国慶節大型連休のお出かけと観光への施策

中国は10月1日から10月7日までは建国記念日の国慶節(Guoqingjie こっけいせつ)の大型連休に入る。

中国政府公式アカウントと国務院APPが大型連休サービスコラムやお出かけチェックリストを更新し、注意を促している。
各地域が現状に沿った感染対策をとっているため、国家データベースを活用した「出発地・目的地のコロナ対策」の最新情報の検索ができるようになっている。マイカーでのお出かけを優先し、連休中7座席までの乗用車の高速通行料を無料とし、観光スポット先の事前予約を強く推薦している。

交通機関の利用を減らし、観光スポットでの人流の調整を図った施策である。

引用:
https://mp.weixin.qq.com/s/8XCCrzEOvsFRcucF3IwPyg
https://mp.weixin.qq.com/s/2iltBiHsqZ_E6NATKkLQ7w

IoT新型インフラ建設3カ年行動計画

工業情報化部並びに中央ネットワーク安全情報化委員弁公室、科学技術部、生態環境部、住宅建設部、農業農村部、国家衛生健康委員会、国家エネルギー局連名発『IoT新型インフラ建設3カ年行動計画(2021-2023年)』を公布した。

行動計画は、2023年までの国内主要都市のIoT新型インフラの建設の定着させるとし、製造強国とネットワーク強国を通じて固定と移動通信の融合、IoTのアクセス能力を向上させ、感知ネットワークと安全性の高いIoTインフラの推進を目標としている。具体的には4つの行動の中で計12項目の重点任務を言及している。

一、イノベーション能力の向上。
二、産業エコシステムの育成。
三、応用イノベーションの融合。
四、体系化の展開。

引用:
https://www.miit.gov.cn/zwgk/zcjd/art/2021/art_e10a2df169c8441d8e4cd25e37d2a92b.html
https://www.miit.gov.cn/zwgk/zcjd/art/2021/art_38730659e1da47e99e2b469297464c08.html

『中国的全面小康』白書

9月28日、中国国務院新聞弁公室が『中国的全面小康』白書について新聞記者会見を行った。

白書では、全面的な小康が全面に重点があり、発展の均衡性、協調性、持続可能性にある。科学技術分野においても5G移動通信などのハイテク産業が飛躍的に発展し、イノベーション型国家に仲間入りした。三次産業の産業構造が1952年の50.5∶20.8∶28.7から2020年の7.7∶37.8∶54.5へと成長したとしている。

フルーペーパがこちら
https://share.gmw.cn/politics/2021-09/28/content_35197828.htm

引用:
https://live.baidu.com/m/media/pclive/pchome/live.html?room_id=4825807045&source=search
http://www.scio.gov.cn/xwfbh/xwbfbh/wqfbh/44687/47046/index.htm
https://mp.weixin.qq.com/s/q1uTKJqjNU7wvrnNxT8xDA

中国「5G+スマート教育」応用パイロットプロジェクト申請開始

https://www.miit.gov.cn/zwgk/zcwj/wjfb/tz/art/2021/art_9962509f1e1f47c3a7675a7e473d5522.html

9月26日、中国工業情報化部と教育部連名発『5G+スマート教育応用パイロットプロジェクト申請に関する通知』が公布された。全国範囲内で5Gネットワークを利用した情報教育の実践と実用アプリケーションを募集し、5Gを代表とする次世代通信技術と教育の融合イノベーションの実現と応用を図っている。

北京郵電大学副校長の蘇森氏が中国では多くの教育機関で既に「5G+スマート教育」について積極的に取り組み始めているという。復旦大学が5Gシームレスキャンパスを構築して、成都天府第七中学校が5G教育クラウドを利用しているなどの実例が既にある。

北京郵電大学が2019年5G商業化して以来、5G+スマート教育の応用について通信事業者と連携し、4つについて取り組んできたという。
1、5Gキャンパスバーチャルネットワークの構築。
光ファイバーなどのネットワークと融合した形でスマートアプリケーションを推進してきた。
2、5Gスマート教室の設置。
5G+全キャンパスカバーを利用し、キャンパス間の遠隔双方向授業、5G+AR教育アプリケーションを展開している。
3、5G+平和キャンパスの構築。
5G+AI機能搭載のAI安全ロボット「北郵一号」を採用し、5Gスマート安全指揮センターと連動した形で、キャンパスのセキュリティー管理とオート化をグレードアップしている。
4、5Gスマートクラウドデータセンターの整備。
中国一流の重大科学研究プロジェクトへの全面的フォローを実現している。

