中国聯通社「中国オリンピック日活動」参加

https://mp.weixin.qq.com/s/ZmkRM_kI64JJC9S4KoP8IQ

6月20日、オリンピックへの積極的な参加を促すイベントである「中国オリンピック2021年第35回オリンピック日活動」が北京オリンピック水上公園にて開催した。

今回はジョギングや競走がメインとなったが、中国聯通社代表団が参加した。6月7日、中国聯通社が「聯通冬オリンピック公益計画」を起動し、より多くの子供がスポーツに参加できるように河北省張家口市沽源県二道渠郷小学校にスポーツ器材500点を寄付した。

中国にとって、今回の北京冬オリンピックは科学技術のフルー活用となる大イベントとなり、世界に中国テックをアピールする舞台となるととらえている。既に5Gによるスタジアム内のスマートアングル体験ステーションなどを通じて宣伝している。

引用:
https://mp.weixin.qq.com/s/ZmkRM_kI64JJC9S4KoP8IQ

中国『エネルギー分野での5G応用実施方案』

http://www.nea.gov.cn/2021-06/11/c_1310003081.htm

6月7日、中国国家発展改革委員会、国家エネルギー局、中央ネットワーク情報化委員会、工業情報化部連名で『エネルギー分野5G応用実施方案』を公布した。
方案では、向こう3〜5年間でスマート発電所、スマートグリッド、スマート炭鉱、スマート石油、スマートガス、包括的なエネルギー、インテリジェントな製造等の分野において5Gの典型的なアプリケーションシナリオを推進し、5Gプライベートネットワークまたはバーチャルプライベートネットワークを構築する。これらの分野でより競争力のあるビジネスモデルを作るとしている。

引用:
http://www.nea.gov.cn/2021-06/11/c_1310003081.htm

四川省が『5Gネットワーク構築と応用の発展行動計画(2021-2023年)』発表

人民邮电报:http://paper.cnii.com.cn/article/rmydb_15916_302185.html

6月9日の中国人民郵電報には「四川省が『『5Gネットワーク構築と応用の発展行動計画(2021-2023年)』を発表」と題する記事があった。

同記事によると、四川省は3年間をかけて省内5G基地局数と5Gネットワークのカバーエリアを共に向上させることが決定し、5つの具体的な項目が実現するとある。
1)西部地区最大の5Gネットワーク。
2)5G+工業インターネットの深度融合。
3)5Gエコシステムの形成。
4)5Gの応用。
5)5Gセキュリティの向上。

引用:
http://paper.cnii.com.cn/article/rmydb_15916_302185.html

5G無人運転車によるコロナ対策用品の配達

近日、広州聯通社が5Gネットワークを利用して、感染クラスター発生によるロックダウン発令中の区域への無人運転車両配送車運行をサポートした。

配達前日、広州聯通社の技術者が通過ルート付近約400局ほどの5G基地局を精査した上で、全ての5Gネットワークを最高レベルに調整し、広州聯通社の5G端末を搭載した「文遠知行」無人運転車両のためのVIPルートを手配した。

中国では昨年4月以降もコロナ感染クラスターが発生した地域において局所的なロックダウンを実施してきている。
1531万 (2019年12月31日時点)の人口を有する広州市のコロナ感染者が6月6日は3人、6月7日は9人(広州市衛生健康委員会報告)に上り、7日当日より一部エリアのロックダウンが発令し、6月8日よりロックダウンに至ったという。

引用:
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1701993566873910076&wfr=spider&for=pc
http://www.cnii.com.cn/rmydb/202106/t20210608_284535.html
http://www.gz.gov.cn/xw/jrgz/content/post_7320240.html
http://www.gz.gov.cn/xw/jrgz/content/post_7318940.html
http://www.gz.gov.cn/xw/jrgz/content/post_7320242.html

CAICTが『情報アクセシビリティ動向』を発行

http://www.caict.ac.cn/kxyj/qwfb/qwsj/202105/P020210528536271573312.pdf

CAICTが『情報アクセシビリティ動向』(2021.5)を発行した。

動向には、1)国家部門における関連方針など、2)地方での進展、3)には企業や関連社会団体による高齢者、障がい者への各種イベントを具体的に紹介している。企業にはDidi、アリペイ、テンセント社の各種社会活動を丹念に整理している。

