカル5Gネットワークの構築と設置、改造などについて、関連サプライチェーンメーカーと調整を行っている。

引用:
https://mp.weixin.qq.com/s/T_esXjoaypu5vGrteTKJrw

中国「デジタル政府発展傾向と建設ルート研究報告」発表

http://www.caict.ac.cn/kxyj/qwfb/ztbg/202211/P020221123496269315741.pdf

中国情報通信研究院が11月23日、中国デジタル政府発展傾向と建設ルート研究報告」を発表した。中国のデジタル政府はこれまで、政府情報化(1993-2002年)、電子政務(2002-2019年)、デジタル政府(2019年以降)の3つの時期がある。デジタル政府は、デジタル時代の発展に沿った政府管理・サービス提供方法に関する大きな改革であることも言及している。

引用:
http://www.caict.ac.cn/kxyj/qwfb/ztbg/202211/P020221123496269315741.pdf

2022年10月、中国5G料金利用者10億3,344万

通信事業者の発表に基づき筆者作成

2022年10月末、中国5G料金プラン利用者が10億3,344万に達した。各社の発表によると、中国電信は2億5,692万、中国移動は5億7,152万、中国聯通は2億500万であった。

2022年10月、中国5G基地局225万整備済み

MIIT発表に基づき筆者作成
https://www.miit.gov.cn/gxsj/tjfx/txy/art/2022/art_326d66ed6f8046068d36f26005849c20.html

工業情報化部(MIIT)が2022年10月の通信業運営情報を発表した。

同発表によると、2022年10月末中国携帯電話利用者は前年より3,947万増の16億8,200万となった。うち、5G携帯電話利用者が5億2,400万、2021年末より1億6,900万人が増加し、携帯電話全体の31.1%を占め、前年より9.5%増えた計算になる。

全国の5G基地局は225万となり、9月末より3万基、2021年末より82.5万基増加し、中国移動通信基地局全体の20.9%となった。

引用:
https://www.miit.gov.cn/gxsj/tjfx/txy/art/2022/art_326d66ed6f8046068d36f26005849c20.html

「中国5G+工業インターネット大会2022」が武漢で開幕

「中国5G+工業インターネット大会2022」が11月20日武漢で開催した。

「5G+工業インターネット 」への政策支援として、中国は2019年に「5G+工業インターネット 512推進プロジェクト」、2021年に「工業インターネットイノベーション発展行動計画(2021-2023)」を公布してきた。これまで航空、船舶、自動車、電子、など国民経済の支柱産業で「5G+インターネット」イノベーションを推進し、全国で4000強のプロジェクトを促進した。医療、交通、教育産業への普及が進み、人工知能、AR/VR、8Kなどの新技術の成熟化を促し、知能ネット自動車産業の発展ももたらした。

引用:
https://mp.weixin.qq.com/s/UnkQG7JdJ_UVrF4vPURSuQ

「5G応用イノベーション発展白書2022版」発表

中国情報通信研究院(CAICT)は「5G応用イノベーション発展白書2022版」を発表した。

同白書によると、中国の5G応用は大規模的な応用期に入った。「2022年ブルーミングカップ5G応用コンテスト」には全国の9,000社から2万8,560件の応募があり、既に商用している案件と応用が複写可能な案件を合わせて応募件数全体の56%を超えている。応募の多かった地域として、広東省、北京市、山東省がトップ3位になっている。

引用:
中国5G発展大会2022ライブ中継
https://www.c5g.org.cn/home/live
https://mp.weixin.qq.com/s/DpvUhIQ7r9KSeKgtfR31QA

中国5G発展大会2022が深センで開幕

中国5G発展大会2022が11月16日から深センで開幕した。IMT-2020推進グループ秘書長、中国情報通信研究院移動イノベーションセンター副主任の徐非氏が「5G推進と技術的実験」についてプレゼンし、2022年におけるミリ波、uRLLC、Redcap、5G LAN機能、5Gセンサ実証実験について報告した。

引用:
https://www.c5g.org.cn/home/live

IMT-2030推進グループが「6Gフロンティア技術報告書」を発表

11月15日、中国IMT-2030(6G)推進グループと中国通信学会が連名主催した「6G発展大会2022」が上海市で開催した。大会は6Gビジョンと重要基幹技術にフォーカスしながら、6Gに関する各方面の力と共通認識を結集する形で交流を行い、より広範なコンセンサスの構築を目指して交流を進めた。「6Gフロンティア技術報告書」と「6Gネットワーク向けインテリジェント内生システムアーキテクチャ研究報告書」が発表された。

「6Gフロンティア技術報告書」によると、6Gは物理的な世界で人と人、人と物、物と物の効率的且つインテリジェントな相互接続を実現する。現実のリアルなユビキタス社会をデジタル世界に正確に反映し、物理的な世界の予測も可能になる。6Gは人々にとって仮想と現実が深く融合した真新しい時代への橋渡しになり、最終的に「万物間のインテリジェントな接続と、デジタルツイン」という美しいビジョンを実現する。

引用:
https://mp.weixin.qq.com/s/nc3WWtIxD5aTvS0xFQfaow
https://mp.weixin.qq.com/s/T64B9K_LMySHZnR2yZ106w