引用:
https://www.miit.gov.cn/zwgk/zcwj/wjfb/tz/art/2021/art_9962509f1e1f47c3a7675a7e473d5522.html
https://mp.weixin.qq.com/s/mppuphrd8wP0eFozA8Jf9Q

中国IMT-2030(6G)推進チームが2021年6Gセミナーを開催

https://mp.weixin.qq.com/s/NFkGxtFMPc3mGgJxFEfVjQ

9月16日、2021年6Gセミナーが北京市西苑飯店で開催した。IMT-2030(6G)推進チーム主催、CAICTと中国通信学会が共催で行われ、6Gビジョンとイノベーションが焦点となった。

開幕式では工業情報化部総工程技師の韓夏氏が6Gの2030年の商業化に向けて3点が重要と発言した。一つ、5Gの商用で6Gの発展ベースを固める。二つ、イノベーション。6Gの潜在的なコア技術の研究を推進する。三つは、オープン型のWinwin関係。世界の6G発展環境づくりを目指す。世界6G推進組織、関連企業、教育期間と研究施設との交流関係を強化し、世界共通の6G標準を統一する。

CAICT副院長王志勤氏がIMT-2030(6G)推進チームの推進内容と6Gへの基本的な考え方を発表した後、EUと韓国などの専門家が各国の6G関連推進状況を紹介した。

引用:
https://www.miit.gov.cn/xwdt/gxdt/ldhd/art/2021/art_a27653df29e64e57aeb0d68f438fac47.html
https://mp.weixin.qq.com/s/6ato0gONOY5koA2xYrbiag

四川省第14次五カ年新型インフラ建設計画を発表

9月8日、四川省人民政府が「四川省第14次五カ年新型インフラ建設計画」を公布した。

計画では2020年末、四川省の4G基地局が29.5万、5G基地局が3.6万基。ギガビット光ファイバー利用者が88.9万で全国3位、IPTV利用者が2777.6万で全国1位と発表している。2025年には5G基地局を25万に、5G接続Userの普及率を60%という具体的な目標となっている。

他の主要な指標には、情報インフラ、融合インフラ、イノベーションインフラと3つの枠に分けられている。
情報インフラには、5G基地局、5G接続Userの普及率、データセンター規模などが含まれている。
融合インフラには設備インターネット接続数量、車道協同モデル線路、EVカー充電ステーションなどが含まれている。
イノベーションインフラには、国家重大科学技術インフラ、国家科学教育インフラ、産業(技術、製造業)イノベーションセンターなどが含まれている。

新型インフラ建設計画について、2021年3月8日、国家発展改革委員会副主任の寧吉喆氏が国務院新聞記者会見にて今年「第14次五カ年新型インフラ建設計画」を公布すると言及していた。

http://www.sc.gov.cn/10462/zfwjts/2021/9/10/ff0c000e339b4bd8b83dc2f24e9c88ed.shtml

引用:
http://www.sc.gov.cn/10462/zfwjts/2021/9/10/ff0c000e339b4bd8b83dc2f24e9c88ed.shtml
http://www.sc.gov.cn/10462/zfwjts/2021/9/10/ff0c000e339b4bd8b83dc2f24e9c88ed/files/103000275dd147fdad979120da9ec426.pdf
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1693654588046214018&wfr=spider&for=pc
https://m.thepaper.cn/baijiahao_11604770
http://gxt.jiangsu.gov.cn/art/2021/8/27/art_6278_9990477.html

工業情報化部が「六穏六保」をめぐって中小企業を全面支援

https://mp.weixin.qq.com/s/8c3kbki0C6h2UC1J1bcbww

9月7日、国務院新聞弁公室が「中小企業支援関連業務」新聞記者会見を行い、中国人民銀行、工業情報化部関係幹部が出席した。工業情報化部党組織メンバー、総工程師の田玉龍氏と工業情報化部中小企業局局長梁志峰氏が出席した。

工業情報化部は国務院の中小企業促進綜合管理部門として、「六穏六保」の「六つの安定」と「六つの保障」をめぐって、3つの内容を展開してきたという。
1、有効な企業支援政策の実施。失業保険やローン利子減免、融資など。
2、中小企業への支援の深化。少額納税者の増値税納入開始金額、奨励金など。
3、雇用の安定化措置。コロナ禍における物価下落が一向に見られない中、中小企業の生産経営とコストアップの解決など。

引用:
https://mp.weixin.qq.com/s/8c3kbki0C6h2UC1J1bcbww

MIITが全国コロナ感染者所在地域の協力調査の強化、通信ビッグデータ・テクノロジーの活用、情報提出・情報伝達効率の向上を求めた!

