5G移動医療車と5Gスマート医療の急成長→疫病は遠隔医療爆発のきっかけ、5Gはその起爆剤!

https://www.sohu.com/a/436191696_354877

特殊車両?

11月15日早朝、浙江省台州市市民広場にて人だかりができている。
椒江区に住む75歳になる黄さんがある特殊車両に乗り込んだ。「はい、大きく息すって、はい、とめて」黄さんが車上にて初期の肺がんスクリーニング検査を行った。この特殊車両は台州市第一号の5G移動式医療用車載CTカーである。当日、40数名の市民がこの検査を無料で受けることになった。

何故CT検査なのか?

肺がんは現在、中国で最も高い死亡率となる悪性腫瘍であるが、早期肺がんの5年生存率は70%に達する可能性がある。
これまでCTは病院でしか行えなかったが、5G移動式医療用車載CTカーを登用することによって、患者は自宅付近等で医師の診察を受けることが可能になった。この車両は、理論上、企業や社区内、離島や山岳地帯にも移動可能となるので、一般の人々に在宅医療並みのサービスを提供可能となる。

5G移動式医療用車載CTカーの技術的構成

この車両は浙江移動社と台州恩澤医療中心(集団)との5G応用協力をするようになってから初めて開発したプロジェクトによるものである。病院側のニーズに合わせて、浙江移動は、医療業界の応用を目指して5G、MEC(マルチアクセスエッジコンピューティング、Multi-access Edge Computing)、AI、IoTなどの技術をベースにオーダーメイド方式に構築したものである。5Gの大容量・低遅延・多接続などの特性を生かしてカルテ情報、PACS(Picture Archiving and Communication Systems)画像などのデータ転送を可能にし、遠隔医療を実現した。

検査プロセスの短縮と所要時間の大幅削減

台州恩澤医療中心(集団)党委員会書記の朱成楚氏はこう紹介する。
「車内で肺部CTを完了した後、AI技術を用いて映像を読み取り、2分ほどで小さな肺結節をスクリーニングできる。病院にいる専門家がわずか3分で診断と治療の意見をリモートで提供でき、肺がんのスクリーニング検査完了まで10分を超えることさえない。 「早期がんにとって最も重要なことは、 『早期発見、早期診断、早期治療』であるため、5G移動式医療用車載CTカーは、利便性と検査プロセスの時間短縮にて早期がんスクリーニング検査の実効性を高めている。」

車載CTや5G救急車について中国聯通も開発を進めていた

http://www.chinaunicom.com.cn/news/201905/1558098839547071533.html

中国聯通ネットワーク技術研究院が2019年に5Gベースの車載CTカー発表会を開いていた。その後5G救急車や院前医療(救急車が病院につくまでの間で搬送先の病院との情報共有などの医療連携等が可能にしたサービス)についての研究成果も発表していたが、モデルルームや概念的なものが多かった。2020年以降実用に向けて大きく進展した状況にある。

COVID−19対策における三大通信事業者5G医療サービス爆発的な成長
→疫病は遠隔医療爆発のきっかけ、5Gはその起爆剤!

2020年2月の武漢では、中国電信はわずか12時間で光ファイバー通信による遠隔医療システムを構築し、解放軍総病院と火神山病院間の通信を実現した。同時期に北京では、北京電信が朝陽区衛生健康委員会に協力し、指定救助病院・発熱受付窓口などの遠隔相談クラウドプラットフォームを開設した。中国電信5Gとクラウドコンピューティング技術を利用し、コロナ対策期間における多医療機構や部門間の遠隔相談と遠隔病床確認などのリモート診断を実現していた。

それ以降、中国聯通と中国移動の5Gネットワークも全国各地にて地域医療機構の5Gカバレッジを拡大していた。通信信息日報によると、現在(2020年7月29日)中国移動が北京、重慶、天津などにて5Gサービスモデルネットワークの構築を急いており、移動式遠隔医療等で31の応用アプリケーションシナリオを展開しているという。

