北京市で5.64万の5G基地局開通済み

https://mp.weixin.qq.com/s/nOPCKiUBa7V_UXqI5kgvOg

北京市経済情報化局(原語:北京市経済和信息化局)が本日、北京市の5G基地局などの情報を発表した。

「北京市では5.64万基の5G基地局を開通済み、自動運転の測定道路が268万キロ突破、3万台に上る無人配送車が時期に路上に出る予定、超高画質ライブ中継が冬オリンピックのスタジアム内にて実施など、インフラからビジネスモデルの応用など、5Gが全ての産業のデジタルトランスフォーメーション推進を後押し、北京市のデジタル経済が着実に進んでいる。
来年には本市における5G関連産業による売り上げが2000億元(約3兆2000億円)とな利、情報サービス業、遠隔医療、超高画質ムービや無人配送などの新業態では1兆元(約16兆円)超規模になる見込みだ」という。

引用:
https://mp.weixin.qq.com/s/nOPCKiUBa7V_UXqI5kgvOg

『中華人民共和国データ安全法』成立、9月1日より施行

http://www.gov.cn/xinwen/2021-06/11/content_5616919.htm

6月10日、中国全人代常務委員会でデータ管理規制を強化する「データ安全法」が成立した。9月1日より施行するという。

引用:
http://www.gov.cn/xinwen/2021-06/11/content_5616919.htm
https://mp.weixin.qq.com/s/NFDLlrYH9SIXVy1lzaiLqQ

中国5G基地局が85万近くに達している

https://www.miit.gov.cn/xwdt/gxdt/ldhd/art/2021/art_88620c070ef34e97802a9a291f6479ec.html

工業情報化部公式サイトからの情報によると、近日の5Gセキュリティ全国テレビ電話会議で最新の中国5G基地局数が発表されていた。中国5Gネットワークの構築が着実に進み、既に85万局近くの基地局が設置されているという。

引用:
https://www.miit.gov.cn/xwdt/gxdt/ldhd/art/2021/art_88620c070ef34e97802a9a291f6479ec.html

四川省が『5Gネットワーク構築と応用の発展行動計画(2021-2023年)』発表

人民邮电报:http://paper.cnii.com.cn/article/rmydb_15916_302185.html

6月9日の中国人民郵電報には「四川省が『『5Gネットワーク構築と応用の発展行動計画(2021-2023年)』を発表」と題する記事があった。

同記事によると、四川省は3年間をかけて省内5G基地局数と5Gネットワークのカバーエリアを共に向上させることが決定し、5つの具体的な項目が実現するとある。
1)西部地区最大の5Gネットワーク。
2)5G+工業インターネットの深度融合。
3)5Gエコシステムの形成。
4)5Gの応用。
5)5Gセキュリティの向上。

引用:
http://paper.cnii.com.cn/article/rmydb_15916_302185.html

2021年中国C-V2X応用実験計画

IMTー2020(5G)推進チームとCーV2X業務チームがCAICT等部門と連携し、北京市、合肥市、武漢市と広西チワン族自治区に位置する柳州市の4箇所にて合計4期にわたる大規模なIoV用CーV2Xの実験を予定しているという。

http://www.cww.net.cn/article?from=timeline&id=487136&isappinstalled=0

5月29日、北京市にて1CーV2X車載端末(OBU)と試験場内のRSUを利用して交差点内にて大規模な実証実験を行った。

第一期となる今回の北京市の実証実験では、車両の停止状態・走行状態、道路の渋滞・非渋滞、道路の遮蔽・非遮蔽などそれぞれの状態にてテストを行い、実験結果の検証も行なったという。7月には合肥市、9月には武漢市、11月には柳州市にて継続的に展開していく予定だそうだ。

引用:
http://www.cww.net.cn/article?from=timeline&id=487136&isappinstalled=0

中国でローカル5Gのような専用周波数の検討はない?!『工業インターネットとIoT無線周波数使用指南(2021年版)』に関する通知

6月1日、中国工業情報化部(MIIT)より「『工業インターネットとIoT無線周波数使用指南(2021年版)』に関する通知」が公布された。

https://www.miit.gov.cn/zwgk/zcwj/wjfb/qt/art/2021/art_9b8e1e5711c54cec9ca0cda73ac36c40.html
https://www.miit.gov.cn/zwgk/zcwj/wjfb/qt/art/2021/art_9b8e1e5711c54cec9ca0cda73ac36c40.html

ポイント1:5G公衆移動通信網をメインとし、その他をサブとする

通知では、「公衆移動通信」と「専用移動通信」の表現を用いながら、
「工業インターネットとIoTの遍在化・個性化・オーダメイド化しつつあるニーズに応えるため、多種多様な応用シーンと周波数資源の合理利用を図るために、5G公衆移動通信網をメインとして利用し、その他をサブとして工業インターネットとIoT業務の展開を奨励する」と明示している。

ポイント2:公衆移動通信の「帯域使用許可」について

公衆移動通信には2G、3G、4G、5GにNB -IoTとeMTCも含まれる。
「MNO(Mobile Network Operator)が公衆移動通信帯域を使用する場合は、国家無線電管理部門にて審査し、許可する。MVNO(Mobile Virtual Network Operator)が公衆移動通信帯域を使用する場合は、帯域を申請する必要はない」とある。

ポイント3:専用移動通信の帯域と「帯域使用許可」について

専用移動通信とWLAN用帯域については、いずれも公布のあった現行帯域のみの発表であった。専用移動通信帯域を使用する場合は、帯域使用計画に沿って国家或いは省無線管理部門に申請し、許可を受ける必要がある。

