中国聯通が法人向け5Gサービスを発表!

5月21日、中国聯通社が広州市にて法人向けに「5Gデジタルプラットフォームサービス製品発表会」を開催し、革新的な5Gアプリケーション「聯通曇犀」を発表した。

法人ビジネス用電話向けのワンストップワークサービスソリューションを提供し、企業のデジタル化を支援するとある。中国聯通社副総経理である梁宝駿氏が記者会見でスピーチを行い、300人近くの業界専門家と企業代表が出席した。

今回の発表では、「中国聯通がSIMカードの帰属地と料金請求の制限をなくし、業務用フローを最デザイン化することによって、法人顧客にとってワンストップワークサービスを実現した。『聯通曇犀』のリリースがロジスティクスや配達業、オンライン教育、eコマースプラットフォーム、住宅改修、金融と保険、公共サービス等の企業のデジタルトランスフォーメーションにとって有効なツールとなる」とあるが、新しいサービスの実用性について検証する必要があると思われる。

引用:
http://www.cnii.com.cn/rmydb/202105/t20210525_280644.html
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1700428746462069293&wfr=spider&for=pc

ZTE、中国聯通、クアルコム等が5Gミリ波+8K高精細映像の超高速伝送を実現

5月21日〜22日、米クアルコムのQualcomm China Tech Day 2021が北京にて開催され、初日にてZTE、中国聯通、クアルコムとTVU Networksが実験室にて26GHz(n258)周波数+8K高精細映像の超高速伝送を実現したと発表し、デモを展示した。

今回はIMT-2020推進組と中国聯通の技術的指導の下にて行われ、26GHzミリ波帯域と900MHz LTE帯域のデュアルコネクティビティを採用し、ミリ波の上がり通信が930Mbpsに達していた。

引用:
http://www.cww.net.cn/article?id=487020
http://www.hnetn.com/html/2021-5-23/202152314466972_2.htm
https://mp.weixin.qq.com/s/n0zTHt56-aeojMwPlnH0IA
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1700382668909613924&wfr=spider&for=pc

交通のデジタル化・ネットワーク化・インテリジェント化を加速!

https://mp.weixin.qq.com/s/v4o_XJbmZ3QS_3Aec9yVSw

5月19日、中国交通運輸部(MOT,Ministry of Transport of the People’s Republic of China)李小鵬部長が部業務会議を招集し、交通業界のデジタル化・ネットワーク化・インテリジェント化を加速すると発表した。

会議では、「重点的な業務を着実に推進し、協同して交通運輸の『データ頭脳』・交通分野の新しい融合型情報インフラネットワークを整備する。中国版全地球測位システム(GPS)「 北斗」、5Gなどの情報インフラを整備し、ドアtoドアのスマート物流ネットワークを構築し、デジタル交通におけるイノベーションの育成も図っていく」と声高く強調した。

引用:
https://www.mot.gov.cn/jiaotongyaowen/202105/t20210519_3594866.html
https://mp.weixin.qq.com/s/v4o_XJbmZ3QS_3Aec9yVSw

金色健康QRコードが登場

ゴールデンウィークの間に、中国で「金色健康QRコード」が登場したようだ。

https://mp.weixin.qq.com/s/GHMa5JXgkOObQyVfJ6S0e

山東省衛生健康委員会Wechat公式アカウント「健康山東サービス」5月3日付けの情報によると、ゴールドウィークから山東省で「金色健康QRコード」が登場した。ワクチン予防接種を終えると、金色の健康QRコードになることを宣伝し、新しいステータスとして若者の間で話題を呼んでいるという。

通常の健康QRコードに金色の縁がつき、左上は注射器と盾のデザインとなっており、当該QRコードを所持している人はコロナワクチン接種から守られていることを意味する。接種者の氏名や身分証明カード番号の一部、これまで14日間の移動暦も表示されるようになっている。中国ではワクチン接種が速いスピードで進んでいるが、まだ受けていない若者への宣伝になっているようだ。

翌日、上海からも「金色健康QRコード」登場の書き込みがあった。この書き込みによると、現時点で発表があったのが山東省と上海市のみという(5月6日AM10:01時)。
下記、上海の「金色健康QRコード」は「親族健康QRコード」であり、スマホーを所持しない同行家族のみ申請使用可能でかなりの年配者か子供の接種分と考えられる。1回目の接種日付、PCR検査結果と検査日付が表示されている。

http://nj.bendibao.com/news/202156/106721.shtm

文章・画像の引用先:
https://mp.weixin.qq.com/s/GHMa5JXgkOObQyVfJ6S0eA
https://www.guancha.cn/politics/2021_05_03_589614.shtml
http://nj.bendibao.com/news/202156/106721.shtm
https://www.163.com/dy/article/G96V11RA0511AO1U.html