5G、AI、クラウド、Bigdata等の新興産業技術は公共衛生、公共健康に貢献すると共に、現有の医療生態圏をくつがえるほどの大変革を引き起こすことになろう。同時に、通信事業者に大きなチャンスをもたらしてきていることは間違いないようである。

#院前医療に関する過去の記事

文章・画像の引用先:
https://www.sohu.com/a/436191696_354877
https://t.cj.sina.com.cn/articles/view/1893690575/v70df6ccf01900u9g0?from=tech
https://www.sohu.com/a/303749604_354877
http://www.xinhuanet.com/politics/2020-03/04/c_1125662616.htm
http://www.elecfans.com/application/Communication/1260554.html
http://www.chinaunicom.com.cn/news/201905/1558098839547071533.html

中国5G+医療健康応用パイロットプロジェクト申告開始に関する通知

https://www.miit.gov.cn/zwgk/zcwj/wjfb/txy/art/2020/art_36fdd2f6d5be42c282362bd2bea6dbb6.html

11月27日、工業情報化部並びに国家衛生健康委員会連名で「5G+医療健康応用パイロットプロジェクト申告開始の通知」を公布した。


冒頭には、
「党中央・国務院による5Gネットワーク等新型インフラ建設の推進を徹底的に加速するために、『国務院弁公庁発インターネット+医療健康の発展的意見』(国弁発 [2018] 26号)の要件を実施するために、工業情報化部と国家衛生健康委員会は、5G +医療健康応用パイロットプロジェクト申告業務を開始することを決定した。関連事項について下記のように通知する。」とある。

同通知の目的:

同通知を通じて、急患治療・遠隔診断・遠隔治療・遠隔集中治療(ICU)・漢方医学治療・病院管理・疾病のスマート管理・健康管理という8つの主要な方向をめぐって、全ての地域、全ての機関において5Gの応用シナリオのイノベーションを奨励する。
パイロットプロジェクトの遂行によって、 5Gテクノロジーを活用したヘルスネットワークインフラストラクチャの変革と改善を促進する。医療健康機器と応用アプリケーションの革新によって、複製可能なおかつ広範に推進可能な新しい5Gスマート医療健康の新製品・新業界・新モデルを育成する。

実施段取り:

5Gテクノロジーの利点を十分に活用するために、医療健康産業における5Gテクノロジーの応用シナリオの充実に焦点を当てるために、工業情報化部と国家衛生健康委員会では、バックボーン的な企業を募集し、5G ﹢医療健康分野のモデルプロジェクトを推進する。中国5Gスマート医療健康イノベーション開発の主力を育成する。

具体的には、工業情報化部と国家衛生健康委員会が優れたパイロットプロジェクトについて様々な形にて支援し、その宣伝も強化する。各地域において現地の状況に見合った関連支援資金・プロジェクトなどの支援にて支持する。申請者がパイロットプロジェクトの業務が円滑に遂行できるための良好な条件を提供する。

文章・画像の引用先:
https://www.miit.gov.cn/zwgk/zcwj/wjfb/txy/art/2020/art_36fdd2f6d5be42c282362bd2bea6dbb6.html
http://paper.cnii.com.cn/article/rmydb_15789_297350.html

2021年以降の中国5Gの方向性と通信事業者の方針②

5G建設への3つの方針と3つの指示

世界5G大会には、国家発展改革委員会副秘書長である蘇偉氏も出席し、発言した。
同氏によると、5Gの発展について関連行政部門にて活発な議論が行われている。以下が重点となる。

