中国と韓国の5G通信速度

https://www.opensignal.com/2022/03/17/benchmarking-the-5g-experience-asia-pacific-march-2022

CAICTが『全国移動ネットワーク品質観測報告(第二四半期)』を発表した。2022年第二四半期の全国5Gの平均ダウンロードは341.20Mbps、平均アップロード速度71.98 Mbps、第一四半期はそれぞれ334.98Mbps、70.21 Mbpsであった。

独立系調査会社の英Opensignal(現地時間:2022年3月17日)が発表した「アジア太平洋地域における最新の5Gネットワークベンチマーク結果」によると、アジア太平洋地域では、韓国の5G通信速度が最も早い。韓国の平均5Gダウンロード速度が438 Mbps、台湾とニュージーランドが263.1Mbps、253Mbpsでその後を追っている。
英Opensignal社の調査では、平均5Gダウンロードでは日本がアジア太平洋地域で6位、平均アップロードでは10位となっている。

2つのデータセットを突き合わせてみると、平均ダウンロード速度では韓国が早く、平均アップロードではの中国のが早いということになる。

引用:
http://www.cww.net.cn/article?from=timeline&id=FF065BE148C84F4AB2F59B36ABE856B0&isappinstalled=0
https://www.opensignal.com/2022/03/17/benchmarking-the-5g-experience-asia-pacific-march-2022

百度が河北高速道路運営管理会社と「高速道路自動運転のイノベーションセンター」を設置

8月27日、百度社が河北高速グループ高速道路運営管理会社の協議で「高速道路自動運転のイノベーションセンター」を設置することになった。交通分野におけるビッグデータ、インターネット、AIなどの次世代技術の応用を促進し、自動運転関連産業の発展を推進することで合意した。

引用:
https://mp.weixin.qq.com/s/_SBEoGB7p3N1sZ8ESF4PXw
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1742319968806965483&wfr=spider&for=pc

百度(Baidu)が「交通強国」建設の試運転に参加可能な中国初の民営企業と認められた

https://xxgk.mot.gov.cn/2020/jigou/zhghs/202208/t20220824_3670041.html
https://mp.weixin.qq.com/s/IOyOYFEd4MCUfzN9v4t4Yg

8月24日、中国交通運輸部が『高精度地図等交通強国建設試運転の北京百度社参加に関する意見』を公開した。同意見では、高精度地図の構築、安全制御知能自動車技術の研究開発及び応用、知覚的なインテリジェントな道路技術の研究開発、クラウドコンピューティング、知能交通産業発展など5つの分野における百度社の試運転を同意するとある。これをもって、百度が交通強国建設の試運転参加を認められた中国初の民営企業となった。

百度が北京経済技術開発区、広州市黄埔区、中国第一汽車などと連携して、向こう5年間を2つの段階に分けて知能交通の試運転に取り組む。百度はApolloの測定距離が3400万キロとなり、傘下のRobotaxi自動運転タクシーが北京、上海、広州、深圳、重慶、長沙、武漢など12の都市でサービス提供している。うち、重慶と武漢は完全無人タクシーの商用化を実現している。一方、交通運輸部はこれまで68の機構と試運転関連業務を進めているという。

引用:
https://xxgk.mot.gov.cn/2020/jigou/zhghs/202208/t20220824_3670041.html
https://mp.weixin.qq.com/s/IOyOYFEd4MCUfzN9v4t4Yg

「中国電信端末報告」が5G携帯電話性能総合評価を発表

「中国電信端末報告」が5G携帯電話性能総合評価について金額帯ごとのスコアを発表した。

5G、Wi-Fi、GNSS(Global Navigation Satellite System)、ゲーム、待機時間の5つのカテゴリーの85となる指標評価に基づいたスコア得点を端末金額別になっている。3500元(約6.7万)以上の価額帯ではHONOR、小米、VIVO、realmeが上位、3500元以下では、紅米、VIVO、OPPOが上位となっている。

引用:
https://www.fromgeek.com/telecom/493791.html
https://mp.weixin.qq.com/s/-nFFY-Dsnkx4_flao6z_pw

北京副都心メタバースイノベーション発展行動計画(2022-2024)

https://www.thepaper.cn/newsDetail_forward_19591124
http://www.bjtzh.gov.cn/bjtz/jdhy/202208/1612429.shtml

8月23日、北京市通州区政府・北京市科学技術委員会・中関村サイエンスパーク管理委員会・北京市経済情報化部発『北京副都心メタバースイノベーション発展行動計画(2022-2024)』が公布された。