引用:
http://www.caict.ac.cn/kxyj/qwfb/qwsj/202105/P020210528536271573312.pdf

2021年中国C-V2X応用実験計画

IMTー2020(5G)推進チームとCーV2X業務チームがCAICT等部門と連携し、北京市、合肥市、武漢市と広西チワン族自治区に位置する柳州市の4箇所にて合計4期にわたる大規模なIoV用CーV2Xの実験を予定しているという。

http://www.cww.net.cn/article?from=timeline&id=487136&isappinstalled=0

5月29日、北京市にて1CーV2X車載端末(OBU)と試験場内のRSUを利用して交差点内にて大規模な実証実験を行った。

第一期となる今回の北京市の実証実験では、車両の停止状態・走行状態、道路の渋滞・非渋滞、道路の遮蔽・非遮蔽などそれぞれの状態にてテストを行い、実験結果の検証も行なったという。7月には合肥市、9月には武漢市、11月には柳州市にて継続的に展開していく予定だそうだ。

引用:
http://www.cww.net.cn/article?from=timeline&id=487136&isappinstalled=0

中国でローカル5Gのような専用周波数の検討はない?!『工業インターネットとIoT無線周波数使用指南(2021年版)』に関する通知

6月1日、中国工業情報化部(MIIT)より「『工業インターネットとIoT無線周波数使用指南(2021年版)』に関する通知」が公布された。

https://www.miit.gov.cn/zwgk/zcwj/wjfb/qt/art/2021/art_9b8e1e5711c54cec9ca0cda73ac36c40.html
https://www.miit.gov.cn/zwgk/zcwj/wjfb/qt/art/2021/art_9b8e1e5711c54cec9ca0cda73ac36c40.html

ポイント1:5G公衆移動通信網をメインとし、その他をサブとする

通知では、「公衆移動通信」と「専用移動通信」の表現を用いながら、
「工業インターネットとIoTの遍在化・個性化・オーダメイド化しつつあるニーズに応えるため、多種多様な応用シーンと周波数資源の合理利用を図るために、5G公衆移動通信網をメインとして利用し、その他をサブとして工業インターネットとIoT業務の展開を奨励する」と明示している。

ポイント2:公衆移動通信の「帯域使用許可」について

公衆移動通信には2G、3G、4G、5GにNB -IoTとeMTCも含まれる。
「MNO(Mobile Network Operator)が公衆移動通信帯域を使用する場合は、国家無線電管理部門にて審査し、許可する。MVNO(Mobile Virtual Network Operator)が公衆移動通信帯域を使用する場合は、帯域を申請する必要はない」とある。

ポイント3:専用移動通信の帯域と「帯域使用許可」について

専用移動通信とWLAN用帯域については、いずれも公布のあった現行帯域のみの発表であった。専用移動通信帯域を使用する場合は、帯域使用計画に沿って国家或いは省無線管理部門に申請し、許可を受ける必要がある。

専用移動通信には以下の4つが含まれている。
230MHz(電力・ガス・防空・水道等関連部門用)、
1400MHz(電子政府・公共安全・社会治安・危機管理等部門用)、基本的に省無線管理部門に申請する。
1800MHz(交通・石油等部門用)、基本的に省無線管理部門に申請する。
5900MHz(LTE -V2Xをベースとしたインテリジェントコネクテッドカー用)、原則的に国家無線部門に申請するが、内容にって省無線管理部門も可。

WLANには、2400MHz、5100MHzと5800MHzが含まれている。
2400MHz(2400−2483.5MHz)、
5150-5350MHz(屋内のみ)、うち、5250-5350MHz帯域はDFS機能付きのみ可、
5725-5850MHz

この通知は昨年から要請が次第に高まってきた、5Gプライベートネットワークやローカル5G類似サービスへの専用帯域の交付要請に答えた形の政策的指示であると筆者は考える。6月1日に公布されて12時間ほど経った中(本記事投稿時点)、中国の業界からはMIITがドイツ、日本と韓国のようなローカル5G専用周波数の検討はしないことを意味しているのではとの見方が多いようだ。