3つの重点:
1.政策保障の強化
2.ネットワークの建設
3.融合型のイノベーション

3つの行動指示:
指示1.5Gネットワークの完全化
指示2.5G応用の躍進
指示3.5GWinWinな関係

指示1:中西部と東部地区のネットワークシステムの健全化を図り、5Gネットワークの質とレベルを向上させる。

指示2:5Gという一つの産業が百の産業をリードするメリットを十分に発揮させるように、公共空間でのオープン化を推進し、5G応用のイノベーションを促進する。有効なサービスにて内需を拡大する戦略をとる。

指示3:5Gの発展はグルーバル化から切り離せないため、科学覇権を反対し、実際の行動をもって世界各国、各関連組織と協力し、オープンな発展を持続する。

各通信事業者による2021年の計画と方向性発表

中国電信:

2020年にて5G利用者がもっとも多く獲得できている。2021年も共同構築と共有を順守し、5Gネットワークの建設を拡大していく。カバレッジエリアの拡大に積極的に取り組む。

2021年、China Radio and Televisionは、州都、市と郡、および大都市をカバーする共同建設と共有を通じて、700Mbps共有中間周波数ネットワークの5Gネットワ​​ークを積極的に推進します。チャイナモバイルはまた、2021年に全国の都市、郡、およびいくつかの主要な町で良好な5Gカバレッジを達成し、3 + 3 + Xデータセンターのレイアウトを改善し、クラウドネットワーク、クラウドデータ、クラウドインテリジェンス、およびクラウドエッジの統合を深めると述べた。

中国聯通:

むこう3年以内で5Gネットワークの大規模な展開を完成すると宣言した。
中国聯通5+N+1イノベーションシステムによる5G情報インフラによってスマート交通に貢献する。都市交通AI、交通ビッグデータ、車路協同プラットホームなどの技術に取り組む。

中国移動:

2021年には全国の都市、県地域及び一部の重点郷鎮地域まで良好な5Gカバレッジを実現する。3 + 3 + Xデータセンターの配置をし、クラウドネットワーク、クラウドデータ、クラウAI、クラウドエッジの統合を深めると示した。同時に4Gサービスのクオリティーも維持する。

中国広電:

「新しいネットワーク、新しい視聴、新しいサービス」を中心に業務展開を行う。
2021年は共同建設と共有を通じて、省庁所在都市、市と県及び郷鎮地域までカバーする700MHz周波数の5Gネットワークを積極的に構築する。5G NRラジオ、VR/AR浸透型体験などの新しい視聴サービスを提供する。辺境地域の沈下市場のデジタル化の普及を推進する。

文章・画像の引用先:
http://www.ce.cn/xwzx/gnsz/gdxw/202011/27/t20201127_36055612.shtml
http://finance.china.com.cn/roll/20201130/5442471.shtml
http://www.chinanews.com/gn/2020/11-26/9348287.shtml
https://www.sohu.com/a/435287230_505884
https://new.qq.com/omn/20201126/20201126A0AQL000.html

2021年以降の中国5Gの方向性と通信事業者の方針①

11月26日、広州市にて行われた世界5G大会が開催された。中国国内年内最後のイベンドとなる本大会では、5Gのポジションニング及び来年以降の方向性が発表された。

5Gのポジショニング

大会では、5Gが新しい科学革命と産業革命の重要なエンジン役として位置づけられている。研究機構や業界専門家達によると、5Gがビッグデータセンター、AIと工業インターネット等一連のインフラと連動し、各産業のデジタルトランスフォーメーションを加速させ、サプライチェーンの川上・川下及び各業界への応用投資を引き起こすことになる。2025年までには累計3.5万億元の投資規模になるという。

https://mp.weixin.qq.com/s/Rzxw_888AbqimVo_oXUDSA

2021年の方向性

工業情報化部副部長の劉烈宏氏が来年度以降の方向性について触れた。
現在、工業情報化部が各通信事業者と来年の基地局建設計画を制定していると明らかにした。来年度は事業者間の共同建設に積極的に取り組み、高速・移動・安全・広範にアクセス可能な新型インフラの構築を加速する。

