中国のオンライン教育が浸透!

中国インターネット情報センター(CNNIC)の『第47回中国インターネット発展状況統計報告』(2021年2月3日)によると、中国2020年12月のオンライン教育利用者が3.42億であることがわかった。

2020年はCOVID -19の影響で3月から始まる第2学期が開校できず、9月までの半年間がオンラインのみだったところ、9月以降の小中高大の開校でオンライン教育の利用者数が低下したものの、その使用率がインターネット利用者全体及び携帯電話の34.6%を占める規模が大きい。

ディスクトップやノートPCに比べて携帯電話が小型でどこにでも持ち運べるため、携帯電話にてオンライン教育を受けるケースが多い。家庭内など通信環境が確保できている場合はタブレットが画面が大きくて子供が見やすいという利点でよく用いられているという。

2020年はこのCOVID-19・休校の影響でオンライン教育産業が急速に発達し、新たな企業も矢継ぎ早に出揃った。調査会社iResearchの報告ではこのような校内・校外の産業図がすでに出来上がっているいるという。もともと中国は教育を重んじる国民性があり、習い事などに熱心であることは一般的に知られているが、コロナ禍で半年にわたる休校期間中の学習を支えているのがほとんど校外の教育であることは下図からでも読み取れる。

iResearch社の報告では9から18歳までのK12(Kindergaten to 12)を含むオンライン教育の構成も調査した。K12が17.9%、3〜18歳までの幼児&素養教育の24.5%を合わせると、3歳から18歳までのオンライン教育利用者が中国オンライン教育産業全体の42.4%を示すことになる。うち、K12が2021年以降も継続的に成長すると予測している。

文章・画像の引用先:
http://report.iresearch.cn/report_pdf.aspx?id=3724
http://www.cac.gov.cn/2021-02/03/c_1613923423079314.htm
http://www.cac.gov.cn/pdf/web/viewer.html?file=http://www.cac.gov.cn/rootimages/uploadimg/1613923424818332/1613923424818332.pdf?filepath=ZBWvETi1XzcBKtOIkqelkJJ4Vn5uw9ZthCXJtWLSr0nQACMKH6Ejiw/UpdBYAwmsV5if6BYGd60xaZUMhKPZmjEjTcORl73kmCTdYOvdSjs=&fText=第47次中国互联网络发展状况统计报告-0203(打印生成)

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