中国蘇州市相城区で知能ネット自動車産業イノベーション推進会が開幕

11月3日から5日、中国蘇州市相城区で「知能ネット自動車産業イノベーション推進会&第4回知能自動運転大会」が開幕している。

3日、「蘇州知能ネット自動車産業イノベーションクラスター行動計画(2023-2025)」と「蘇州知能ネット自動車産業イノベーションクラスター発展白書」が正式に発表された。同時に中国交通部自動運転先導応用試験プロジェクトが始動し、蘇州知能ネット自動車産業連盟も発足された。

蘇州市相城区南天成路の約4キロの道路上に100社以上の知能ネット自動車企業が密集し、新しい知能ネット自動車や関連製品が展示されている。2022年C-V2X「Four Span」(蘇州)パイロットアプリケーション実践イベントも開催され、知能ネット自動車関連で多くのプロジェクトが調印された。

引用:
http://www.suzhou.gov.cn/szsrmzf/szyw/202211/7e02cae7110d49b5a37b0bf2bab59d75.shtml
http://www.suzhou.gov.cn/szsrmzf/szyw/202210/7f9fe852cfec4527a1bd70d86f12fa72.shtml
https://finance.sina.cn/2022-11-03/detail-imqqsmrp4793958.d.html
https://mp.weixin.qq.com/s/yMbiRblqou4kMhOK-MxRvQ
https://www.thepaper.cn/newsDetail_forward_20582158

2022年8月、5G携帯電話の国内出荷が75.2%

http://www.caict.ac.cn/kxyj/qwfb/qwsj/202210/P020221026563397822797.pdf

2022年8月、中国国内市場への携帯電話総出荷は1897.9万台、前年同期より21.9%減となった。うち5G携帯電話が1426.8万台、前年同期より19.3%減、携帯電話全体の75.2%であった。同月の新発売携帯電話は48モデル、うち5G携帯電話は20モデルであった。

2022年1月から8月まで、国内市場への携帯電話総出荷は1.75億台、うち5G携帯電話は1.38億台、同期の携帯電話全体の78.9%となった。2022年1から8月まで携帯電話が計271モデルとなったが、うち5Gの携帯電話は141モデル、全体の52.0%であった。

引用:
http://www.caict.ac.cn/kxyj/qwfb/qwsj/202210/P020221026563397822797.pdf

中国雲南省が農村地域で応急ラジオ整備

 雲南省ラジオ・テレビ局は農村地域の応急ラジオの整備を2022年雲南省政府業務報告 に盛り込み、積極的に取り組んできた。整備計画を作成し、責任分担の明示と共に週次スケジューリング、月報告及び業務提示メカニズムを確立して進めた結果、9月30日時点で省内33の県で79の県級応急ラジオシステムを整備できている。その範囲は8,981の行政村、約5万1,000の自然村、760の貧困脱却集中設置所、1,000以上の市民広場や公園などの公共場所をカバーし、全体のカバー率は約60%である。

引用:
http://www.yn.xinhuanet.com/nets/2022-07/22/c_1310644928.htm
https://www.sarft.net/a/212717.aspx

重慶市で5G基地局搭載の無人エアロスタット型飛行船が飛行成功

https://m.gmw.cn/baijia/2022-10/10/1303168858.html

10月16日、中国人民郵電日報は「重慶移動初の5G無人エアロスタット飛行船が無事飛行」と題する記事を掲載した。無人飛行船は5G基地局設備を搭載し、空中通信基地局を迅速に構築できた。中国移動重慶子会社が上海交通大学重慶臨近空間イノベーションセンターと共同開発したエアロスタット型空中統合型5G緊急応急システムの一部となる。重慶移動の専門家方東旭氏によると、飛行船は30分以内に打ち上げることが可能で強風や豪雨などの極端な天気でも、被災地と外部の通信保障網を迅速に構築することができる。上空の優位性を利用して拡声、照明、赤外線撮影などの設備を組み合わせれば応急指揮、救出救助や避難者探索能力の大幅な向上が見込まれている。

エアロスタットは直径6メートル、積載可能重量は13キロ、通信、撮影などの設備を搭載でき、最大上昇高度は300メートルになる。不活性ガスのヘリウムを使用し、無公害で安全性が高い。駐空時間は7日間以上、一般ドローンの3時間前後の駐空時間よりはるかに長い。近い将来、このシステムは通信保証、環境観測、高精密クラウドビュー、応急救助などの応急対策に投入される。

引用:
https://paper.cnii.com.cn/article/user_16249_313152.html
https://m.gmw.cn/baijia/2022-10/10/1303168858.html
https://m.mydrivers.com/newsview/865614.html

APPユーザー個人情報などの過度取得による権利侵害の是正に関する通告

https://www.miit.gov.cn/xwdt/gxdt/sjdt/art/2022/art_e6f707339b10461bbe5b10314e87120e.html