同時に、5G技術の研究開発試験をさらに推進し、チップモジュールの研究開発も強化して5Gスマート端末等の開発を促進する。

5G関連の最新データ

一連のデータも公表された。
中国では既に70万強の基地局を建設し、その97%が既存の基地局にて拡張したものになっている。5G端末接続数が1億8000万を超えた。市場投入許可を得ている5G端末数は253モデル、うち5G携帯電話機は218モデル、5G携帯電話機価格が1500元(約22000円)前後になってきている。

文章・画像の引用先:
http://www.ce.cn/xwzx/gnsz/gdxw/202011/27/t20201127_36055612.shtml
http://finance.china.com.cn/roll/20201130/5442471.shtml

中国移動は香港にて5G SAを起動!

中国人民郵電報など複数のメディアによると、中国移動香港有限公司(中移香港)が11月26日に香港にて5G SA独立型通信網の起動を発表し、香港初の5G SAサービス提供事業者になったという。

https://view.inews.qq.com/a/20201127A0F9F700
中移香港中環旗舰店クラウドゲームエリア画像

5G SA独立型通信ネットワークはeMBBサービス以外、5G SA独立網のネットワークスラシング技術も支持している。中移香港は企業向けにスラシングサービスを提供可能で、ネットワークからEnd to Endのバーチャル専用ネットワーク(ローカル5G)の構築が可能になった。スライシング毎に、オーダーメイド・End to End・隔離性の3つの特徴があり、多元化したネットワークの提供を可能にした。スライシング間の干渉などはなく、業務安全と品質保証ともに向上しているという。

https://view.inews.qq.com/a/20201127A0F9F700
2020年3月31日中移香港5Gサービス起動セレモニの画像(当時は5G NSA型からのサービス展開)

文章・画像の引用先:
http://www.cnii.com.cn/rmydb/202011/t20201130_235199.html
http://www.cww.net.cn/article?from=timeline&id=479739&isappinstalled=0
https://www.miaosong.cn/keji/195032.html
https://view.inews.qq.com/a/20201127A0F9F700

中国5G料金プランUserの割合(1〜10月迄)

中国移動社と中国電信社の2020年1月から10月までの5G利用者割合について発表された。もう一社の中国聯通が依然として公表していない。

https://mp.weixin.qq.com/s/oMLYDTNXixlBjuQqxRi8vA

集計は1月から10月31日までのデータを用いている。単位は億人となる。
左から、月、携帯電話利用者、5G料金プラン利用者、5G利用者の割合の順である。

中国移動はトータル約9.5億のうち、5G利用者は1.3億、中国電信は3.5o億のうち、5G利用者は約7200万ではあるが、5G利用者の割合では中国電信が20.56%と遥かに高い。

5Gサービスがスタートしてわずか一年、SA通信ネットワークの商業化を前にして大きな市場を確保していると言える。

文章・画像の引用先:
https://mp.weixin.qq.com/s/oMLYDTNXixlBjuQqxRi8vA

中国のローカル5G②

IMTー2020 5G推進組2020年度『5Gイノベーション白書』より引用
左から工業インターネット、医療、スマート交通、その他、スマートシティ、バラエティ娯楽、スマート教育、公共安全と危機管理、スマート旅行、スマート電網・エネルギー、スマート金融、スマート農業、スマートエコ環境、物流ロジスティック、スマートホーム

ローカル5Gに対して一向に淡々としてきた態度の背後には意外な思惑があるようだ。

ローカル5Gへの積極的な部分とそうでない部分がある

サービス提供主体にこだわるメリットは3つ

工業情報化部幹部層にてローカル5Gに対する慎重な意見がここ数年議論されている。
その代表的なものとして、
「ローカル5Gバンドの申請には慎重な判断が必要。
何故なら、5G時代では、通信事業者は5Gネットワ​​ークスライシングを利用して各産業の多種多様なニーズに応え、専用ネットワークの支持も可能であり、その品質も保証される。通信事業者主導型のローカル5Gサービスを展開することによって、1)周波数資源の節約と、2)通信事業者のプロフェッショナル的処理能力をフルーに発揮すると共に各産業への集約度合いの向上も図れる。3)ネットワークのセキュリティー問題も避けやすい。」

だから、地方政府を含め民間ベンダー向けの免許制実施はなされてこなかった

しかし、だからといってローカル5Gやらない訳ではない

ポイントはここにある!

