中国広電も着々と5Gコアネットワ​​ークを開通

湖南省長沙市にて中国広電初の5Gコアネットワーク開通

6月24日、中国4つ目となる通信事業者、中国広電*が同社初の5Gコアネットワークを湖南省長沙市にて開通した。

*中国広電:中国広播電視網絡有限公司(China Broadcasting Network)は国内全土で有線テレビネットワークの業務を展開する企業で、2019年6月6日付けで中国移動、中国聯通と中国電信の3社と同時に中国工業情報化部より5Gの運営を承認する基礎電信業務経営許可証の発給を受けていた。4.9GHz〜5GHzまでの周波数帯域を割り当てられた。元々保有していたラジオ用の700MHzも2020年2月に工業情報化部より5G用として許可されている。
#6月30日に中国広電網絡有限公司が中国広電網絡株式会社株式会社を設立し、12月31日までに資本注入を完成予定としている。

業界最高の技術レベルを持つ5G SAコアネットワークが構築され、長沙市と北京市間のVoNR音声通話も実現した。

コアネットワークは5Gネットワ​​ークの中枢であり、ユーザーデータ、ネットワークセキュリティ、ビジネスの差別化とネットワーク機能の開放などの主要な機能を備えている。これを以って、中国広電社が湖南省にてToC及びToBの5Gニーズに対応可能となる。

江蘇省にて700MHzと4.9GHz「デュアルバンドネットワーキング」

続いて6月28日、江蘇省ケーブルテレビは、江蘇省初の4.9GHz及び700MHz 5G基地局アンテナを設置した。江蘇ケーブルテレビによると、この基地局建設は700MHzと4.9GHzを統合した独立したネットワークモデルを使用している。これは、江蘇ケーブルテレビが5G分野で中低周波数の「デュアルバンドネットワーキング」の能力を持っていることを示し、江蘇ケーブルテレビの5Gへの正式な参入を意味する。

貴州省貴陽市にて中国広電5G最初の試運転

更に6月30日、貴州省貴陽市広電子会社でも5G SAコアネットワークの試運転を発表し、省・市・県・郷へとシームレスカバレッジを目指すとしている。

文章・画像は以下より引用:
http://www.dvbcn.com/p/111126.html
http://www.dvbcn.com/p/111202.html
https://www.sohu.com/a/404941909_488920
https://www.sohu.com/a/404616152_120065467
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1670929925715217639&wfr=spider&for=pc

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