引用:
https://www.miit.gov.cn/zwgk/zcwj/wjfb/qt/art/2021/art_9b8e1e5711c54cec9ca0cda73ac36c40.html
https://www.miit.gov.cn/cms_files/filemanager/1226211233/attach/20216/6f2d2602200448009b156a1e7863d8c2.pdf

中国で「中小企業向けのサービス提供月間」を実施

https://www.miit.gov.cn/jgsj/qyj/wjfb/art/2021/art_fe5e686d5e6947948a1e1fc9ad494b02.html

5月31日、中国工業情報化部(MIIT)から地方の中小企業当局と関連部門宛に6月1日から30日まで全国範囲内で「中小企業へのサービス提供月間」を実施する通知が発行された。中小企業への支援をもって中国建党100周年を祝うとしている。

その内容には、「中小企業サービスシステム機能を十分に発揮し、多くの中小企業のために革新的で且つ効果的なサービスを提供する。中小企業の起業などへのサービス支援を強化し、中小企業の救済を支援することを要求する。中小企業のニーズに注目し、「3つの10」のサービスに焦点を当てる。工業情報化部から10のサービス活動、各地域省庁から10のサービス主題活動、各地域中小企業主管部門より10の重点分野でのサービスを実施する」とある。

特に、サービス提供においては、「クラウド、ビッグデータ、5G、AIやブロックチェーンなどの新しい技術による提供を通じて、中小企業のニーズを的確に把握し、ピンポイントで支援できるような専門化した高質なサービスの提供を図る」とも言及している。

引用:
https://www.miit.gov.cn/jgsj/qyj/wjfb/art/2021/art_fe5e686d5e6947948a1e1fc9ad494b02.html

今年の618セールが5/24からスタートした

2021年の618セールが5月24日よりスタートしている。Jingdong、Tmailと蘇寧(Suning)が5月24日0時より「618予約販売」を起動し、関連APPにて購入可能になっている。今年の「618セール」が6月中下旬まで約1ヶ月近く続くことになる。

この間、Jingdongは4つのシーズンに分けて各種キャンペーンを企画し、300万になる実店舗とも連携し、1400の県と市にて1時間以内の配送を宣言している。Tmailは5月31日より60億元(約960億円)消費券を配布し始め、毎日1300万品目の割引券も同時登場する。ブランド会員で最高で1000元(約1万6000円)購入し、1000元分のサービスを受けれるという。蘇寧は割引キャンペーンと共に、新品交換&旧品回収や各種無料サービスも提供する予定という。

5G端末の浸透が進んでいる中、今年の端末セール争奪戦が注目されている。

引用:
https://www.jd.com/2017
https://www.tmall.com
https://www.suning.com

中国初の無人配送車ナンバープレード交付

5月25日、第8回国際インテリジェントコネクテッドカー技術年会(CICV2021)が開催され、北京市高度自動運転試験区(北京高級別自動運転示範区、2021年4月設立)が国内初の無人配達車用ナンバープレードを交付した。同時公布した『無人配送車管理実施細則』にて無人配達車両に一定の権利を与えるなど中国自動運転分野で一歩前進したとされている。

https://mp.weixin.qq.com/s/Dxpx_l8vc_KJC8OAYM8NRA

今回交付を受けたのは京東物流(JD Logistics)、美団(Meituan)と新石器(Neolix)の3社、それぞれJD0001、MT0001、NX0001のナンバープレードが手渡しされた。報道によると、現在、京東物流と美団は、100台近くの無人配達車を配送ステーション、住宅地とサイエンスパークに配置している。新石器も南海子公園、亦城(Yicheng)インターナショナルセンター、BDA大通り、永昌サイエンスパークなどで時間帯ごとの外食販売・配達を行なっているという。

引用:
http://www.cicv.org.cn/NEWCN/home/index.html
http://www.xinhuanet.com/tech/2021-05/26/c_1127491855.htm
https://mp.weixin.qq.com/s/Dxpx_l8vc_KJC8OAYM8NRA