現に2019年から今年11月末時点の傾向を見ると、深センや各地の地下鉄内でのローカル5Gネットワークなどではネットワークスライシング技術とWiFi6を融合したローカル5Gネットワークを構築してきているケースが見られる。
一方で、ローカル5Gを工業インターネットと結合して発展させてきている印象が強い。

中国「ブルーミングカップ(綻放杯)」5Gユースケースコンテスト

このコンテストは2018年から毎年開催し、今年度は3回目となる。
今年は全国30の省、自治区、 直辖市から2388となるシンクタンク、産業界と政府機関から合計4289件の応募件数があった。

過去2年と比べて著しく伸びているのは工業インターネット、スマート医療、スマート交通。
2020年応募件数の31%が既に商業化しており、53%が既に開発済みから商業化に向けた試運転の段階にあることがわかる。
ここ3年間の新しいテクノロジー利用率では、AI、Bigdata、エッジコンピューティング、クラウド、バーチャル専用ネットワーク(ローカル5G)が上位トップ5となる。
2018年から2020年までのコンテスト応募者割合では、いずれも通信事業者がもっと高く、本年度では70%を超えている。

IMTー2020 5G推進組2020年度『『5Gイノベーション白書』より引用
IMTー2020 5G推進組2020年度『5Gイノベーション白書』より引用
上からAI、Bigdata、エッジコンピューター、クラウド、バーチャル専用ネットワーク()
IMTー2020 5G推進組2020年度『5Gイノベーション白書』より引用
左から通信事業者、サードパーティソリューション業者、利活用企業、個人・団体、シンクタンク・産業界協会、設備メーカー、端末メーカー

よって、

現時点の暫定的な結論:
ここ2年弱の傾向からみて、
中国のローカル5Gにおいては、専用バンドの決定はまだなされていないものの(11月初旬の調査結果に対する反応はこれからの可能性もあるが)

サービスそのものは各地にて猛ダッシュで進んでおり、既に全国展開している段階まできている。
そして、そのサービス提供主体となるのは、
「通信事業者」。

筆者から見て、免許制実施に当たって国の実情にあった形も重要と思う。何故ならば、社会一般にローカル5Gの申請・運営をオープンしても実際うまく運営できるケースの確率が果たしてどのぐらいあるのかも、考えなければならない課題。
中国のこの推進方法は果たして有効なのか?その検証は時期尚早である。
しかし、個人的には中国の実情に合っているように思える。

文章・画像の引用先:
http://www.idc311.com/5G/123843.html
https://k.sina.cn/article_1892507065_70cd5db90190104rv.html?from=tech&kdurlshow=1&cre=wappage&mod=r&loc=3&r=0&rfunc=1&tj=wap_news_relate&wm=4007

CAICTがAlibabaクラウドとスマート交通、自律運転等にて協力契約締結!

11月20日、CAICT(中国工業情報化部直轄情報通信研究院、China Academy of Information and Communications Technology)がAlibabaクラウドが正式な協力協定を締結した。
今後、スマート交通、車路協同、自律運転、スマート旅行等の分野において緊密な協力関係を発表し、カーインターネット関連新技術と交通業界の深い融合を促進するとした。
締結現場では、CAICT副院長である王志勤(左)と、アリババクラウドスマート交通ロジスティクスの総経理である羅岳衡氏が代表として契約に署名した。

