
2022年3月、中国国内市場への携帯電話機総出荷は2146万台、うち5G携帯電話が1618.5万台、携帯電話全体の75.4%であった。同期における新発売携帯電話は44モデル、うち5G携帯電話は27モデル、全体の61.4%であった。
2022年1-3月、新発売携帯電話は103モデル、うち5G携帯電話は57モデル、全体の55.3%であった。
引用:
http://www.caict.ac.cn/kxyj/qwfb/qwsj/202205/P020220516626693122213.pdf
5Gの最新動向-Latest trends
2022年3月、中国国内市場への携帯電話機総出荷は2146万台、うち5G携帯電話が1618.5万台、携帯電話全体の75.4%であった。同期における新発売携帯電話は44モデル、うち5G携帯電話は27モデル、全体の61.4%であった。
2022年1-3月、新発売携帯電話は103モデル、うち5G携帯電話は57モデル、全体の55.3%であった。
引用:
http://www.caict.ac.cn/kxyj/qwfb/qwsj/202205/P020220516626693122213.pdf
5月11日、「新エネルギーと知能ネット自動車産業商談会」が武漢で開催した。30の重点プロジェクトが契約締結し、取引総額が661.73億元(約1兆1,911億円)に達したという。
引用:
https://m.thepaper.cn/baijiahao_18040158
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1732601733993426296&wfr=spider&for=pc
5月12日、中国移動国際有限公司(CMI)、中国聯通国際有限公司(CUG)、Converge Information and Communications Technology Solutions, Inc.(Converge)及びPPTEL SEA H2XがSEA-H2X国際海底ケーブルの敷設について合意した。
SEA-H2Xは中国海南省、中国香港、フィリピン、タイ、マレーシア、シンガポールなど間を接続し、さらにベトナム、カンボジア、インドネシアに延長する。完成後はアジア地域のネットワーク接続を大幅強化することになる見込みだ。SEA-H2Xは、International Submarine Cable Allianceのメンバーが共同で運営し、HMN Tech(Huahai Communication Technology Co.、Ltd)が建設することになった。
SEA-H2X国際海底ケーブルの全長は5,000キロメートルを超え、最大160 Tbpsの設計容量を備えた高水準の光ファイバーケーブルを使用する。シンガポールと香港間は8ペア以上の光ファイバーケーブルが配置される予定だ。 SEA-H2X海底ケーブル計画は、2024年の開通を予定している。アジアで高まるネットワーク帯域幅と高速接続の需要に効果的に対応し、5Gの進化のための新しいネットワークエコシステムの共同構築と世界デジタル経済のさらなる発展に寄与する見込みだ。
引用:
https://mp.weixin.qq.com/s/lhDP-wQE30N1kEPB1jt4Gw
https://mp.weixin.qq.com/s/gdIbUeD-700V6d-2__oYrA
https://mb.com.ph/2022/05/12/sea-h2x-submarine-cable-digitally-transforming-asia-by-2024/
https://world.toleratr.com/sea-h2x-submarine-cable-will-digitally-transform-asia-by-2024-manila-bulletin-2/
5月9日、中国国家情報センターと中国移動社がブロックチェーンについて協力すると協議した。
「BSN」とはBlockchain-based Service Network(ブロックチェーンサービスネットワーク)の頭文字をとり、これまで中国国家情報センター内に設置している「BSN開発協会」が中心として国家主導で進めてきた。
今後の方向として、デジタル経済の発展に向けて、BSN、スマートシティ、デジタル政府、5Gの応用を推進していくとしている。今後の予定として、中国移動社が5G、計算力ネットワーク、社内「智慧中台」プラットホーム(シームレスな接続の実現を目指している)を重点とする新しい情報インフラの優位性を発揮させ、「シームレスな接続」+「計算力ネットワーク」+「能力」の新しい情報サービスシステムを構築するという。
引用:
http://www.sic.gov.cn/News/634/11511.htm
