IMT-2020(5G)推進グループC-V2X業務グループ第17次会議開催

2021年7月5〜6日、IMT-2020(5G)推進グループのC-V2X業務グループ第17次会議が成都経済開発区で開催された。 自動車、情報通信、運輸業界から400人以上の代表者が来場し、オンラインやビデオ放送で会議に参加した。

この会議では、2021年C-V2Xアプリケーションの実践活動と関連するサポート作業に議論を行い、グループの主要トピックと新しいプロジェクトの進捗状況の情報共有もあったという。

https://mp.weixin.qq.com/s/Xx3x69WLt9IymMk_Lut1Mw

トピックに関しては、通信とネットワーク、プラットフォーム、セキュリティ、アプリケーション、テストと評価、新しいテクノロジーとルールと運用の主な方向への研究トピックを設定し続けた。
「5Gベースの遠隔制御駆動ビジネスシナリオ分析と通信システム」と「モバイルインテリジェント端末指向の車道協同アプリケーション研究」及びその研究進捗状況についても報告された。

CAICTより「IoV先導区建設運営参考技術要求(意見募集)」と「IoV『新型インフラ』典型アプリケーション案例集(意見募集)」の報告もあった。

第17次会議で20となる企業と機関が新たに加わり、C-V2X業務には合計301の研究機関と企業が結集する「産学研とアプリケーション」の共同協力体となり、自動車、情報通信、交通などの多産業協同の同盟となってきているという。

引用:
http://www.cww.net.cn/article?from=timeline&id=488422&isappinstalled=0
https://www.163.com/dy/article/GEDFTRHV05149RFA.html
https://mp.weixin.qq.com/s/Xx3x69WLt9IymMk_Lut1Mw

中国とドイツ自動車工業会がIoV C-V2X分野で協力展開

2021年7月2日、中国情報通信研究院CAICTがドイツ自動車工業会(Verband der Automobilindustrie)と「中国ドイツインテリジェントネットワークカーとスマートシティの協力プロジェクト」が北京市にて起動。中国とドイツ双方の自動車、部品、情報通信、インターネット関連業界から計15社の企業代表が会議に参加し、情報交換した。

「中国ドイツインテリジェントネットワークカー分野協力に関する聯合声明」の実施にあたり、今回の「中国ドイツインテリジェントネットワークカーとスマートシティの協力プロジェクト」が起動した。インテリジェントコネクテッドカーの実用レベルにおいて、メンバー達がそのアプリケーションについて協力を展開する予定だ。 自動車メーカーの製品計画と設備に合わせて大量生産アプリケーションの選択、ソリューション設計、モデル、及びIoV C-V2Xの技術エコシステムについて研究し、IoV C-V2Xのビジネス的な実現可能についても協力を展開するとしている。

引用:
https://mp.weixin.qq.com/s/u9xxaBCMSAz8-QTE8lyMEg

5G基地局電子免許書

http://paper.cnii.com.cn/article/rmydb_15921_302366.html

青海省無線電管理機構より中国最初の5G基地局電子免許書、2928件を発行したと報じられた。うち、中国電信が842、中国連通が821、中国移動が1265基であった。

当該機構では、移動通信事業者向けのパブリック移動通信電子データ共有システムを構築した。このシステムを通じて無線通信基地局開通の申請、審査から許可されるまでの全過程を電子化することによって基地局審査の時間を削減するとともに、基地局監督の効率向上も同時に実現したという。

青海省は昨年5月より当該システムの構築を発表していたが、今年6月11日、広東省も青海省に続き、当該システムの構築を発表した。

引用:
http://paper.cnii.com.cn/article/rmydb_15921_302366.html
http://paper.cnii.com.cn/article/rmydb_15672_292900.html

『中華人民共和国データ安全法』成立、9月1日より施行

http://www.gov.cn/xinwen/2021-06/11/content_5616919.htm

6月10日、中国全人代常務委員会でデータ管理規制を強化する「データ安全法」が成立した。9月1日より施行するという。

引用:
http://www.gov.cn/xinwen/2021-06/11/content_5616919.htm
https://mp.weixin.qq.com/s/NFDLlrYH9SIXVy1lzaiLqQ