2020年4月20日の報道によると、Alibabaクラウドは未来3年間を通じてデータセンターの建設に2000億元を投資するとし、これまでは世界21の区域にて100以上のクラウドデータセンターを設置しており、3年間で2000億元の投資は現有のデータセンターとサーバー規模より3倍増やすということを意味し、世界最大のクラウドインフラになる見込みだ。

文章・画像の引用先:
https://mp.weixin.qq.com/s/XCWC4TaGK8_wv-dOVk2n7g
http://www.3snews.net/enterprise/363000065897.html
http://www.caict.ac.cn/email/hydt/202004/t20200421_279939.html

中国一の医師鐘南山氏が「今回のCOVIDー19対策には情報通信技術が非常に強力に支援している」

https://www.thehour.cn/news/412706.html

11月23日午前、浙江省烏鎮にて「世界インターネット大会・インターネット発展フォーラム」が「オンライン+オフライン」にて開催された。

世界20を超える国と地域から500人を超える代表者が参加し、習近平が祝電を送った。
COVIDー19のパンデミック以来、遠隔医療、オンライン教育、共有プラットフォーム、共同オフィスなどが登場し、広く活用されるようになった。インターネットは、さまざまな国の経済回復を促進し、社会活動を確保し、国際的な疫病対策において重要な役割を果たしてきたと言及した。

中国疫病学の専門家、中国一の医師である鐘南山氏もオンラインにて挨拶した。
鐘氏によると、
「今日において、ビッグデータ、クラウドコンピューティング、人工知能などの技術が輸送、医療、教育、科学研究などの分野との深い統合を加速させており、社会全体の情報化の変革と向上を促進している真っ最中である。
特に今回のCOVIDー19対策、とりわけ疫病のクラスター発見と管理には情報通信技術が非常に強力に支援している。状況の調査と判断、情報共有から疫学分析においても巨大なを発揮してきた。本日のメインフォーラムのテーマは「デジタルエコノミーと科学的に対策」であるので、この会議では「人々を第一に、命を第一」ということを守らなければならない。」

と言明している。

文章・画像・動画の引用先:
https://www.sohu.com/subject/321799?trans=000014_bdss_dkhlwdh2020
https://www.thehour.cn/news/412706.html
https://caijing.chinadaily.com.cn/a/202011/24/WS5fbc573ea3101e7ce97313bc.html
http://www.ccidcom.com/yaowen/20201124/c6M1sommDeTxJ1GPF17xidxfb5vx0.html

中国5G +工業インターネット利活用の成果展示

http://www.gov.cn/xinwen/2020-11/19/content_5562752.htm#allContent
http://www.gov.cn/xinwen/2020-11/19/content_5562752.htm#allContent

昨日から開幕した2020年中国5G +工業インターネット成果展示について政府公式サイトや各種メディアにて大きく取り上げられている。開幕式は本日11月20日となっているため、メインとなるカンファレンス関連が注目されている。


通信事業者ブースではスマート工場、スマート鉱山、自動運転飛行器、Dongfeng汽車ブースでは自動運転バズ、HUAWEIブースではスマート製造、スマート港湾などが報道されている。

http://www.gov.cn/xinwen/2020-11/19/content_5562752.htm#allContent
http://epaper.gmw.cn/gmrb/html/2020-11/20/nw.D110000gmrb_20201120_3-08.htm
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1683746444378218798&wfr=spider&for=pc
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1683746444378218798&wfr=spider&for=pc
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1683801953815752974&wfr=spider&for=pc
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1683801953815752974&wfr=spider&for=pc
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1683801953815752974&wfr=spider&for=pc

文章・画像の引用先:
http://www.gov.cn/xinwen/2020-11/19/content_5562752.htm#allContent
http://epaper.gmw.cn/gmrb/html/2020-11/20/nw.D110000gmrb_20201120_3-08.htm
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1683801953815752974&wfr=spider&for=pc
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1683746444378218798&wfr=spider&for=pc