第4回デジタルチャイナサミット「データを新たな動力源に、デジタルチャイナの新たな旅を」が開催

4月25日、第4回デジタルチャイナサミットが福建省福州市にて開催した。今回は「データを新たな動力源に、デジタルチャイナの新たな旅」を主テーマとし、デジタルチャイナの未来を展望するとしている。
展覧会には、PCR検査移動実験室やロボット、電子政府のデータ共有プラットフォーム、5G技術をベースとしたVRスピニングバイクなどの出展があり、中国政府網で紹介され、同日のCCTVの「新聞聯播」でも会場の様子が紹介されていた。

http://www.gov.cn/xinwen/2021-04/25/content_5602007.htm#allContent

文章・画像:
http://www.gov.cn/xinwen/2021-04/25/content_5602007.htm#allContent
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1698007176245182973&wfr=spider&for=pc

中国移動が一汽、東風、上汽、広汽、長城等と協力し、中国全国大規模な「5G+北斗高精度測位」路上測定プラン発表

http://www.cnii.com.cn/rmydb/202104/t20210419_270730.html

4月19日、中国移動が上海モーターショーにて「5G+北斗高精度測位」星耀路上測定プランを発表し、各大手自動車メーカーと共に全国にて大規模な路上測定を展開するとした。「5G+北斗高精度測位」技術が大規模な路上実証実験段階に入ることを意味する。

「5G+北斗高精度測位」星耀路上測定プランは、中国移動が先頭とし、一汽、東風、上汽、広汽、長城などの自動車メーカーとBosch (ボッシュ) 、HUAWEIなどのサプライヤーとも協力し、向こう3年以内で全国100万キローの道路・100の都市をカバーする大規模な路上測定を共同で展開するそうだ。昨年10月22日に「5G+北斗高精度測位システム」を発表して以来、全国規模範囲内での最大な路上測定となるようだ。全天候型、24時空間の精密な情報サービスを提供し、インテリジェントネットワーク、自動運転、車路協同などまで幅広い応用を展開する見込みだ。

文章・画像:
http://www.cnii.com.cn/rmydb/202104/t20210419_270730.html

『“十四五”スマート製造発展計画』意見募集とその目標

2021年4月14日、工業情報化部が『“十四五”スマート製造発展計画』に関する意見を社会一般向けに2021年5月13日まで募集するとし、意見や提案を書面・メールにて受け付けると発表した。

《“十四五”スマート製造発展計画》(意見募集)は本文15頁になるボリュームで、5つの項目となる。2025年と2035年までの目標も明らかにしている。

一、現状と傾向
二、全体発想
三、重点任務
四、保障措置
五、実施組織

発展ロード、2025と2035年それぞれの目標:

二、の(三)項にて

「2025年までに一定規模以上の製造業企業は基本的にデジタル化を普及し、重点産業の主要企業は初歩的なインテリジェント変革を実現する。2035年までに一定規模以上の製造業企業は全面的なデジタルトランスフォーメーションを実現し、主要企業は基本的にインテリジェント変革を実現する」とある。

2025年までの具体的目標について下記のように記されている。

2025年具体的な目標:

ーーインテリジェント変革の顕著な効果。
一定規模以上の製造業企業でスマート製造能力が2級及びそれ以上の企業が50%。
重点産業、区域で3級及びそれ以上の企業がそれぞれ20%と15%を超える。
製造業企業の生産効率、製品収率、エネルギー利用率を大幅にアップさせる。

ーー供給能力の向上。
スマート製造装置と工業用ソフトウェアの技術レベルと市場競争力を向上させ、国内市場満足率がそれぞれ70%と50%を超える。主な事業収入50億人民元を超えるソリューションサプライヤーが10以上になるようにする。

ーー基礎のサポートの完備。
スマート製造分野で革新的な主体と公共サービスのプラットフォームを構築し、サービスネットワークを形成する。200以上のスマート製造関連の国家・産業基準を制定する。120を超える産業・区域で影響力のある工業インターネットプラットフォームを構築する。

原語は下記になっている。
《“十四五”智能制造发展规划》(征求意见稿)(附件)4頁より
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2025 年的具体目标是:
——转型升级成效显著。规模以上制造业企业智能制造能 力成熟度达 2 级及以上的企业超过 50%,重点行业、区域达 3 级及以上的企业分别超过 20%和 15%。制造业企业生产效率、 产品良率、能源资源利用率等大幅提升。
——供给能力明显增强。智能制造装备和工业软件技术水 平和市场竞争力显著提升,国内市场满足率分别超过 70%和 50%。主营业务收入超 50 亿元的系统解决方案供应商达到 10 家以上。
——基础支撑更加坚实。建设一批智能制造领域创新载体 和公共服务平台,并形成服务网络。制修订 200 项以上智能制造国家、行业标准。建成 120 个以上具有行业和区域影响力的 工业互联网平台。

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文章・画像:
https://www.miit.gov.cn/gzcy/yjzj/art/2021/art_df7ef807d8a34de185e776ab34a7343e.html
https://mp.weixin.qq.com/s/2dWgvZAnF_Anvzzv3VYx8w

Baiduに中国初の自動運転バス試運転・運営許可が交付、4/12より商業運行開始!