https://mp.weixin.qq.com/s/4JnJItgUArMenvvwg8lpMw
デジタル化した新しい消費ユースケースが登場している。中国電信社が「天翼曇図」というプラットフォームを宣伝している。「天翼曇図」プラットホームは5G、MEC、AR/VR、AI、高画質バーチャル空間やブロックチェーン技術を利用したクラウドネットワークであり、このプラットホーム上で新しい消費スタイルを提案している。これまでは、1000ほどのショッピングモールと10万店舗相手向けに計3000回以上のショッピングフェスティバルを開催し、北京デジタル経済体験週間や上海ショッピングフェスティバルなど、メタバース系の新しい消費スタイルを見せ続けてきた。新しい消費スタイルの提案は、ARクラウドGo、VRベースMall、AIデジタルクラウドライブ、ARランドスケープ、クラウド娯楽、クラウドショッピングモールなど5Gをベースにした新消費をプロモーションしている。
「天翼曇図」は中国工業情報化部「新型情報消費モデルプロジェクト」として認定を受けた。5Gユースケースコンテストとして中国で毎年全国規模で恒例開催される「ブルーミングカップ」コンテストでは一等賞や金賞、中国ショッピング業界最優秀技術イノベーション賞も受賞してきた。2020年には華為やZTE、CAICT連名の『5G+五つ星ショッピングセンター白書』を発表している。
メタバースブームによって、多くの小売業者がメタバースショッピングに殺到している。メタバース時代のショッピングは「人」、「もの」、「空間」という3要素が揃っている。「人」のキャラクターと「空間」の個性化も見られ、オーダーメイド化が進んでいるという。
中国ではコロナ禍以降にライブコマースが爆発的に広がり、演出やトークショなどその場のリアリティを共有しながら販売する方法が国内外で注目されている。このようなメタバース上の仮想空間、半仮想空間(リアルなショッピングモールでの集客誘導、3枚目画像)での販売法が次の流行りになるか注目だ。
中共弁公庁・国務院弁公庁発『県地域を中心とした都市化建設の推進に関する意見』を公布した。
同意見の二十条と、三十一条で5Gについて言及している。
二十条:DXを推進する。新型インフラ建設をし、スマート県を発展させる。5Gのカバレッジを拡大し、高速光ファイバーネットワークを整備する。
三十一条:県から郷鎮へとインフラを整備する。消費ニーズに合わせて5Gとギガビットネットワークの郷鎮への普及を推進する。
中国でこれまでスマートシティなど都市部のインフラ建設を進めてきて、全国293の地級市まで5Gがカバーできたため、次のステップとして県地域や、郷鎮地域へのカバレッジも視野に入れてきた。コロナ禍によって対面販売や流通チャネルの簡素化が進む中、農村部の特産品などの販売拡大を図るため、山奥の茶園や果樹園、畑の中で中継しながらライブコマースを行うケースが急増している。実家に5Gの基地局ができて、高速通信が可能になったので出稼ぎをやめて、実家に帰り、ライブコマースやEC販売活動する若者も増えている。このような辺境地での5Gインフラ整備が地元の人々の収入増加、地域格差を改善する一つの手立てとなるのが大変望ましい。
引用:
http://www.gov.cn/zhengce/2022-05/06/content_5688895.htm
https://mp.weixin.qq.com/s/pcr-m-6MRVZg6hKh1lOZ7w
中国電信社が携帯電話のSIMカードを利用した「SIMデジタル身分」サービスを介した。同社のクラウドSIMカードをプラットフォームとして、公安部第一研究所の「インターネット+身分認証プラットフォーム(CTID)」を連結したサービスとなっている。一部のAPP、5つのHTML上で身分認証を行うときに、この「SIMデジタル身分」が利用できるようになったという。
4月28日、「北京知能ネット自動車政策先行区乗用車無人化走行応用管理実施細則」が公布された。無人化乗用車の試験として、14台の無人化車両でモデル応用を開始することになった。百度(Baidu)と小馬智行(Pony.ai)が北京知能ネット自動車政策先行区乗用車無人化走行測定参加通知書を受け取ったという。
2021年10月に「北京知能ネット自動車政策先行区無人化道路走行管理実施細則」が施行されていた。これまで半年間にわたる8 万キロの走行状況が良好であったため、今回の無人化運行につながった。今回の無人化運行とは、運転席無人化、助手席安全員待機状態だ。
「北京知能ネット自動車政策先行区乗用車無人化走行応用管理実施細則」の公布は北京市で知能ネット自動車乗用車無人化応用申請の解放、知能ネット自動車の新しい発展段階入りを意味する。