10月13日、工業情報化部がAPPユーザー権利侵害の是正に関する通告(2022年第6回、総第26回)を公布した。同通告では、工業情報化部がAPPによるユーザー権利侵害の是正活動を継続してきていることと、第三者による監理結果を発表している。具体的にはAPPのプシュ通知や過度な個人情報、権限の取得などに関するサンプリング調査を行った結果、38のAPPに問題があり、10月20日までの改善を要求した。期限までに改善がみられない場合は、法律に基づいて処罰すると通告している。

引用:
https://www.miit.gov.cn/xwdt/gxdt/sjdt/art/2022/art_e6f707339b10461bbe5b10314e87120e.html

工業情報化部は中国が主導する自動運転分野で初となる国際標準を発表

https://mp.weixin.qq.com/s/ae_NHI9jZvSa-T4Ji6aTKw
https://mp.weixin.qq.com/s/ae_NHI9jZvSa-T4Ji6aTKw

10月14日、工業情報化部は中国が主導的に関わった初の自動運転の国際標準ISO 34501: 2022 Road vehicles - Test scenarios for automated driving systems - Vocabulary『2022 道路車両自動運転- 語彙集』を正式に発表した。
CCTV報道によると、中国とドイツなど20ヵ国の専門家らが自動運転の測定シーン標準について体系的な整理を行った。その内容はシーン毎の専門用語、測定項目、安全測定、運行範囲、シーン分類などに関する一連の国際的標準についての具体的な項目まで網羅した。中国自動車技術研究センター標準化研究所王兆所長によると、この標準は自動運転測定現場における基本的用語、測定内容を明確することによって、測定シーンに基づいた今後の自動運転測定評価のベースを作り上げた。測定シーンでは自動運転システム、ダイナミックな運転の設計、運行範囲、運行条件などを明示した。

引用:
https://www.miit.gov.cn/xwdt/gxdt/sjdt/art/2022/art_7a9f08fc0db14852a8a207ee5466dfb4.html
https://mp.weixin.qq.com/s/ae_NHI9jZvSa-T4Ji6aTKw

中国安徽省スマート鉱区5G自動運転トラックの活用事例(中国電信社)

https://mp.weixin.qq.com/s/s21L_n4hJspzwr__zIjR5A

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10月12日、中国電信WeChat公式アカウントが自社の工業インターネットでの活用事例を取り上げた。

国有企業のセメントメーカーである安徽海螺グループ(Anhui Conch Group Co., Ltd)の安徽芜湖箬帽山鉱区には「5G無人運転」と表記している大型自動運転トラックが作業している。一度で100トンの鉱石を積み込む、重さが50トンにもなる大型トラックには、30のセンサーが搭載されている。ドライバー1名が10数台の大型トラックを遠隔操作可能となっている。中国電信社がインフラ整備と工業インターネット分野の5G技術活用に積極的に取り組み、知能化、情報化技術でセメント伝統産業のDXを図っている事例を宣伝している。

引用:
https://mp.weixin.qq.com/s/s21L_n4hJspzwr__zIjR5A

中国携帯電話生産台数が9.9億台(2022/1-8月)、前年同期より4.5%減

工業情報化部発『2022年1-8月電子情報製造業状況』によると、2022年1月から8月まで携帯電話の生産台数は9.9億台、うち、スマホ携帯電話の生産台数は7.57億台、前年同期よりそれぞれ4.5%と4.2%減となっている。

同部発昨年末の情報によると、2021年間の携帯電話生産台数は17.6億台、うち、スマホ携帯電話が12.7億台であった。

引用:
https://www.miit.gov.cn/jgsj/yxj/xxfb/art/2022/art_13963a30756f4f2d8bc4769caed91828.html

中国新エネルギー車購入税免除(補助金)が3度目の延長、2023年12月31日まで

https://www.miit.gov.cn/zwgk/zcwj/wjfb/gg/art/2022/art_63c24498ffe443868bb1cbd4b81e2b81.html

中国財政部、税務総局、工業情報化部連名発『新エネルギー車購入税免除(NEV補助金)政策の延長に関する公告』が9月26日に公布されていた。同公告によると、2023年1月1日から2023年12月31日間に購入された新エネルギー車に対して購入税を免除するとある。

中国は2014年より新エネルギー車向け補助金政策を初めて施行し、2017年と2020年でぞれぞれ3年間と2年間を2回にわたって延長してきた。2022年7月29日、中国国務院常務会議で新エネルギー車(NEV車)向け補助金の3度目の延長が決定されたものの、具体的な規定や期限が公表されていなかった。上記公告で3度目の延長が2023年12月31日までと明らかになった。

引用:
https://www.miit.gov.cn/zwgk/zcwj/wjfb/gg/art/2022/art_63c24498ffe443868bb1cbd4b81e2b81.html
https://m.thepaper.cn/baijiahao_20110064
https://mp.weixin.qq.com/s/wR-O80G2pnOYPepsrfmqlQ