同計画では、メタバースは次世代情報技術としてWeb3.0への新業態であり、大きな潜在可能性があると定義している。デジタル経済発展の一環として向こう3年間を通じて、100社以上のメタバース関連企業の育成を目的としている。

引用:
http://www.bjtzh.gov.cn/bjtz/jdhy/202208/1612429.shtml

通信大手3社が中小企業通信費10%割引開始

8月22日、工業情報化部の指示により、通信大手3社が中小企業ブロードバンドとインターネット通信費について2022年12月31日までの手続により10%割引するとし、手続完了日から10%の割引額は長期有効と告知した。

引用:
各通信事業者公式情報
http://www.cww.net.cn/article?id=567154

工業情報化部など4部門発『住居産業高品質発展行動方案』でスマートホーム産業

https://www.miit.gov.cn/zwgk/zcwj/wjfb/tz/art/2022/art_3dde4021f1f74dd982099fc8a5316462.html

8月8日、工業情報化部、住居と都市農村建設部、商務部、市場監督管理総局4部門発『住居産業高品質発展行動方案』が交付された。

方案によると、2025年まで家電、照明電気などの分野で製造業イノベーションセンター、DX促進センターなどのイノベーションプラットフォームを構築し、5G全接続向上、知能製造工場と応用シーン利活用を育成する。オーダーメイドにより、融合化、エコ化、知能化、健康化した製品によって、スマートホームなどの産業の発展を加速する。5Gとスマートホームの融合によって、感知コントロール、音声コントロール、遠隔コントロールなどの技術発展を促すことによって、5G技術ベースの端末製品を発展させるとある。

引用:
https://www.miit.gov.cn/zwgk/zcwj/wjfb/tz/art/2022/art_3dde4021f1f74dd982099fc8a5316462.html

『中国ビッグデータの発展水準評価報告(2022)』

http://news.ccidnet.com/2022/0805/10590828.shtml

8月4日、中国CCID研究院が『中国ビッグデータ発展水準評価報告(2022)』を公布した。

同報告は環境整備、産業発展、融合応用の3つに焦点をしぼり、全国31の省地域を研究対象としている。これによると、広東、北京、江蘇、上海、浙江がトップ5にランキングされ、東部沿海地域は環境整備、産業発展、融合応用において全面的に進んでいるため、全国をリードしている傾向がみられている。

引用:
PPT全文:http://news.ccidnet.com/2022/0805/10590828.shtml

知能ネット自動車の中国方案:車路協同

https://mp.weixin.qq.com/s/I5_HM7BN1AZw4F7MPpcNyw
7月27日開催「第24回中国高速道路情報化シンポジウム」中国汽車技術研究センター有限公司知能ネット専門家秦孔建プレゼン資料より

中国の自動運転はほかにない要素も含まれているようだ。

知能ネット自動車は分野をまたがる新産業として、5G、C ーV2X、MECコンピュティングなどの新技術を生かしつつ、車と車、車と路、車と人、車とクラウド間のシームレスな接続で協働する仕組みを実現する。というふうに考えているのが中国における自動運転の発想だ。

つまり、車単体ではなく、「道路の知能化」といって、全てのものがネットワークで通信可能になり、車と信号、車とその時の道路の渋滞などのリアルタイムの情報とも連動する発想で交通管理まで自動運転の範疇として考えている。自動運転を含めてより移動しやすい環境づくりを実現し、人々によりインテリジェント化した移動の仕方を人々に提案しようとしている。

引用:
https://mp.weixin.qq.com/s/I5_HM7BN1AZw4F7MPpcNyw

『デジタルチャイナ発展報告(2021年)』

http://www.cac.gov.cn/2022-08/02/c_1661066515613920.htm?spm=C73544894212.P59511941341.0.0

8月2日、中国国家インターネット情報弁公室発『デジタルチャイナ発展報告(2021年)』が公布された。

同報告では全国31の省地域に住む18歳から70歳のインターネット利用者を対象とした40万9574件の質問用紙調査結果も整理している。これによると、5G携帯電話利用者は全体の30%を超え、16.9%の利用者が5Gでゲーム、ムービ鑑賞などがより早く、よりスムーズになったことを実感していると答えた。一方、5Gのカバレッジには限界があり、基本的に4Gが良いので改善の余地があると思う人が37.7%、35.9%の人が使う側として4Gと5Gは特に大きな差を感じていないとしている。

引用:
http://www.cac.gov.cn/2022-08/02/c_1661066515613920.htm?spm=C73544894212.P59511941341.0.0