中国広電社省レベル地域会社の改名

中国広電社は5Gサービス開始に向けて着々と準備を進めている。
5月17日、中国広電総経理梁暁涛氏が同社の最新状況を発表したことを受けて、通信産業網が同社の省レベル地域会社の改名状況を整理した。

左側は原名、右側は改名後の名称になる。うち、10社が「中国広電」に省名を並べた形での改名を一部完成し、他が改名進行中であることが確認できる。

http://www.ccidcom.com/yaowen/20210524/dlpHqUrLKkv3c6MHp18cwt2y5qan8.html

中国広電は、元々中国の「三網融合」(通信・インターネット・放送の融合)を図るために2014年4月に正式設立されていたが、長年、組織の巨大化問題を抱えていた。「三網融合」のスローガンを掲げながらも中国のラジオ・テレビシステムは「四級方針」といった地域分割の運営状況が続いた結果、中国31の省地域で約3億世代の市場をそれぞれ中央・省・市・県という4つの行政レベルにわたって、計1000以上のテレビ、ラジオやCATV会社がそれぞれによって運営していた。

解決の糸口と見込まれたのが2020年9月24日の中国広電網絡株式有限公司(China Broadcasting Network)の設立であった。「全国一網統一」と言って、1000以上あるCATV会社を1社に統括し、ケーブル通信網と5G通信網の統合で新しいサービスの実現を目指している。2020年12月31日に全国省地域レベル会社の体制を整え、今回の改名がその2段階となる組織的改編として捉えることができる。

引用:
http://www.ccidcom.com/yaowen/20210524/dlpHqUrLKkv3c6MHp18cwt2y5qan8.html

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