工業情報化部は中国が主導する自動運転分野で初となる国際標準を発表

https://mp.weixin.qq.com/s/ae_NHI9jZvSa-T4Ji6aTKw
https://mp.weixin.qq.com/s/ae_NHI9jZvSa-T4Ji6aTKw

10月14日、工業情報化部は中国が主導的に関わった初の自動運転の国際標準ISO 34501: 2022 Road vehicles - Test scenarios for automated driving systems - Vocabulary『2022 道路車両自動運転- 語彙集』を正式に発表した。
CCTV報道によると、中国とドイツなど20ヵ国の専門家らが自動運転の測定シーン標準について体系的な整理を行った。その内容はシーン毎の専門用語、測定項目、安全測定、運行範囲、シーン分類などに関する一連の国際的標準についての具体的な項目まで網羅した。中国自動車技術研究センター標準化研究所王兆所長によると、この標準は自動運転測定現場における基本的用語、測定内容を明確することによって、測定シーンに基づいた今後の自動運転測定評価のベースを作り上げた。測定シーンでは自動運転システム、ダイナミックな運転の設計、運行範囲、運行条件などを明示した。

引用:
https://www.miit.gov.cn/xwdt/gxdt/sjdt/art/2022/art_7a9f08fc0db14852a8a207ee5466dfb4.html
https://mp.weixin.qq.com/s/ae_NHI9jZvSa-T4Ji6aTKw

中国安徽省スマート鉱区5G自動運転トラックの活用事例(中国電信社)

https://mp.weixin.qq.com/s/s21L_n4hJspzwr__zIjR5A

图片

10月12日、中国電信WeChat公式アカウントが自社の工業インターネットでの活用事例を取り上げた。

国有企業のセメントメーカーである安徽海螺グループ(Anhui Conch Group Co., Ltd)の安徽芜湖箬帽山鉱区には「5G無人運転」と表記している大型自動運転トラックが作業している。一度で100トンの鉱石を積み込む、重さが50トンにもなる大型トラックには、30のセンサーが搭載されている。ドライバー1名が10数台の大型トラックを遠隔操作可能となっている。中国電信社がインフラ整備と工業インターネット分野の5G技術活用に積極的に取り組み、知能化、情報化技術でセメント伝統産業のDXを図っている事例を宣伝している。

引用:
https://mp.weixin.qq.com/s/s21L_n4hJspzwr__zIjR5A

深圳市政府が5Gサプライチェーン発展の推進策を公布

http://www.sz.gov.cn/zfgb/2022/gb1253/content/post_10008653.html

中国深圳市政府は8月に『5G産業サプライチェーン発展の推進に関する若干措置』を公布していた。同措置は、5Gネットワ​​ークのエネルギー効率の包括的な改善、5Gサプライチェーンの弱点克服、5Gモジュールと端末産業の発展、5Gアプリケーションの促進などを加速するという5つの主要内容、18条になる具体的な措置を明示している。

5G ネットワークのエネルギー効率を総合的に改善するには、ネットワーク資源の最適化を第1条に提起している。通信事業者に 2G 、 3G ネットワークの終了と、F5G (The 5th generation Fixed networks,第 5 世代固定ブロードバンド ネットワーク) の構築、利用可能なすべての周波数帯域の5G ネットワークへの有効活用、5G プライベートネットワークの構築を奨励すると示している。

*欧州電気通信標準化機構(ETSI)が規定している第5世代の固定通信ネットワーク

引用:
http://www.sz.gov.cn/zfgb/2022/gb1253/content/post_10008653.html

モバイルインターネットデータ通信料がここ7年間で7500%の伸び率

http://www.ccidcom.com/yaowen/20220930/rorBdbEmTyNQQKNHx19iyiablco1g.html

ここ10年間通信業界で大活躍する10人の連載インタビューに中国聯通雲南省子会社党委書記兼総経理の張曇勇氏が登場した。同氏は通信の意義についてここ8年間のデータを用いてこう語った。

工業情報化部のデータ発表によると、2022年8月携帯電話利用者一人当たりインターネットデータ通信料は15.2GB/月、2015年初め当時は205MB/月であったため、ここ7年間で7500%の伸び率となった。一方、利用料金からみると、2014年は1GBあたり139元(約2900円)であったが、2021年末には3.14元(約65円)にまで低減し、その値下げ幅97%に上る。5Gデータ通信料も2019年11月サービス開始した当初より46%も低減してきているという。