専用移動通信には以下の4つが含まれている。
230MHz(電力・ガス・防空・水道等関連部門用)、
1400MHz(電子政府・公共安全・社会治安・危機管理等部門用)、基本的に省無線管理部門に申請する。
1800MHz(交通・石油等部門用)、基本的に省無線管理部門に申請する。
5900MHz(LTE -V2Xをベースとしたインテリジェントコネクテッドカー用)、原則的に国家無線部門に申請するが、内容にって省無線管理部門も可。

WLANには、2400MHz、5100MHzと5800MHzが含まれている。
2400MHz(2400−2483.5MHz)、
5150-5350MHz(屋内のみ)、うち、5250-5350MHz帯域はDFS機能付きのみ可、
5725-5850MHz

この通知は昨年から要請が次第に高まってきた、5Gプライベートネットワークやローカル5G類似サービスへの専用帯域の交付要請に答えた形の政策的指示であると筆者は考える。6月1日に公布されて12時間ほど経った中(本記事投稿時点)、中国の業界からはMIITがドイツ、日本と韓国のようなローカル5G専用周波数の検討はしないことを意味しているのではとの見方が多いようだ。

引用:
https://www.miit.gov.cn/zwgk/zcwj/wjfb/qt/art/2021/art_9b8e1e5711c54cec9ca0cda73ac36c40.html
https://www.miit.gov.cn/cms_files/filemanager/1226211233/attach/20216/6f2d2602200448009b156a1e7863d8c2.pdf

中国広電が2年以内に700MHz 5Gカバレッジを実現

5月27日から30日まで中国北京にて「2021第28回中国国際ラジオテレビ情報ネットワーク展覧会」が行われている。

初日のメインセッションにて中国広電董事長宋起柱氏がプレゼンし、中国広電の「全国一網」体制が整えつつ、ケーブル+5Gの発展モデルが確立しつつあると説明し、向こう2年以内で700MHzベースの5Gネットワークのカバレッジを実現すると明かした。

同日プレゼン資料

引用:
https://www.163.com/dy/article/GB0S7LI00511IS7I.html

中国聯通が法人向け5Gサービスを発表!

5月21日、中国聯通社が広州市にて法人向けに「5Gデジタルプラットフォームサービス製品発表会」を開催し、革新的な5Gアプリケーション「聯通曇犀」を発表した。

法人ビジネス用電話向けのワンストップワークサービスソリューションを提供し、企業のデジタル化を支援するとある。中国聯通社副総経理である梁宝駿氏が記者会見でスピーチを行い、300人近くの業界専門家と企業代表が出席した。

今回の発表では、「中国聯通がSIMカードの帰属地と料金請求の制限をなくし、業務用フローを最デザイン化することによって、法人顧客にとってワンストップワークサービスを実現した。『聯通曇犀』のリリースがロジスティクスや配達業、オンライン教育、eコマースプラットフォーム、住宅改修、金融と保険、公共サービス等の企業のデジタルトランスフォーメーションにとって有効なツールとなる」とあるが、新しいサービスの実用性について検証する必要があると思われる。

引用:
http://www.cnii.com.cn/rmydb/202105/t20210525_280644.html
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1700428746462069293&wfr=spider&for=pc

中国広電社省レベル地域会社の改名

中国広電社は5Gサービス開始に向けて着々と準備を進めている。
5月17日、中国広電総経理梁暁涛氏が同社の最新状況を発表したことを受けて、通信産業網が同社の省レベル地域会社の改名状況を整理した。

左側は原名、右側は改名後の名称になる。うち、10社が「中国広電」に省名を並べた形での改名を一部完成し、他が改名進行中であることが確認できる。

http://www.ccidcom.com/yaowen/20210524/dlpHqUrLKkv3c6MHp18cwt2y5qan8.html

中国広電は、元々中国の「三網融合」(通信・インターネット・放送の融合)を図るために2014年4月に正式設立されていたが、長年、組織の巨大化問題を抱えていた。「三網融合」のスローガンを掲げながらも中国のラジオ・テレビシステムは「四級方針」といった地域分割の運営状況が続いた結果、中国31の省地域で約3億世代の市場をそれぞれ中央・省・市・県という4つの行政レベルにわたって、計1000以上のテレビ、ラジオやCATV会社がそれぞれによって運営していた。

解決の糸口と見込まれたのが2020年9月24日の中国広電網絡株式有限公司(China Broadcasting Network)の設立であった。「全国一網統一」と言って、1000以上あるCATV会社を1社に統括し、ケーブル通信網と5G通信網の統合で新しいサービスの実現を目指している。2020年12月31日に全国省地域レベル会社の体制を整え、今回の改名がその2段階となる組織的改編として捉えることができる。

引用:
http://www.ccidcom.com/yaowen/20210524/dlpHqUrLKkv3c6MHp18cwt2y5qan8.html

ZTE、中国聯通、クアルコム等が5Gミリ波+8K高精細映像の超高速伝送を実現

5月21日〜22日、米クアルコムのQualcomm China Tech Day 2021が北京にて開催され、初日にてZTE、中国聯通、クアルコムとTVU Networksが実験室にて26GHz(n258)周波数+8K高精細映像の超高速伝送を実現したと発表し、デモを展示した。

今回はIMT-2020推進組と中国聯通の技術的指導の下にて行われ、26GHzミリ波帯域と900MHz LTE帯域のデュアルコネクティビティを採用し、ミリ波の上がり通信が930Mbpsに達していた。

引用:
http://www.cww.net.cn/article?id=487020
http://www.hnetn.com/html/2021-5-23/202152314466972_2.htm
https://mp.weixin.qq.com/s/n0zTHt56-aeojMwPlnH0IA
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1700382668909613924&wfr=spider&for=pc