中国衛生健康委員会によると、7月20日南京市より感染報告を受けて以来、7月30日まで常徳遊覧船→張家界観光地→空港経由で全国14の省20地域で累計262件のクラスターが発生した。8月1日に人民網がその感染ルートを整理し、公開した。

このような大規模なクラスター発生を受け、工業情報化部(MIIT)が8月3日に全国テレビ電話会議を招集し、MIIT劉烈宏副部長が感染者所在地域の協力調査について「再動員、再手配、再徹底化」を全国に求めた。

https://www.miit.gov.cn/xwdt/gxdt/ldhd/art/2021/art_3770dfc7f2f7426487676f1cc571fd7e.html

会議では5つの具体的指示が出された。

1、政治的業務順位の明確。各地域にて協力調査の最終段階に入っており、コロナ対策を目下最緊急、最重要な業務内容とし、責任明確に地域内の迅速な協力調査を進める。

2、業務内容の徹底化。地域内協力調査は「より迅速に、より的確に」進めれるように、リアルタイムで各種感染情報を把握し、共有する。

3、協同作業の強化。通信ビッグデータを有効に活用し、部庁と省地域の協調連動を強化し、各地の協力調査の期限内完成に積極的に協力する。

4、テクノロジーの活用。現地の実際状況に応じ、通信ビッグデータの応用、活用を探索し、リスクある人々の所在地域の協力調査効果を向上させる。

5、各地で「疫病情況快速登記」(感染状況登記)ミニプログラムのインストールを促し、情報提出・情報伝達の効率をより一層向上させる。

引用:
https://www.miit.gov.cn/xwdt/gxdt/ldhd/art/2021/art_3770dfc7f2f7426487676f1cc571fd7e.html
http://hlj.people.com.cn/n2/2021/0801/c220005-34847546.html?fbclid=IwAR2gBUuIUqSj_zAYeTqU-gI0zvh4pxhmMckXwoQvJ7mYn7SMUge7VMB2mfE
https://mp.weixin.qq.com/s/7xRSCRkNKtOZRbpXUc_sJw

中国2021年上期電信業収入が7年最高値更新

7月20日、工業情報化部(MIIT)が2021年上期通信業経済運営状況を公開した。同日、MIITが「2021年全国工業と情報化主管部門責任者テレビ電話会議」を開催した。

MIITのデータによると、2021年上期電信業務収入が累計7533億元(約12兆円)、前年同期より8.7%増となっている。2014年1月9.2%以来の最高値となった。2014年2月から電信業務収入が下落し続け、2019年半ばではマイナスも一時的に見られた。2019年8月以降、徐々に回復する傾向になり、特に2020年の5G新型インフラ政策の効果で次第に伸び続け、2021年6月の高成長につながった。2013年同期と同水準であるという。

引用:
https://www.miit.gov.cn/gxsj/tjfx/txy/art/2021/art_31a33539354543daa87325f089cfdb1f.html
https://mp.weixin.qq.com/s/ZUYijrdzwTwvhTI5Eew7NA

IMT-2020(5G)推進グループC-V2X業務グループ第17次会議開催

2021年7月5〜6日、IMT-2020(5G)推進グループのC-V2X業務グループ第17次会議が成都経済開発区で開催された。 自動車、情報通信、運輸業界から400人以上の代表者が来場し、オンラインやビデオ放送で会議に参加した。

この会議では、2021年C-V2Xアプリケーションの実践活動と関連するサポート作業に議論を行い、グループの主要トピックと新しいプロジェクトの進捗状況の情報共有もあったという。

https://mp.weixin.qq.com/s/Xx3x69WLt9IymMk_Lut1Mw

トピックに関しては、通信とネットワーク、プラットフォーム、セキュリティ、アプリケーション、テストと評価、新しいテクノロジーとルールと運用の主な方向への研究トピックを設定し続けた。
「5Gベースの遠隔制御駆動ビジネスシナリオ分析と通信システム」と「モバイルインテリジェント端末指向の車道協同アプリケーション研究」及びその研究進捗状況についても報告された。

CAICTより「IoV先導区建設運営参考技術要求(意見募集)」と「IoV『新型インフラ』典型アプリケーション案例集(意見募集)」の報告もあった。

第17次会議で20となる企業と機関が新たに加わり、C-V2X業務には合計301の研究機関と企業が結集する「産学研とアプリケーション」の共同協力体となり、自動車、情報通信、交通などの多産業協同の同盟となってきているという。

引用:
http://www.cww.net.cn/article?from=timeline&id=488422&isappinstalled=0
https://www.163.com/dy/article/GEDFTRHV05149RFA.html
https://mp.weixin.qq.com/s/Xx3x69WLt9IymMk_Lut1Mw