2021年4月12日、重慶市永川区にて「自動運転バス試運転とスマート交通事業の戦略的協力調印式」が開催した。 イベント当日、国内初の自動運転バスのデモンストレーションプロジェクトも正式にスタートした。

重慶市民がApollo Go、Baidu Map、永川服務公社等APPより予約し、自動運転バスを試乗可能となっている。運営路線は永川神女湖、農機校、興龍湖、文理学院東門、観音山公園などを経由し、往復10キロ弱の距離になる。

これまでの経緯:

2019年8月、永川区政府、Baidu、重慶車検院共同実施の「西部自動運転オープンテストと運営基地」設立。

2020年3月17日、重慶市永川区が「BaiduのApolloが重慶永川区『西部自動運転オープンテストと運営基地』に入札した」と発表、入札金額が5280万元。
「Baiduが自動運転車・路・クラウド・Map全分野にてフルスタック機能を備えた中国唯一の国内企業として選ばれた。」とある。

https://www.sohu.com/a/381728171_776618

2020年8月、「西部自動運転オープンテストと運営基地」第一期工事完了、使用開始。200台自動運転車の同時試運転可能。

中国国内の3つの「初」を実現

4月12日より国内最初となる自動運転公共路線バスの商業運行開始によって、当該基地が3つの「初」を実現したことになる。
1、中国国内最「初」のレベル4*の自動運転。
2、中国国内最「初」の「実験室・封鎖道路・開放道路・バーチャル」を一体化した測定システム。
3、中国国内最「初」の自動運転公共バスモデル運営基地。

*レベル4とは「レベル5の○完全自動運転:常にシステムが全ての運転タスクを実施」一歩手前にある「○特定条件下における完全自動運転特定条件下においてシステムが全ての運転 タスクを実施」(引用:「自動運転のレベル分けについて」、国土交通省https://www.mlit.go.jp/common/001226541.pdf

文章・画像:
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1696824507880692055&wfr=spider&for=pc
https://www.sohu.com/a/381728171_776618
https://www.mlit.go.jp/common/001226541.pdf

中国初の建造物内5G設備設置基準が登場

http://www.zj.gov.cn/art/2021/4/1/art_1553153_59094171.html

2021年4月1日、浙江省住宅都市農村開発局と浙江省通信局が共同で「建造物における5G移動体通信インフラ整備に関する技術基準」(以下「基準」)を発行した。中国国内初の建造物への5G設備の強制的配置を命ずる基準となった。

冒頭には、「浙江省はデジタル経済規模の大きい省地域であり、デジタル経済の推進が省政府の基本的・戦略的任務であること」や、「5G時代のデジタル経済が迅速に発展し、伝統産業のデジタルトランスフォーメーションを図るために5Gネットワークのインフラを徹底的に構築する」とある。

基準には以下9つの章立てになっている。
総則、
専門用語、
基本規定、
移動体通信機器室、
支援施設、
通信電源、
通信パイプライン、
避雷と接地、
建築工事と審査建設

「標準」は、主として3つの側面について規定した。
1:基地局設置場所について
住宅建造物には、建設用地面積40,000平方メートルに移動通信基地局1局以上、及び室内通信関連機器を構築する。
2:資源利用のための標準化について
5G移動通信インフラストラクチャの設計、工事及び審査の基準を提供した。これによって建造物や施設の共同シェアと資源利用を向上させた。
3:情報開示について
住宅建造物に5G移動通信インフラの設置を規範化することによって、建築と共に設計士、工事を行い、建造物と共に審査を行うことによって、業者と建築業者間の情報共有を図りながら、住民の情報通信インフラへのニーズに応えることが可能になる。

文章・画像:
http://www.zj.gov.cn/art/2021/4/1/art_1553153_59094171.html
http://www.cnii.com.cn/rmydb/202104/t20210406_266806.html

2022年北京冬オリンピックとパラリンピックの試運転テスト

https://video.sina.cn/finance/2021-04-06/detail-ikmxzfmk5017054.d.html?type=plw

4月1日より北京市にて2022年冬オリンピックとパラリンピックの試運転テストが始まり、10日まで行われる予定。国家水泳センター、国家体育館、国家速滑館、首都体育館、五棵松スポーツセンターの5つの競技場にて行われている。五棵松スポーツセンター内では1000人の観客が入場し、テストに参加した。

全てのプロセスにおいて詳細にコントロールし、体育の見せ方と撮影技術、通信ネットワークと光りの操作などまで秒単位まで計算しているという。

中国聯通社が体育館内にて5G+MECサーバーを構築し、場内場外における連動をリアルタイムに行われ、自分の端末から撮影角度を選択し、360度から視聴可能。

文章・画像:
https://video.sina.cn/finance/2021-04-06/detail-ikmxzfmk5017054.d.html?type=plw
https://new.qq.com/omn/20210408/20210408A071ZL00.html
https://view.inews.qq.com/a/20210408A09TFI00
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1696363880714545366&wfr=spider&for=pc