中国のグリッド化管理

https://www.youtube.com/watch?v=J7qbY_dfHcM

Lenovoの武漢工場でもグリッド管理

昨年以来、中国のコロナ対策でコミュニティによる徹底管理が注目されている。コミュニティの中においても、特に住宅区をより細かく分け、それぞれのブロックについて担当責任者まで決め、その担当者による住民との徹底的なコミュニケーションを行うグリッド化管理が重要なポイントとなっている。

そのようなグリッド管理が通信事業者の中国移動社でも行っていることが最近確認できた。業務内容をエリア、コミュニティ、建物単位まで細分化し、グリット管理しているという。それなりのノルマも課せられているようだ。

竹内亮さんの中国アフターコロナの時代ー「逆転勝利の法則」でLenovoの武漢工場内のコロナ対策もグリッド化管理を徹底していることを確認した。

中国のグリッド化管理はコミュニティー(住宅区の社区)に基づいているというのがこれまでの認識である。中国移動社のグリッド化管理も住宅区をベースにしているが、工場内でのグリッド化管理は職場でのコミュニティをベースとしているため、昔の「単位制」の復元かと一瞬思うほどであるが、コロナ対策には大変有効なようである。

グリッド化のことを中国語で「網格(化)」で、画像1の工場長は音声で「網格員」と言っているが、字幕で「コロナ対策担当員」となっている。もしかして、社区のみでなくグリッド管理の形が中国でより多様になってきている可能性がある。グリッド化の有効性は責任明示にあるかもしれない。

引用:
https://www.youtube.com/watch?v=J7qbY_dfHcM

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