中国『エネルギー分野での5G応用実施方案』

http://www.nea.gov.cn/2021-06/11/c_1310003081.htm

6月7日、中国国家発展改革委員会、国家エネルギー局、中央ネットワーク情報化委員会、工業情報化部連名で『エネルギー分野5G応用実施方案』を公布した。
方案では、向こう3〜5年間でスマート発電所、スマートグリッド、スマート炭鉱、スマート石油、スマートガス、包括的なエネルギー、インテリジェントな製造等の分野において5Gの典型的なアプリケーションシナリオを推進し、5Gプライベートネットワークまたはバーチャルプライベートネットワークを構築する。これらの分野でより競争力のあるビジネスモデルを作るとしている。

引用:
http://www.nea.gov.cn/2021-06/11/c_1310003081.htm

CAICTが『情報アクセシビリティ動向』を発行

http://www.caict.ac.cn/kxyj/qwfb/qwsj/202105/P020210528536271573312.pdf

CAICTが『情報アクセシビリティ動向』(2021.5)を発行した。

動向には、1)国家部門における関連方針など、2)地方での進展、3)には企業や関連社会団体による高齢者、障がい者への各種イベントを具体的に紹介している。企業にはDidi、アリペイ、テンセント社の各種社会活動を丹念に整理している。

引用:
http://www.caict.ac.cn/kxyj/qwfb/qwsj/202105/P020210528536271573312.pdf

IMT-2030(6G)推進グループが『6G全体ビジョン与主要技術』白書発行

https://mp.weixin.qq.com/s/Hwoj9nGJhqeOc339l6Qi6w

中国5Gライセンス交付の2周年目となる6月6日、中国IMT-2030(6G)推進グループが『6G全体ビジョンと主要技術』白書を正式に発行した。白書には、同推進グループの段階的な成果として、全体のビジョン、八つにわたる応用シーン、十になる主要技術と6Gについての考察などを盛り込んだ。

「万物全てのものが接続し、デジタルツインを実現」を全体ビジョンとし、社会、技術と業務の全てが深く融合することを目指しているという。

引用:
https://mp.weixin.qq.com/s/Hwoj9nGJhqeOc339l6Qi6w
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1701813738159980331

中国でローカル5Gのような専用周波数の検討はない?!『工業インターネットとIoT無線周波数使用指南(2021年版)』に関する通知

6月1日、中国工業情報化部(MIIT)より「『工業インターネットとIoT無線周波数使用指南(2021年版)』に関する通知」が公布された。

https://www.miit.gov.cn/zwgk/zcwj/wjfb/qt/art/2021/art_9b8e1e5711c54cec9ca0cda73ac36c40.html
https://www.miit.gov.cn/zwgk/zcwj/wjfb/qt/art/2021/art_9b8e1e5711c54cec9ca0cda73ac36c40.html

ポイント1:5G公衆移動通信網をメインとし、その他をサブとする

通知では、「公衆移動通信」と「専用移動通信」の表現を用いながら、
「工業インターネットとIoTの遍在化・個性化・オーダメイド化しつつあるニーズに応えるため、多種多様な応用シーンと周波数資源の合理利用を図るために、5G公衆移動通信網をメインとして利用し、その他をサブとして工業インターネットとIoT業務の展開を奨励する」と明示している。

ポイント2:公衆移動通信の「帯域使用許可」について

公衆移動通信には2G、3G、4G、5GにNB -IoTとeMTCも含まれる。
「MNO(Mobile Network Operator)が公衆移動通信帯域を使用する場合は、国家無線電管理部門にて審査し、許可する。MVNO(Mobile Virtual Network Operator)が公衆移動通信帯域を使用する場合は、帯域を申請する必要はない」とある。

ポイント3:専用移動通信の帯域と「帯域使用許可」について

専用移動通信とWLAN用帯域については、いずれも公布のあった現行帯域のみの発表であった。専用移動通信帯域を使用する場合は、帯域使用計画に沿って国家或いは省無線管理部門に申請し、許可を受ける必要がある。

専用移動通信には以下の4つが含まれている。
230MHz(電力・ガス・防空・水道等関連部門用)、
1400MHz(電子政府・公共安全・社会治安・危機管理等部門用)、基本的に省無線管理部門に申請する。
1800MHz(交通・石油等部門用)、基本的に省無線管理部門に申請する。
5900MHz(LTE -V2Xをベースとしたインテリジェントコネクテッドカー用)、原則的に国家無線部門に申請するが、内容にって省無線管理部門も可。