引用:
http://www.ccidcom.com/yaowen/20220930/rorBdbEmTyNQQKNHx19iyiablco1g.html

中国携帯電話生産台数が9.9億台(2022/1-8月)、前年同期より4.5%減

工業情報化部発『2022年1-8月電子情報製造業状況』によると、2022年1月から8月まで携帯電話の生産台数は9.9億台、うち、スマホ携帯電話の生産台数は7.57億台、前年同期よりそれぞれ4.5%と4.2%減となっている。

同部発昨年末の情報によると、2021年間の携帯電話生産台数は17.6億台、うち、スマホ携帯電話が12.7億台であった。

引用:
https://www.miit.gov.cn/jgsj/yxj/xxfb/art/2022/art_13963a30756f4f2d8bc4769caed91828.html

青海省は農村地域まで5Gエリア拡大、モバイルインターネット通信量が昨年同期より26.37%増加

青海省は5Gのエリア拡大を積極的に推進し、2022年8月までの5G固定資産投資額が5.8億元、これまで省内で8353局の5G基地局を構築し、省内全ての郷鎮農村地域まで5Gカバーできたという。

2022年1月から8月までの青海省モバイルインターネットデータ通信量が11.12億GB、昨年同期より26.37%増。8月の一人当たりモバイルデータ通信量が24.13GBとして、全国平均より8.93GB多いという。

引用:
https://mp.weixin.qq.com/s/eOARKTcfg0LNvpVaH01pcA

中国新エネルギー車購入税免除(補助金)が3度目の延長、2023年12月31日まで

https://www.miit.gov.cn/zwgk/zcwj/wjfb/gg/art/2022/art_63c24498ffe443868bb1cbd4b81e2b81.html

中国財政部、税務総局、工業情報化部連名発『新エネルギー車購入税免除(NEV補助金)政策の延長に関する公告』が9月26日に公布されていた。同公告によると、2023年1月1日から2023年12月31日間に購入された新エネルギー車に対して購入税を免除するとある。

中国は2014年より新エネルギー車向け補助金政策を初めて施行し、2017年と2020年でぞれぞれ3年間と2年間を2回にわたって延長してきた。2022年7月29日、中国国務院常務会議で新エネルギー車(NEV車)向け補助金の3度目の延長が決定されたものの、具体的な規定や期限が公表されていなかった。上記公告で3度目の延長が2023年12月31日までと明らかになった。

引用:
https://www.miit.gov.cn/zwgk/zcwj/wjfb/gg/art/2022/art_63c24498ffe443868bb1cbd4b81e2b81.html
https://m.thepaper.cn/baijiahao_20110064
https://mp.weixin.qq.com/s/wR-O80G2pnOYPepsrfmqlQ

上海市でも完全無人自動運転タクシーRobotaxiがサービス開始

https://mp.weixin.qq.com/s/_swucxZ89ynTr2NegGOFQw

8月の四川省重慶市・湖北省武漢市の完全無人自動運転タクシーの商用化に続いて、9月27日、上海市嘉定区で百度傘下のRobotaxiが完全無人の自動運転タクシーを開始した。
2021年10月、上海市経済と情報化委員会、上海市公安局、上海市交通委員会連名発『上海市知能ネット自動車測試とモデル実証方法』が発表されている。2021年まで上海市で615本の道路で計1289.83キロの走行実験、1万2000ほどの応用シーンで延べ25社の295台の車両に測定許可を発行してきた。

2022年9月5日、上海市人民政府から『上海市知能ネット自動車イノベーション発展実施方案』が公布された。同実施方案は2025年まで上海市で国内をリードできる知能ネット自動車イノベーションのシステムを作り上げ、その産業規模を5,000億元(約10兆円)を目標としている。

引用:
https://www.shanghai.gov.cn/nw12344/20220905/a6882b588ee14f1683d7b6873e668732.html
http://www.myzaker.com/article/6336afdcb15ec01fcb41b2ce
https://mp.weixin.qq.com/s/_swucxZ89ynTr2NegGOFQw

5Gスモールセルの可能性が大きい

9月23日、「2022年5Gスモールセル産業発展シンポジウム」が北京で開催した。中国移動研究員無線と端末技術研究所所長李男氏がスモールセルが5Gネットワークの重要な一部であり、ニーズに合わせて低コストでエリア拡大の問題を解決する鍵になる可能性を語った。

工場や鉱山、病院など産業界からのスモールセルのニーズも高く、2020年以降各通信事業者が全力でスモールセル技術と産業発展を積極的に進めてきた。中国移動社が今後も5Gスモールセルエコシステムの発展を進め、クラウドネットワークから計算力ネットワークへと目指しているという。

引用:
http://www.cww.net.cn/article?from=timeline&id=568844&isappinstalled=0
https://mp.weixin.qq.com/s/jVHjC8qtPadVQFySKblP0g