WLANには、2400MHz、5100MHzと5800MHzが含まれている。
2400MHz(2400−2483.5MHz)、
5150-5350MHz(屋内のみ)、うち、5250-5350MHz帯域はDFS機能付きのみ可、
5725-5850MHz

この通知は昨年から要請が次第に高まってきた、5Gプライベートネットワークやローカル5G類似サービスへの専用帯域の交付要請に答えた形の政策的指示であると筆者は考える。6月1日に公布されて12時間ほど経った中(本記事投稿時点)、中国の業界からはMIITがドイツ、日本と韓国のようなローカル5G専用周波数の検討はしないことを意味しているのではとの見方が多いようだ。

引用:
https://www.miit.gov.cn/zwgk/zcwj/wjfb/qt/art/2021/art_9b8e1e5711c54cec9ca0cda73ac36c40.html
https://www.miit.gov.cn/cms_files/filemanager/1226211233/attach/20216/6f2d2602200448009b156a1e7863d8c2.pdf

中国で「中小企業向けのサービス提供月間」を実施

https://www.miit.gov.cn/jgsj/qyj/wjfb/art/2021/art_fe5e686d5e6947948a1e1fc9ad494b02.html

5月31日、中国工業情報化部(MIIT)から地方の中小企業当局と関連部門宛に6月1日から30日まで全国範囲内で「中小企業へのサービス提供月間」を実施する通知が発行された。中小企業への支援をもって中国建党100周年を祝うとしている。

その内容には、「中小企業サービスシステム機能を十分に発揮し、多くの中小企業のために革新的で且つ効果的なサービスを提供する。中小企業の起業などへのサービス支援を強化し、中小企業の救済を支援することを要求する。中小企業のニーズに注目し、「3つの10」のサービスに焦点を当てる。工業情報化部から10のサービス活動、各地域省庁から10のサービス主題活動、各地域中小企業主管部門より10の重点分野でのサービスを実施する」とある。

特に、サービス提供においては、「クラウド、ビッグデータ、5G、AIやブロックチェーンなどの新しい技術による提供を通じて、中小企業のニーズを的確に把握し、ピンポイントで支援できるような専門化した高質なサービスの提供を図る」とも言及している。

引用:
https://www.miit.gov.cn/jgsj/qyj/wjfb/art/2021/art_fe5e686d5e6947948a1e1fc9ad494b02.html

中国広電社省レベル地域会社の改名

中国広電社は5Gサービス開始に向けて着々と準備を進めている。
5月17日、中国広電総経理梁暁涛氏が同社の最新状況を発表したことを受けて、通信産業網が同社の省レベル地域会社の改名状況を整理した。

左側は原名、右側は改名後の名称になる。うち、10社が「中国広電」に省名を並べた形での改名を一部完成し、他が改名進行中であることが確認できる。

http://www.ccidcom.com/yaowen/20210524/dlpHqUrLKkv3c6MHp18cwt2y5qan8.html

中国広電は、元々中国の「三網融合」(通信・インターネット・放送の融合)を図るために2014年4月に正式設立されていたが、長年、組織の巨大化問題を抱えていた。「三網融合」のスローガンを掲げながらも中国のラジオ・テレビシステムは「四級方針」といった地域分割の運営状況が続いた結果、中国31の省地域で約3億世代の市場をそれぞれ中央・省・市・県という4つの行政レベルにわたって、計1000以上のテレビ、ラジオやCATV会社がそれぞれによって運営していた。

解決の糸口と見込まれたのが2020年9月24日の中国広電網絡株式有限公司(China Broadcasting Network)の設立であった。「全国一網統一」と言って、1000以上あるCATV会社を1社に統括し、ケーブル通信網と5G通信網の統合で新しいサービスの実現を目指している。2020年12月31日に全国省地域レベル会社の体制を整え、今回の改名がその2段階となる組織的改編として捉えることができる。

引用:
http://www.ccidcom.com/yaowen/20210524/dlpHqUrLKkv3c6MHp18cwt2y5qan8.html